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2020.05.01 20200430 木
 6時半起床。天気はいいのだが、外出自粛規制は続いていて、気持ちは鬱々としている。3月初めに沖縄から戻ってからはずっと家にいて、外泊はない。
 当初の予定では4月になったら四国旅に出るつもりだったが、緊急事態宣言が出されて、5月6日以降までは諦めることとなり、その後に期待していた。しかし今、緊急事態は全国一律でさらに1か月ほど延長されることが現実性を帯びてきて、旅はまたもやお預けとなりそうだ。

 仕事を離れたら好きなだけ旅をしようと思って、その1年目となる昨年2019年は年間の半分以上を旅の空の下で暮らしたものだったが、2020年はそれが止まり、急ブレーキがかかってしまった。
 何でこの事態がやっと自由になることができた今なんだよと愚痴りたくもなる。しかしこれが現役時代に起きていたら、多少は公的な部門を職務としていたので、きっと大変だっただろう。報道などで後輩たちの様子を窺うと、次々と起こっている前例のないことに対応しなければならず、幹部たちは昨日の祝日も返上して働いているし、職員たちも連日の時間外勤務で疲れが溜まっているように見える。彼らから見ればいい時期に退職したこちらなんて能天気なものに見えるのだろう。まあたしかに、こんな時代に毎日出勤しなくていいだけ儲けものなのかもしれない。

 旅に出られないこの緊急事態の下では、例年ゴールデンだったはずのこの週間が「ステイホーム週間」と言われるようになったので、この間は毎日本を最低200ページ読むという目標を立てて過ごしている。リタイアしたらたっぷり本を読もうとも目論んでいたので、外がダメならそちらのほうをしっかり実現しようというわけだ。
 先週の土曜日から読書を中心に据え始めてなんとか目標通りに来ているが、毎日200ページをステディに稼ぐのはなかなか骨が折れるというか、読書に充てる時間を日々しっかりと確保しなければならず、ほかのことに手が回り切らなくなるのが課題になっている。

 ほぼ1日に1冊分程度を読む形になっていて、本棚に山と積まれていた未読本がどんどん減っていく。今年は1月からの4か月間ですでに48冊を読み終えるという、自分としてはかつてないすごいペースとなっている。新型コロナさまさまだ。
 残っている「積ん読」の在庫はざっと30冊。読む活字がなくなるのは耐えられないことなので、こうなると少し買い足しておかなければならない。したがって、とりあえず3日前に藤沢周平の文庫本など5冊をウェブ古書店に注文したが、それとても焼け石に水の感がある。

 このところ、安く買えていた古書価格がじわじわと値上がりしており、配送料も高くなってダブルパンチの様相となっている。本体1円+送料257円といった格安のものがぐんと少なくなっているのは残念なことだ。それならば近くのブックオフで100円の文庫本でも買えばいいかと言うと、こちらとて本はあるものから適当なものを選んでいるのではなく、読みたいものを厳選して買っているのであって、そう安直にはいかないものなのだ。

 ということで、本日も朝から読書態勢へ。おっと、その前に読後本のインプレを書いて、運営している2つのブログに記事をアップロードしなければ。

 外出しての昼食は、つけめんを食べるならどこがいいかと考えて、ほぼ10年ぶりにあかねヶ丘の「らーめんぬーぼう三代目店」に行ってみた。
 ガッツリつけめんの大900円。極太麺が400g。ここのつけめんは具材が麺の上に並べられ、見た目がきれいで食欲を刺激する。山と盛られた麺を見て全部食べられるか不安になったが、底のほうに水切のザルがあって上げ底になっていたので、内心ホッとしたりして。(笑) つけ麺とはいえ、このぐらいたっぷりだとずいぶん食べたなあという思いに浸ることができ、満足だった。

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(「らーめんぬーぼう三代目店」のガッツリつけめん大)

 戻ってからは、以前からやるべきだと思っていた、家の中の拭き掃除をする。床や棚の上、細かい細工の部分に溜まった埃が気になっていたのだ。わがつれあいはまめに掃除機かけをするのだが、拭き掃除はほとんどやらないヒトのようなので、ごく稀に、見るに見兼ねて自分が掃除をすることになる。これを義務や労働とは思わずにレクリエーションのひとつなのだと思えばむしろ楽しく、苦にもならない。ただ、一度やり始めたら徹底的にやらないと気が済まないタチなので、がんばり過ぎて指先を荒らしたり終わってからぐったりしたりするので、それなりの注意は必要だ。
 結果としては、予想したとおりみっちり3時間もやってしまった。拭き掃除のほかに、浴室やトイレもきれいに。また、オーブントースターがかなりばっちいので、解体して洗剤で洗浄までやってしまう。ああ疲れた。さあ、今夜の酒はうまいぞ。
 おっと、施設に入っている母から突っ返された加湿器を診なければならない。毀れて点かないと言っていたが、点くではないか。すっかり老いぼれてしまって、何が何だか分からなくなっているのだろうな。続けて運転してみたが正常に作動して問題ないようなので、今度はこちらから突っ返そう。

