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 「まかちょーけ 興南甲子園春夏連覇のその後」(松永多佳倫著、集英社文庫、2020)を読んでいる。
 2010年、沖縄・興南高校が成し遂げた史上6校目の甲子園春夏連覇。島中が歓喜と興奮に包まれた。あれから10年。プロに進んだエース、大学在学中に公認会計士試験に合格した元選手、辺野古生まれの幼馴染、沖縄から高校野球を変えようと強き信念を持ち続けた監督など、多士済々の選手や監督のその後に迫る。あの熱狂をもう一度。(カバー背表紙から)
 ――というもので、興味深く読ませてもらっている。

 その第4章は「本音の辺野古 我如古盛次」で、そこには連覇メンバーのキャプテン我如古盛次とライト5番の銘苅圭介はともに名護市久志の出身とあり、「2020年の今年、春夏連覇の偉業を讃えて我如古と銘苅のモニュメントが久志に建てられる予定だ」と書かれていた。

 興味が湧いたので調べてみると、それは2020年11月1日に完成していて、琉球新報には以下のような記事が掲載されていた。モニュメントは、「久志区野外運動場」に建立されたとある。

 名護市久志は、いつだったか一度集落内まで入り込んで、「久志のガジュマル」や「久志若按司御位牌安置所」などを見たことがある。運動場は、集落の北側にあった「久志公園」のことらしい。
 またいつか沖縄に行く機会には、この地も訪れて、記念碑を見てみたいと思う。
 琉球新報の記事は、次のとおり。


○琉球新報 2020年11月4日
 甲子園春夏連覇メンバーの地元に記念碑 優勝インタビューの名言も刻む

kushi monument 202011
 10年前に春夏連覇を成し遂げた銘苅圭介さん(後列左から4人目)、我如古盛次さん(同5人目)と共に碑の完成を喜ぶ区民ら=1日、名護市久志・久志区野外運動場

【名護】 2010年に興南高校が甲子園春夏連覇した際に主将だった我如古盛次さん(28)=東京都、打線の中軸を担った銘苅圭介さん(27)=那覇市=の活躍をたたえる記念碑が、2人の地元・名護市久志区の運動場に完成した。1日、除幕式が行われ、2人や区民が完成を祝った。
 連覇から10年の節目に碑を建立し、子どもたちの目標にしてもらおうと、区の費用で建てた。碑には甲子園での勇姿や優勝インタビューでの我如古さんの「県民で勝ち取った優勝」との言葉が記されている。
 棚原憲栄区長は「小さな区から2人も連覇に貢献したことは誇りだ。2人に続く人材が育つことを期待する」と述べた。子ども会代表の金城佑采(ゆあ)さん(14)は「私も夢をかなえるため努力したい」と誓った。
 立教大から社会人野球の東京ガスに進み2年前引退した我如古さんは現在、東京で会社員として働く。「地域の皆さんのおかげで、共に興南でレギュラーを勝ち取れた。やればできると感じてほしい。碑に恥じぬよう自分も頑張る」と話した。
 現在シンバネットワークアーマンズBBC(浦添市)でコーチ兼選手として活躍する銘苅さんは「田舎でも「できる」と信じていた。久志の子は能力はある。頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。
 風化が進んでいた区の記念碑「根性」も併せて建て直した。