FC2ブログ
 演技指導は沖縄県立芸術大学大学院舞台芸術専攻の女性修了者で構成する「女流組踊研究会めばな」が当たった。メンバーは、山城亜矢乃をリーダーに、伊佐幸子、金城桂子、西村綾乃、玉城知世の5人。自分が沖縄芸能を見始めた頃にはまだ若手注目株としてはりきって踊っていた舞踊家たちは現在、各流派の師範や教師といった指導者の立場になって活躍している。西村綾乃なんて当時はまだ学生だったものな。
 はじめに北谷町の三線教室の子供たちが「てぃんさぐぬ花」など3曲を演奏し、続いて「女流組踊研究会めばな」の5人が「鎮魂の舞~光のもとへ~」を静かに舞う。白装束を纏い、王国時代の神女たちが現代に降臨したような幻想的な踊りだった。

1130_20200120095150449.jpg
(「天川」を舞う山城亜矢乃(2015))

1140_20200120095152fc1.jpg
(「本貫花」を舞う若手時代の西村綾乃)

 そして組踊。対馬丸に乗り込んで疎開地の熊本を目指す子供たちが登場し、唱えを連発する。モンペなどの衣装だし、舞台の背景のセットがひとつもなく、セリフや舞い、唄三線などが少ないので、子供の学芸会の雰囲気から脱していない。それを補う立方の出演者は、ナレーター的な位置づけの「時の主」を金城信次が演じ、仲間うちで一人だけ生きて戻った子の母親役の廣山えりか、亡くなった子の祖父役の宇座仁一などが好演する。

1143.jpg
(演じる子供たち。背景の絵や道具などはない)

 ほかに、小学校の校長先生役は、昨日観た「鐘入鬼女其ノ後ノ噺 ~続・執心鐘入~」で「小僧1」としていい仕事をしていた玉城匠。まだ若いのに老け役を演じた比嘉一惠は、初代柳清本流家元比嘉清子の孫。脂の乗り切った所作が印象的だった。

1145.jpg
(「麾持ち」を演じる玉城匠)

1150_202001200951569c2.jpg
(「みやらび」を舞う比嘉一惠)

 終演19時。外はすっかり暗くなっていて、ネオンの煌めく国際通りやライトアップされた「パレットくもじ」の建物が美しい。何度も那覇を訪れているが、この時間帯に官庁・オフィス街のこのあたりを歩くことはあまりなかったかもしれない。

1160_20200120095158a97.jpg
(ライトアップされた「パレットくもじ」)

1170_20200120095159a7b.jpg
(日が落ちてネオンが煌めき始めた国際通り)

 部屋に戻る途中、いったん「マリンプラザかねひで東浜店」に寄って、今夜の格安総菜を狙う。19時半過ぎの入店だったが半額になっているものはまだない。ネタの大きい寿司とサラダをそれぞれ2割引きで買って、773円。本来の寿司の価格でサラダがプラスになった恰好だ。
 帰宅してすぐの20時から、これらをつまみながら飲み始める。

1180_202001200952019cb.jpg
(今夜は寿司とサラダで飲む)

 21時過ぎには飲み終えて、テレビを見ながらパソコン作業をする。
 22時からはFM沖縄の「タンメーカラハーイ」。上原知子の「うまち」と「天ぬ鏡(てぃんぬかがん)」が流れる。ああ、痺れるなぁ。沖縄に居ながらにして上原知子の歌声を聴くのはまた格別のものがある。

1190_202001200952028b8.jpg
(上原知子)

 飲み終えてから多少のドキュメントはやったが、2つの公演部分については明日の朝に繰延べすることにする。その後はシャワーを浴びて、24時過ぎに部屋の照明を消し、寝床で本が落ちるまで読んで、一日を終える。明日は4日ぶりで公演を見る予定のない日なので、洗濯でもしながらゆっくりすることにしようか。

関連記事
Secret