 風呂で1時間以上汗を流して、19時半前から飲酒。飲みながら見る録画は、NHKの「ニッポン島旅」の長崎県福江島。去年行った大瀬崎灯台と堂崎教会が登場する。あとは下崎山の奇習「へトマト」も。島はいい。見ているだけで気が休まる。
 ほかには「街中華でやろうぜ」を見るが、コロナのために番組制作ができないようで、去年春の録画の再放送で凌いでいる。スポーツ中継もぴたりと無くなり、今、こういう時こそニーズが高まる放送局、特に民放は、まったくやる気を見せていない。


(昨年秋の九州旅で訪れた福江島の堂崎協会)

 夜のニュースでは、安倍首相が緊急事態の期間延長を決断したとの報道。5月7日以降いつまで続くのかは今後決まっていくだろうが、これで少なくとも5月中に車旅を再開することは困難になる。真夏は暑すぎて車旅に向かないのでこの期間は避けるとして、6月に1本入れられるかどうか。悪くすると秋までは動けない状態が続くのかもしれない。……困ったな。

 その後は、まだノルマ達成にはほど遠いページ数しか本を読んでいないので、酔い覚ましも兼ねて読み始める。
 本日の成果は、「狙われた島 数奇な運命に弄ばれた19の島」(カベルナリア吉田著、アルファベータブックス、2018)を140ページ余り読んで読了。これでこの4月は14冊を読んだことになる。
 それと「手がかりは一皿の中に ご当地グルメの誘惑」(八木圭一著、集英社文庫、2019)を読み始めて40ページ。
 ということで、この日はノルマ達成ならずとなった。



 2006年に発刊されたものを、WEB古書店から送料込み655円で入手した良書。
 「第24回新風舎出版賞フィクション部門」の優秀賞受賞作品。新風舎出版賞は、1996年から年2回行われており、フィクション、ノンフィクション、ビジュアルなどの部門でそれぞれ最優秀賞が、そして全ジャンルから最高賞の「出版大賞」が1点選ばれるものになっています。
 2005年の第24回で大城貞俊が受賞した時のフィクション部門の応募作品数は4部門合計でなんと5,894点でした。まあ、選考委員には著名な作家などは入っていず、大部分は新風舎の編集者たちで選んでいるのですが。優秀賞以上は新風舎から出版化されるというメリットがあるようです。(それ以外の作品は著者が自費で出版化)

 酔っ払い救出に向かう代行車。ライトに鮮やかに照らしだされる累々たる人の生老病死。いつしか代行車は闇の中の光明になり、主人公の玉手箱に変貌する。(芥川賞作家 又吉栄喜)

 舞台は那覇、繁華街の松山や桜坂あたり。20年余り勤めた学習塾を辞め、運転代行社に転職した主人公の紀夫。さまざまな人と接する中で思い至ったこととは……? 人生中盤を過ぎたともいえる年代を迎え、あらためて自己に問いかける人間ドラマが叙情たっぷりに描かれています。せわしない世の中、心の一服に最適の作品とも言えるでしょう。気取りのない平易な文章が、気持ちにすんなりと入ってきます。
 以下に、新風舎の選評を引用しておきます。

 大城貞俊「運転代行人」は、沖縄を舞台に耳慣れぬ職業の主人公を通して描かれる人間模様。沖縄市戯曲大賞や具志川市文学賞受賞歴のある作家ならではの鋭い観察眼で多様な人間性を描ききっている。
 酔客の車を代行運転して家まで送り届けるという特殊な職業に就く主人公・紀夫の視点を通して、夜の代行車で出会ったお客たちや家族、同僚らの多様な人間性を描いた秀作。沖縄という特色ある舞台設定も、沖縄出身の著者の手により作品のユニークさを増している。端正な文章で描写される情景は十人十色の生き様をよく伝え、時に感覚的な文章表現を効果的に織り交ぜて完成度を高めている。
 さまざまな人生と出逢うことで、紀夫が自分の人生を誰かの「代行」に終わらせまいと心に誓うラストはさわやかな感動を呼ぶ。

