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 山国川支流筋の渓谷、「深耶馬渓」に入る。
 耶馬渓ダムに隣接する日本庭園「渓石園」。
 1985年のダム完成時にその記念として造られたもので、12万個もの耶馬渓の石が使われているという。九州地方の紅葉は例年だと11月のこの時期が盛りだそうで、紅葉狩りの人々が多く訪れていた。
 これほどの庭園が無料で入れるのはすごいことだ。場所柄もあり、有料にすれば入園者は減るのだろうが、これだけの大庭園を管理するには相応の資金が必要なはずで、それは誰が負担しているのだろうか。やはり地元市町村とかの行政頼りなのかな。

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「渓石園」の風景1

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「渓石園」の風景2

 深耶馬渓の代表的岩峰群が一望できる「一目八景展望台」。
 周辺は大混雑。この混雑は湯布院の「湯の坪街道」にも引けを取らないほどと言ったら大袈裟だろうか。駐車場も順番待ちだし。山肌の奇岩も見事だが、山間の細い一本道でのこの人混みのほうが珍しいのだった。

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「一目八景展望台」付近の代表的岩峰

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「一目八景展望台」付近には土産店がたくさん

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狭い山道に大勢の観光客が出ている

 正午に近くなっているので食事をするのだが、展望台周辺は避けて、何kmか下ってきたところに「だんご汁」の看板を掲げてポツネンと存在していた「七福茶屋」という店に入ってみる。ここもおだやかそうなおかあさんが一人で切り盛りしている店だった。
 だんご汁600円。大分は「だご」ではなく「だんご」で、いろいろな小鉢が付いてこの価格。だんごの入った味噌汁なので、定食にしなかったのは正解だったと思う。
 卓上の柚子胡椒を添えて食べれば、柑橘系の香りと山葵のような辛みがあっておいしい。ここのは里芋が入っているなあなどと、だんご汁体験2度目なので比較ができる。
 紅葉については、「今年は遅くて、このまま赤くならないで終わるかもですよ」とおかあさん。

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「七福茶屋」のだんご汁

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「七福茶屋」は素朴な店構えだった

 「道の駅耶馬トピア」で小休止して行橋市へと進み、2か所を見る。
 「稲童1号掩体壕」。
 戦時中に敵の空襲から軍用機を守る目的で造られた格納庫だ。稲童地区は旧築城海軍航空隊基地に隣接していたため多数の掩体壕が建設されたという。稲童1号掩体壕は双発の軍用機を格納する大型の掩体壕で、現在は史跡公園となっている。機銃掃射の痕が残るレンガ塀もあった。

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稲童1号掩体壕

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史跡公園内には機銃掃射の痕が残るレンガ塀があった

 「行橋赤レンガ館(旧百三十銀行行橋支店)」。
 東京駅などを設計した辰野金吾、そう、佐賀の唐津出身だと学んできましたね。彼の監修によって建てられた、優雅な赤レンガ建築なのだ。しかし、わざわざ来たのに大修復中。2001年頃に修復したものと聞いていたのに、もう再修復なのだな。

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「行橋赤レンガ館(旧百三十銀行行橋支店)」は大修復中

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