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 多賀では、「多賀大社」に寄る。
 「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」と俗謡に唄われるそうで、伊邪那岐、伊邪那美の夫婦を祀り、太閤秀吉も崇敬した長寿、縁結び、厄除けの神様だ。入り口にはもっこりと盛り上がったようなつくりの「太閤橋」があってユニークだ。
 ここのすばらしさは何と言っても拝殿から本殿へと続く黒茅葺きの建物で、思わず見とれてしまうぐらい。伊勢神宮から始まって、東海・近畿の神社の屋根はいずれも茅葺が立派だ。

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多賀大社の太閤橋

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多賀大社の拝殿

 彦根ではいろいろ見たいものはあるけれども、17時になっているので「彦根城跡」に絞ろう。
 国宝指定天守の一つで、井伊直政の子直継・直孝によって20年かけて築城されたもの。城内には国宝の天守のほか、天秤櫓や太鼓門櫓など重要文化財が現存しているという。
 京橋口の駐車場に入れて、彦根城下では現存する長屋門中最大のものだという「旧西郷屋敷長屋門」を見ながら入城。彦根東高校や裁判所、検察庁などが外濠の内部に建っている。さて城へ。ところが公園は17時で閉園していて入れないのだった。
 やむなく戻り、「夢京橋キャッスルロード」を歩く。彦根城のお堀にかかる京橋からすぐのところにある、白壁と黒格子の町屋風に統一された街並みで、江戸時代の城下町をイメージしているというのだが、出来過ぎの感もないではない。

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京橋口から彦根城へ

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旧西郷屋敷長屋門

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京橋十字路。ここから奥が「夢京橋キャッスルロード」だ

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「夢京橋キャッスルロード」の店々に明かりが灯り始めた

 彦根に来たからには「近江ちゃんぽん」を食べなければならんでしょ。スープが和風ダシに変えられた長崎ちゃんぽんといったものらしいが、食べてみなければわからない。
 走っていて見かけた「ちゃんぽん亭総本家本店」に入り、近江ちゃんぽん(平日100円引きの600円)に1日分の野菜160円をトッピングして注文。
 おお、聳え立つ野菜。そそるではないか。豚肉で味を調えていて、多くはキャベツだ。麺は太麺・細麺が選べ、オーダーした太麺はまあ太めかという程度の平打ちストレート。スープは確かにあっさりしていて刺激が少なく、思わずコショーをばしばしかけてしまう。食べてみて思ったが、これはつまり、普通言うところのタンメンではないのだろうか。

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「ちゃんぽん亭総本家本店」の近江ちゃんぽん野菜トッピング

 腹ごしらえも済んで、次は風呂。すぐ近くの「極楽湯彦根店」。
 ゴージャスな雰囲気を演出しようとしている感じだが、メインとなる大風呂が37度の「ぬる湯」になっていて、熱い湯を求める者にとっては物足りない。露天の岩風呂のお湯の湧き口がいちばん熱かった(といっても一般的にはそれぐらいが普通)ので、そこに近づいて入り温まるしかないのだった。

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「極楽湯彦根店」

 せっかく滋賀県に来たのだからと琵琶湖の湖岸に面した道路を走る。すっかり暗くなり、見える景色といえば遠く長浜の街の明かりが湖面に映っている様子ぐらいだったが。でもまあ、それだけでも湖のほとりの情緒は感じられる。

 この夜のステイは米原市の岐阜県境に進んで、「道の駅伊吹の里」にて。
 20時20分着。今夜は中秋の名月だが、いい月夜になっている。名月は満月ではないのだな。その月を愛でながらグレープフルーツ味の缶チューハイを飲む。1日の終わりに飲むチューハイはいいものだ。
 外気温は21度と低いので、窓を全部閉めて眠ることにしよう。21時半就寝。

 9月13日の走行距離は166km。

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