(2020.4.24 読)



   ボーダーインク  1,500円+税
   2013年3月15日 第1刷発行

 「ほんとうの琉球の歴史-神人が聞いた真実の声-」(角川学芸出版、2011)に続く、霊能者渡久地十美子の2冊目です。
 1冊目を読んだのは去年の3月でしたが、歴史ものを手にしてさあ読もうと思ったら、神のお告げだという根拠のない話が続いて、辟易したものでした。したがって今回は、歴史ものではなく、はじめからこれはスピリチュアルのカテゴリーなのだという意識を持って読み始めました。
 「序章」に記されていましたが、ずいぶん前の2011年に読んだ「ニライカナイの風 生魂のスピリチュアルメッセージ」(角川学芸出版、2010)というスピリチュアルものも、渡久地十美子が「上間司」という別名義で記したものと知りました。
 なお、渡久地十美子は沖縄県今帰仁村生まれ。お告げに従い1988年頃より神に仕える身となり、沖縄を中心に国内、海外を問わずマブイグミやヌジファ(神や霊を昇天させること)を行っているとのことです。

 尚円王の妃だった宇喜也嘉(おぎやか)を通して見えてくる「琉球王国の光と影」を扱っています。
 目的のためなら手段を選ばない非情な女・宇喜也嘉の犯した罪と受けた罰とは――。
 著者がさまざまな人をヌジファすることで霊に聞いて知り得た「真実」をもとに、地域に伝わる話などを加えて書きあげた一冊だというのですが、読んでみるとその内容は、歴史上の通説とはだいぶ異なるものとなっています。半ば眉に唾を付けながらえーっホントかよと読み進めるのですが、著者が自説を主張する根拠はというと、どれもが「神から聞いた」的な説明しかなく、どうにも納得できません。それでいながら歴史家たちは誤った通説に頼らずにもっと真摯に研究すべきだと批判的に書いています。
 歴史家たちが少ない資料から最も蓋然性の高い可能性を一つ一つ営々と積み上げてきたものをひっくり返しておいて、何の証拠も論理的説明もなく「だってそうなんだもん」と言われても、世のインテリ層は「面白い発想ではあるけれども説得性に欠けますね」と一蹴するでしょう。
 沖縄では発売直後はベストセラーランキングに入るほど売れたようですが、地元メジャー紙などは取り上げず、書評が掲載されずに終わったことも、そういうことのひとつの証左となるでしょう。不特定多数の者に向けて主張したいことがあるのであれば、ぜひともその根拠を示してほしいものです。

 ちなみに、宇喜也嘉自体は興味深い人物です。ウィキペディアを参考にすると、次のとおりです。
 宇喜也嘉(1445~1505)は、第二尚氏王統初代尚円王(金丸)の王妃で、第3代尚真王の王太后です。
 世添御殿(よそえうどぅん)こと宇喜也嘉は、20歳の時に金丸(当時50歳)に嫁ぎます。1476年に尚円王が没すると王弟の尚宣威が即位しますが、その後の即位式で、君手摩神(きみてずり)の神意を伝える神女が、宣威ではなく尚円と宇喜也嘉の子であるマアカトダルを讃えるオモロを唱えました。これを機に尚宣威は王位にふさわしくないと自ら退位し、マアカトダルが即位して尚真王となりました。しかしこれは王府の女官たちを掌握していた宇喜也嘉の陰謀だったと考えられています。
 尚真王は即位時まだ13歳だったため、母后の宇喜也嘉が実権を握ります。尚真王は全琉球のノロを統括する聞得大君という役職を設け、王の妹(宇喜也嘉の長女)を任じましたが、これも宇喜也嘉の意思とされ、王の「実力支配」と妃の「神の神託」という形態で民を支配し、尚円・宇喜也嘉の一族による支配体制の基礎を固めることに成功しました。
 尚真王はまた、第二尚氏の墓所として玉陵を造営しましたが、その被葬者の資格について記した玉陵の碑文には尚円王と宇喜也嘉の子孫のみが記される一方で、尚宣威王とその血統の者などは除かれます。これも宇喜也嘉の意思だと考えられています。

