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curry rice

   ちくま文庫  800円+税
   2018年9月10日 第1刷発行

 「アンソロジー カレーライス!!」(パルコ・エンタテインメント事業部編、2013年2月)に増補・再編集を加えた文庫本。古書店から送料込み539円で入手しました。

 鼻をくすぐるスパイスの香りと、舌にピリリと残るほど良い辛さ――老若男女に愛される“日本人のソウルフード”カレーライス。こだわりの食べ方・調理法からカレーにまつわる家族や友人の思い出、そしてもちろん国内外で食べた忘れられない絶品カレーの味まで、作家・著名人が綴った至高のカレー・エッセイをボリュームたっぷり44篇収録。読んだら絶対カレーが食べたくなる?!(カバー背表紙から)

 44篇! カレー皿44杯をたて続けに食べるとこういう感じになるのか??というぐらいに香辛料まみれになったような読後感があります。いやー、すごい。

 ページをめくり始めて最初の10篇は次のとおり。表題からしてすでにカレー味満載で、このあたりでもう“カレー酔い”が始まります。(笑)
 「カレーライス」(池波正太郎)、「昔カレー」(向田邦子)、「カレーと煙草」(林真理子)、「ほんとうのライスカレー」(井上靖)、「カレーはぼくにとってアヘンである」(安西水丸)、「料理人は片づけながら仕事をする」(伊丹十三)、「カレーライス」(北杜夫)、「カレー好き」(阿川佐和子)、「夏はやっぱりカレーです」(平松洋子)、「私のカレー・ライス」(宇野千代)。

 これ以上題名を書くと体中カレー粉臭くなりそうなので、著者名だけを記しておくことにします。
 檀一雄、村松友視、吉行淳之介、寺山修司、獅子文六、神吉拓郎、阿川弘之、吉本隆明、東海林さだお、藤原新也、山本一力、五木寛之、内田百閒、中島らも、滝田ゆう、小泉武夫、町田康、古山高麗雄、清水幾太郎、石田ゆうすけ、石川直樹、角田光代、石井好子、内館牧子、伊集院静、赤瀬川原平、久住昌之、泉麻人、井上ひさし、小津安二郎、山口瞳、ねじめ正一、よしもとばなな、色川武大。

 うーむ……、まさにカレーライスの超大盛り。作家だけでもこうなのだから、世の中にはいかにカレー好きが多いことか。
(2019.10.14 読)

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