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 このところ毎日、ストレスフリーの朝を迎えています。こうしてみると、仕事を持っていた時代はさまざまなストレスに苛まれていたのだと気づきます。会社の首脳はどう考えているだろうか、交渉相手の考えをこちらのこともわかって変えてもらうにはどういう戦略で臨むか、取引先幹部たちの機嫌を損ねないようにどう立ち回るべきか……などについていろいろと考えを巡らせていました。また、組織が大きいために生じる不必要と思われるまわりくどい手順にも、渋々ながら従ってきたものです。
 しかしもう、そういうことに頓着することはなくなりました。
 百歳を過ぎた人に聞いた「長寿の秘訣」のひとつに、「嫌なやつには会わないこと」というのがあったといいます。言い得て妙で、加えるならば「嫌なことはしないこと」とも言えるでしょうか。
 逆に、「やりたいことは躊躇なくやる」という積極性も、健全な精神を保つためには重要なことでしょう。人は、なにか目標や楽しみや生き甲斐があってこそ、生きられるものです。

 旅の第2弾として、車旅を始めます。この数日はそれに必要な物品の調達などの準備をしていました。
 「ダイソー」で、着替えや洗濯物などを整理できるようにと買い物かごを3個(これは1個324円)。重ねておけばかさばらないだろうと考えて。ほかにはドアガラス用サンシェード、メジャー、爪切り、ハサミ(小)、マルチケースを入手。
 「ニトリ」で、車旅用マットレスを調達。最安のウレタンマットは薄過ぎてダメ。むしろポリエステルでできている敷布団がそれよりも柔らかくて寝心地がよさそうだし価格もそこそこ。車旅は体が痛くならないようにすることが最大のポイントだと思っているので、多少かさばるのを我慢してそちらのほうを選択しました。
 次に、「ケーズデンキ」で携帯用のラジオを2千円ほどでゲット。
 さらに、ホームセンター「サンデー」で、ランタンを下げるのに使うS字フックを探します。目的物は小さいのに店は広くて見つけられず。店員に訊いてようやく見つけました。これで概ね必要なものはそろったでしょうか。
 なに、足りないものがあれば途中で調達しながら進めばいいわけです。

 ちなみに第1回目の車旅は、房総半島方面を攻める方向で考えています。ゆっくり回って1週間程度なのかな。どこに泊まるか、何日間とするかなどはまったくの無計画。仕事を辞めたらそういう「終わり」が決まっていない旅というものがしてみたかったのです。

 そして、クルマへの荷物の積み込み。寝具、着替え、風呂用品、各種機材などを車内に移動。うまく空間を利用すれば案外入るものです。
 あとは今夜、大雑把なルーティングをして、いよいよ出発です。
 行ってきま~す♪

nambou1 201904
 今年6月26日から7月24日までの29日間、北海道を旅してきました。
 その状況については、記憶が鮮明なうちにと旅の最中から書いてきましたが、旅から帰ってからもそれに画像を付け、ブログに掲載するための諸作業をして、本日、全作業を完了しました。
 旅の記録は順次アップロードを始めていますが、使用画像816枚、9ポイント2段組みのWORD文書にして187ページ、ブログ記事数にして64本の大ドキュメント。
 ここまでの作業は長かったですが、頭の中でまだイメージできるうちに終えることができたのはよかったです。
 これから順次、このブログにアップロードしていきますので、我慢強く読んでいただければうれしいです。

5776 wakkanai 201908
元気に走ってくれた旅の道連れのフォレスター。(稚内の北防波堤ドーム前にて)

 今回の旅は、天候に恵まれたとは言えませんでしたが、北海道のバカでかさを身をもって感じることができました。
 幅の広い碁盤状の道路、地震災害から復興中の町、炭鉱が廃れて町の状況が一変してしまった道央の自治体、旧日本陸軍が駐屯していた大都市、花畑がきれいな丘陵が印象的な地域、樺太からの引揚者を船で受け入れていた町、冬になれば海が流氷に覆われる地域、自然と共存して生活する半島の集落、北方領土が見える北の町、湿原と昆布漁が目立った地域、開拓の歴史が息づく町、鉄道が災害で不通になっても開発が進む町、観光客が幅を利かせる港町、かつては鰊漁で栄えた歴史を大切にしている町、北海道の入り口として変貌を続ける南の市、霧で見えなかった湖や山脈……。印象的な場面をいくつも見てきました。

 そして今回の旅は、仕事を辞してフリーとなったこの4月から数えて既に4回目の旅となったので、退職したばかりの頃に感じていた「第2の人生のスタート」とか「意義のある日々を目指す」とか「護送船団から離れての自己責任」とかの気負いや緊張感からはある程度自由になることができ、60歳でふらふらと巷をさまよっている自分に後ろめたさを感じることもそれほどなくなりました。いい意味で、妙な肩の力が抜けてきたと言っていいのでしょう。

