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 奈良県に入って、次は「五條新町通」を見る。吉野川沿いにある近江商人の繁栄が偲ばれるところで、近江商人の豪商の家があちらこちらにある。
 「五條市まちなみ伝承館」、「まちや館」を見る。一方通行の極細の古い道沿いにあり、ここもまた車で入っていくことさえ一苦労するような路地ばかり。つまるところ、今まで道路改良がなされなかったために古色が遺ってしまった場所ということだろう。たまに見に行く人間はいいが、ここで生活する人々は大変なのではないだろうか。
 思えば和歌山から奈良にかけて実に多くの悪路や細道を走ってきた。2度ほどバンパーをこすってしまったが、大きな傷をつけずに来られただけでもすごいことだったと思う。

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五條市まちなみ伝承館

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まちや館

 「幻の五新鉄道」。これも五條市新町にあり、大正時代に五條~新宮を結ぶ五新鉄道が計画され、昭和初期に五條側から着工されたが、車社会になってその必要性が薄れ、途中で打ち切られたものだという。
 「栗山家住宅」。古い町家が多い五條市のなかでも最も古いもの。
 「五條史跡公園(五條市民俗資料館)」内にある「明治維新発祥の地」碑。天誅組が義挙により五條代官所を襲う事件が起きたその場所なのだそうだ。

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幻の五新鉄道。このすぐ右手で建設が打ち切られている

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栗山家住宅。たしかに古い

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「明治維新発祥の地」碑

 御所(ごせ)へと進んで、名柄(ながら)の「中村家住宅」。名柄は、南北に走る名柄街道と東西の水越街道の交差点として開けたため現在も古い民家が残っている。中村家住宅は1600年前後に建てられたと推定される代官の家で、切妻段造、本瓦葺、六間取の豪邸。その向かいにあった「葛城酒造(株)」もいい雰囲気だった。

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名柄の「中村家住宅」

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「葛城酒造(株)」も味があった

 御所ではこれまで最安のガソリンスタンドを発見したので、喜び勇んで給油をする。クレジットカードは不可・現金のみとのことなので、1万円札を挿入して満タン6,500円ほど。ところが、精算機からはお釣が出ずプリペイドカードが出てきたではないか。は?……「現金は出ません」? ぬゎにっ!!
 和歌山・奈良で3つのスタンドを営業する会社が発行するもので、この次使えと言われてもこの地にまた来るはずもなく、使えないではないか。これでは3,500円をドブに捨てたようなものだ。
 ショックを受けたまま無料区間の自専道に入ってしまったが、スタンドに来た誰かに安く引き取ってもらえばよかったと思ってももう遅いのだった。冗談キツイよなぁ。悪夢だったと思って早く忘れてしまおう。

 橿原市に至って夕食。車旅時のお供となっている「餃子の王将」の橿原店にて、中華飯+餃子。餃子は安定した旨さがあるが、中華飯ははずれだったかな。

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「餃子の王将橿原店」で中華飯+餃子を食す

 風呂は、橿原の「あすかの湯」にて。
 昨日利用した岩出の「幸の湯」とつくりがよく似ている。系列店なのかな? 8月に20円値上げして入浴料は700円だったが、消費税が上がる10月からはどうなるのだろうか。18時からジャスト1時間のステイとなった。

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橿原「あすかの湯」

 奈良県では橿原市の橿原神宮、今井町の町並み、桜井市の山の辺の道、長谷寺、宇陀市の松山の町並み、室生寺などをリストアップしていたが、奈良県はまた改めて機会を設けることにして今回は通過し、先を急ぐことにする。今回の旅は2週間程度を念頭に置いており、多少伸びたとしても9月20日ころにはいったん帰りたい。23日には東京で琉球フェスティバルもあり、これにも参加したいので。

 橿原から三重県との県境近くまで走り、「道の駅宇陀室生」でのステイとする。
 20時過ぎに到着し、缶チューハイをプシュッとやって寛ぐ。外気温はぐっと下がって21度。いいぞいいぞ、これなら窓を開けなくともぐっすりと眠れるだろう。
 道の駅の山側の中腹には近鉄大阪線が通っていて、数両編成の電車が頻繁に通る。近鉄はこのように便数が多いのか。せっかく敷いた線路ならばこのぐらいは活用しないと。

 9月12日の走行距離は188km。

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