 なお、玉陵からは宇喜也嘉の名を記した厨子甕(骨壷)は見つかっていず、尚円王の出身地の伊是名島の伊是名玉陵からそれらしきものが発見されているといいます。
 このことについて著者は、宇喜也嘉「本人の声」を聞き、宇喜也嘉は死後、浦添市前田の一角にひっそりと葬られたとしています。そしてそうなったのは、宇喜也嘉が尚円の死後に父のわからない子供を次々に産み、また過去に宇喜也嘉が部下に命じて尚円の正妻とその子らを惨殺した秘事が尚真の知るところとなり、その事実を闇に葬るため、宇喜也嘉を王の一族が眠る玉陵には祀らなかったからだ、としています。
(2020.4.25 読)

2020.05.04 20200503 日
 7時15分起床。この日も朝から本のインプレを1本書いて、2つのブログに記事をアップロード。記事1本と言ってもそう簡単ではなく、書いたほかに何度か推敲したりするので1時間程度はかかる。ここまででもう9時半になっている。

 11時前に外出して、まずは昼食。旧羽州街道沿い、七浦の「らぁめんいずみや」を初訪問。
 外観は古く、以前ここはチェーン店の「ラーメンショップ」だったのではなかったか。各メニューには小・中・大があり、訊けば「中」は1.5玉だというので、みそら~麺の中850円を太麺チョイスで。
 表面積の大きなどんぶりで登場。底は浅いので、馬鹿みたいに多くはない。あっさりした味噌スープ。しかし真ん中には辛味噌とたっぷりの摺りおろしニンニクがのっていて、これをスープに溶かすと味は激変し、強烈なパンチ力を発揮するものとなる。
 太麺とスープの間の親和性はそれほど感じず、それぞれが独立している感じ。ネギは縦切り、ワカメがいい仕事をしており、小ぶりながら味が濃いめのチャーシューもきらりと光る存在感を放っている。
 開店直後の入店だったが、客足は想定以上に多く、他店比であまりコロナの影響を受けていないように見えたが、本当のところはどうなのだろうか。ニンニク臭を多少なりとも緩和させるためか、支払い時に板ガムが供された。

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(「らぁめんいずみや」のみそら~麺「中」)

 その後は久しぶりに市内の実家に赴いて庭の管理をする。東側の板塀が隣地に倒れ込んでいたので、それを回収して塀の空いた部分に立てかけておく。次は草取り。しゃがんで、むしって、立って、捨ててを繰り返しているうちに太腿が笑い出す。この頃は家にこもりきりで、ホント、運動不足だったからなあ。これ以上続けるのがしんどくなったので、草取りは途中で切り上げて、次に両手でガシガシと操る剪定鋏を手にして、庭木の枝や葉をバサバサと刈り始める。やっていること自体は爽快でいい気晴らしになるのだが、身体を無理に伸ばして道路にはみ出た部分や高いところを伐っているうちに今度は息が上がってくる。
 大汗をかいてたっぷり2時間半の労働。これはすげえいい運動になった。半袖Tシャツとジャージのボトムスを持っていったのは大正解だったが、実家は水道を止めており、水が飲めないのがチョー苦しいのだった。

 喉をヒリヒリさせながら帰宅し、直ちに缶ビールを1本。あっという間に飲み干したが、350mlでは飲んだ液体は身体のどこに入ったのだろうかと思うぐらいに効き目がないのだった。
 そして、汗にまみれた衣類をすべて脱ぎ捨てて、16時過ぎには入浴。明るいうちからアルコールを飲み、風呂に入るというこういう暮らしをこそ、金はかからないけれども真の贅沢というのではなかろうか。

 入浴前体重はいつもよりも1.5kgほど少ない。ということは、午後の労働でかいた汗がそのぐらいあったということ? 入浴後体重も75.6kgと、沖縄ステイから帰ってきてから初の75kg台という最低数値となった。だがその後、いつもよりも多く缶チューハイを呷ってしまったので、元の木阿弥になったのではないかと思う。

 その飲酒は18時から。早く飲み始めるのもたまにはいいだろう。缶チューハイのストロング350mlを2本。
 合わせる録画は、この日やっていたNHKの「赤い城 沖縄のこころ~首里城 再建の願い」。九州地方で3月に放送されたもので、国仲涼子とガレッジセールのゴリがナビゲート。無くなってわかる城の存在感――というようなことが県民の心として共通していたようだ。昨年10月31日。あの火災の報はショッキングだった。
 それと、フジ系地上波でやっていた「バッ地理ツアーズ」という番組を初めて見たが、小豆島の特集。四国旅の際には島に寄ろうと考えているので、今のうちに事前勉強だ。小豆島はいいところのようだ。ナビゲートはギャル曽根とホラン千秋という異色の組み合わせ。ギャル曽根の食べっぷりにはいつも感動すら覚える。
 ほかに、コロナで番組制作ができないために9回分が連日再放送されていた、深田恭子主演の「初めて恋をした日に読む話」。この日はその最終回を見る。いろいろ起きたが、最後はハッピーエンド。生きていさえすれば悪いことばかりではない、という感じか。