 しかし一方で、こういった旅の日々にずっぽりとはまってしまってはいけないことも十分自覚しているつもりです。他人の目など気にしないかのような薄汚い恰好や立ち居振る舞いを見せる、半ば旅が日常生活となっている車旅人間や、すっかり弛緩した表情でガイドに連れて行かれるままになっている高年夫婦などを、旅のあちこちで見かけました。
 つまり彼らは、旅をすることの意義をすでに失っているか、のっけから理解していないか、そのどちらかの人種なのではないか。
 手厳しい言い方になってしまいました。意義など持たなくても、旅はできます。そういう生き方もあること自体はなんら否定するものではありません。しかし、そんな「日常生活」や「時間潰し」は最早、旅と言ってはいけない範疇のもののような気がしてなりません。
 旅をしながら故郷や友を想い、視線の先に景色以外の心象風景を見、足を踏み入れた現地の来し方や行く末をイメージしてみる。そういうことこそが旅を、ひいては自己の感性を豊かにするのではないかと思っています。

 この旅では、これまでの人生で出会ってきた北海道にゆかりのある人々について、関係する地に立って思ってみることができました。出会いから長い年月が経っている者もいますが、彼らは心の中で今も若々しくあることが確認できたし、彼らの人格形成等に北海道がどう寄与してきたのかを想像することは楽しい頭の体操となりました。しかしその一方で、旅の最中に大事な友人が逝ってしまい、夜の車中で一人、そのことに嘆き悲しんだこともありました。
 また、かつて訪れたことのある場所では、当時の印象がすっかり変わってしまっていることに驚き、初めて訪問した場所では、勝手に抱いていたイメージとの違いになるほどそうかと思わされたものでした。
 こうでなければ旅は充実しているとは言えないし、楽しくないではありませんか。

 そういう旅をするためには、行き先のことを事前によく知ることがとても大切だと痛感しています。8月は夏本番を迎え、今は現役世代とその子たちのための日々でしょうから、その間リタイア組は家で雌伏して旅先の研究を進め、9月になったならまた次の旅に出ようかと考えています。
 9月はまだ暑い日々が続いているでしょうから、期間としては長くても2週間ぐらいにとどめて、紀伊半島あたりを目指してみるのはどうかと思っているところです。

 少し間が空いてしまいましたが、3連休の最終日の9月23日、琉球フェスティバルを観るため、日帰りで上京しました。
 日比谷野音を会場に毎年開かれている琉球フェスティバルにはいつも当日券で参加します。今年も台風が関東地方を直撃する可能性があったので前日までどうしようか迷いました。

 6時前に起きて東京地方の気象と新幹線の運行状況を調べると、東京は午前中はそれほどよくないが急速に回復して18時以降は降水確率0%、新幹線も問題なし。となれば、琉フェスには行くしかありません。ちゃちゃっと準備をして、9時の新幹線で東京へ行くことに。

 琉フェス以外には特にイベントを持たないまま上京してしまったので、開場する夕刻近くまでは街歩きをします。気温31度の予報のもとで歩くのは体力づくり的な意味ぐらいしかありませんが、時間はつぶさなければなりません。

 正午過ぎ、浜松町駅で降りて歩き始め、芝大門、増上寺を見学し、そのまま有楽町へ。

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増上寺と東京タワー

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徳川家霊廟へと続く道沿いにはたくさんのお地蔵様があった

 暑くて汗が猛然と噴出したため、新橋ガード下にあった「日高屋」にしけこんで、昼食がわりにビール中瓶に餃子とつまみ3種盛りを合わせて昼飲みをしました。ここでもうひと飲みして〆に何か食べてもいいのですが、せっかくならば別のところで食べようといったん退出。

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たくさん汗をかいたので、昼からビール

 烏森神社を参拝するなどして腹ごなしをして、ニュー新橋ビル内の名物店「むさしや」でオムライス750円を食べました。

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烏森神社。ちっちぇー

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ニュー新橋ビル内名物、「むさしや」のオムライス

 カウンター席が通路と境なく並んでいて、その席が空くまで通路で並んで待っているというシステムがおもしろい。3人の後ろに並んでほどなく席が空いて着席。オムにスパゲティと生野菜が付いて見たところなかなかのサービス感があるが、味わいはまあ普通。
 ニュー新橋ビルで食べるのは「新橋岡むら屋」以来2軒目。2階はずらり中国・韓国マッサージ店が並んでいてそこだけ不思議な空間になっていました。

 琉フェスが終わったのは19時45分。そこから地下鉄で東京駅へと向かい、すぐには入場せず連絡通路を使って八重洲口側に回り、まもなく店仕舞いのため値引き販売が行われている大丸百貨店の総菜売り場で1,080円のおかずが800円になっているのを手持ちのデパート商品券で手に入れて乗り場へ。
 大汗をかいて乗り込んだものの、発車直前に車内販売はないとのアナウンス。は?
 買ったおかずでビールやチューハイを飲もうと思っていたがそれは叶わなかったかと、大宮を過ぎるあたりまでにおかずはあらかた食べてしまいました。
 しかしその後の放送では、車内販売は「やまびこ」はないが「つばさ」はあるとのこと。なんだよ、そう早く言ってくれれば食べないで待っていたのに。
 そう思ったところであとの祭り。宇都宮近くになってようやくやってきた車内販売であまり冷たくないビールとチューハイを買ってようやく留飲を下げたのでした。

 列車は遅れて23時半をだいぶ過ぎてから山形駅に到着。
 駅から歩いて帰宅し、家には24時半前に着。ここから風呂に入って、心と体の興奮が収まるのを待って、2時頃にやっと消灯。
 今日1日でおそらく2万歩以上は歩いたと思う。がんばった自分におつかれさまと心の中で呟いて眠りへ。