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 そうこうするうちに21時。読書が進んでいないので、ここからノルマ達成に向けて読書態勢へ。日が変わる前までに「ジュリエット」(伊島りすと著、角川書店、2001)を220ページ余り読んで読了。ホラー系だがただ怖いだけではなく、しっかりした文章力、展開力を持っている作家だと思う。
 日々なんとか目標どおりに読んでいるのはいいことなのだが、読書に多くの時間を充てることによってほかにやるべきことがあまり進まないということが起きている。無為ではないが、偏っている――というところだろうか。

 この日は30度近くまで気温が上がった暑い一日だった。今年初めて半袖Tシャツと短パンをパジャマ代わりにして睡眠へ。

2020.05.05 20200504 月
 7時起床。昨日は全国各地で30度近くまで気温が上がる暑い日だったので、夜は半袖Tシャツと短パンで眠ったが、寒くもなく汗もまといつかず、快適に眠れた。だが、あちこち関節が痛いのに加えて筋肉痛も始まっていて、体の動きはぎくしゃくしている。
 新聞を見ると、緊急事態宣言は今月31日まで延長されるものの、感染者が多くない地域では行動制限が多少は緩和される見通しのようだ。一方、大相撲夏場所は中止になるようで、大規模イベントやスポーツイベントは引き続き皆無の状態が続きそうだ。

 11時前に家を出て山辺にある菩提寺の墓掃除へ。
 その前に昼メシ。山形第十小学校至近の「きよすみ食堂」を、ほぼ7年ぶりに再訪。
 今食べたいものをと、カツカレー800円。
 これぞニッポンで独自の進化を遂げたカレーライスといった感じの、カレールウ。エスニックではなく、それほど辛くなく、やや塩味があり、体に馴染んだ安心の和風味。豚バラ肉、小さめのニンジン、形が完全に崩れていないタマネギ。うまいねえ、こういうカレーでいいんですよ。
 サクッと揚がったとんかつもおいしいし、カレーの量もしっかりあるので、ライスは大盛りといきたいところだが、この店は大盛りが200円と高いので、普通盛りで我慢。そうするとやはりカレーとカツが余り気味になったのだった。

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(「きよすみ食堂」のカツカレー)

 そして墓掃除。ひと冬の間には、墓のすぐ近くに立っている杉の大木からたくさんの枝葉が落ちて、一面に堆積している。これを持参した車載用除雪スコップでこそげ取り、ある程度落ち葉が片付いた段階でようやく掃除の態勢に。たいして大きくない墓だが、掃除は大変だ。昨日に続いて連日大汗をかいて、1時間程度みっちりと。
 その後はやはり疲れてへろへろになって(笑)、帰宅途中にコンビニでコーラを買って飲むが、よく冷えていずまずい。こんなところで節約しないでちゃんと冷やしておいてよ。3分の1ほど飲んで、家に戻ってから氷を入れて飲み、ようやくクールダウンとなった。汗まみれになった衣類の全替えをしたことは言うまでもない。

 14時頃からは本を持って休憩。たいして読まないうちにうとうとしてしまう。
 17時台からの風呂は、入浴前77.1kg、入浴後75.7kgで、2日連続で75kg台を維持。湯に浸かる時間を短くしているが、汗の出方は冬よりもずっと多い。
 夕刻、コロナの緊急事態は今月末まで延長が正式決定。状況によっては解除を早めることもあるというが、本当にそうなれるのだろうか。特定警戒都道府県以外は様々な制限が緩和されるようだ。「新しい生活様式」って何?

 19時半から飲酒開始。この日は大人しく缶チューハイ500mlを1本にとどめる。飲みながら、「絶メシロード」の第5話の銚子漁港「こころ」編、BS日テレの「歌謡プレミアム」の夏川りみ特集、「ワールドプロレスリング」の矢野通秒殺編などを観る。
 その後は読書へ。眼がしょぼついて予定していたボリュームを消化するまでには至らなかったが、疲れて眠い中それなりに善戦したというところか。
 コロナの出口が不透明なので、旅の準備が進まず停滞している。6月になれば県境またぎの移動も緩和されるかもという微かな期待を持って、ぼちぼちこちらも再開しようか。

 「決闘の辻 藤沢版新剣客伝」(藤沢周平著、講談社文庫、2006)を読み始めて190ページ。

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   集英社文庫  800円+税
   2019年2月25日 第1刷発行

 ままかりとシャコで、ツイー……。倉敷・岡山・神戸・松本・横浜・京都・鎌倉・ニューヨーク・東京をめぐるグルメ旅。
 「錦市場の木の葉丼とは何か」「夏の終わりの佐渡の居酒屋」と文庫で読んできた太田和彦の「おいしい旅」シリーズも、この「昼の牡蠣そば、夜の渡り蟹」が完結編なのだそうだ。2018年2月まで掲載されてきた「サンデー毎日」の連載シリーズから選抜したオリジナル文庫です。いつもながらの洒脱な筆致は変わっていません。

 今作は、故郷の松本、お気に入りの神戸、京都、東京の自宅近所など、ほぼ日常と言ってもいい記録を、麺類はつるつるつる、丼物はわしわしわし、と軽妙な文体で書き尽くしています。
 そんな中、初めて訪れた米ニューヨークはちょっと勝手が違うようで、お得意のジャズや映画に頼るなどよそ行き感覚が漂います。アメリカ特有の大きなピザはわしわしわし、とはいかないところも、著者の人間臭さが垣間見えてほほ笑ましいところがあります。

 気が向くと一人で旅に出る。知らない地も行くが、最近はよく知る町に出かけ「そこに住んでいるつもり」の日々を過ごす。旅行に来た気持ちはあまりなく、今日は京都か、じゃ昼飯はあそこ、夜はあそこだなと毎度のご出勤だ。オレの家は日本中にある、とか言っちゃって。
 呑気なことですな? はあ、そうですわ。男72歳、ほっといてんか。 (「あとがき」より)
 ――うん、ある程度旅もし尽くした年配男性の心境とは、おそらくこういう感じになれるのだろうな。いっぱい旅をして、そろそろ自分もそんな心境に近づきたいものだ。
(2020.4.26 読)

 このところ、ストックしていた未読本の減り方がものすごい。新型コロナの蔓延拡大防止のためにできるだけ家にいてねと言われ、旅にもなかなか出ることができないので、いきおい家で読書をする時間が増えたというわけなのです。
 その傾向は2月頃から始まって、5月になった今でもまだ続いていて、今年1月から4月までの4か月間に49冊も読んでしまった。これはおそらく、長い読書生活の中でもっとも早いペースなのではないかと思う。
 そうなると、これまで書棚にたくさん残って困っていたはずの「積ん読」本があれよあれよという間に激減し、残りわずかとなってしまいました。まあそうは言ってもあと20数冊はあるのですが、このペースが続けばそんなものは2か月とかからないでたちまち無くなってしまうではないか。

 手元に読むべき活字がなくなったりすると、ものすごく困る。禁断症状が出て、外出自粛と言われるなか白眼視されても自治体の要請に逆らって営業するパチンコ店に群がるギャンブル依存症のタワケ低レベルな連中のようになってしまうかもしれない。
 したがって、多少なりとも未読本の在庫は確保しておかなければならない。

 というわけで、緊急に買い集めた本が、次の6冊になります。

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1 志乃の花笠  喜舎場直子 沖縄タイムス社 201909 1650
2 本所しぐれ町物語  藤沢周平 新潮文庫 199009 古258
3 たそがれ清兵衛  藤沢周平 新潮文庫 200607 古258
4 新装版 市塵(上)  藤沢周平 講談社文庫 200505 古350
5 新装版 市塵(下)  藤沢周平 講談社文庫 200505 古361
6 ちゃっかり温泉  久住昌之 カンゼン 201212 古362

 いずれもアマゾンからの入手で、1以外は古書。(末尾の数字は送料込みの購入価格) また、沖縄関連はこの1の1冊だけです。
 2~5は、ほぼ発行年代順に読んでいる藤沢周平もの。古書で安く買えるのはいいのだけれども、3などは表紙セロファンテープ補修ありの側面が日焼けでまっ茶色と体裁があまりにもひどく、これだったらもう少し高くてもいいからきれいなものが欲しいなぁと思ったところ。(したがってこの画像だけはスキャナーではなくウェブから入手) 古書はこのように当たりはずれがあるところが難点です。

 多少は在庫が潤ったものの、これだけでは焼け石に水なのだろうな。