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 失意のうちに新居浜を去り、西条市へ。
 西条市では、燧灘(ひうちなだ)へと注ぐ加茂川の東西の広範囲に9,077本もの井戸があり、そのうち自噴井戸が約2千本あるという。これらは「うちぬき」と呼ばれ、一本平均51t強を日々噴出させているのだそうだ。
 地元民謡では、「夏は氷か 冬は湯之水 呑めば玉水 長寿の秘訣よ」とうたわれ、味は清澄甘美、全世帯の約8割が自宅に井戸を掘り、源水をそのまま飲んでいるそうなのだ。これは見るべきだろう。

 ということで、まずは「西条市総合文化会館」の西側にあるうちぬきを見に行く。文化会館自体もなかなか立派で文化の香りを感じる。この日は休みで、空いている駐車場を使わせてもらった。
 観音水の泉があり、湧水モニュメントが建てられていた。

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「西条市総合文化会館」の西側にある「うちぬき」

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観音水の泉には湧水モニュメントが建っていた。

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取水施設も完備されている。

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「西条市総合文化会館」も立派。(この日は休館だったけど)


 伊予西条駅の隣りにある「四国鉄道文化館」。
 四国初の本格的な「鉄道博物館」として、(財)日本ナショナルトラストが全国9番目に作ったヘリテイジセンター。大胆なデザインの木造建築の館内には、郷土の十河信二氏が生みの親といわれる「0系新幹線電車」や、主に四国で活躍した「DF50形ディーゼル機関車」1号機など、鉄道に関する貴重な史料を展示しているという。
 300円なので入ろうと思ったが、入館には着用が義務付けられているであろうマスクを車に置いてきてしまったことに気づき、戻るのもかったるいし、つまりこれは入るまでもないよという神の思し召しかと勝手に解釈して、駅のほうを見る。
 駅周辺には都市型ホテルが乱立気味。これなら過当競争で価格もリーズナブルなのではないだろうか。泊まるにはまだ早いが、雨の夜や暑い夜なら4千円台までぐらいなら泊まったほうがいいと思い始めている。

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四国鉄道文化館

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伊予西条駅

 西条市役所の南側にある「うちぬき名水」を見に行く。
 広場内には記念の石碑とうちぬきがあり、水を飲めるようになっていた。
 ついでに西条市役所周辺を歩く。西条も道路に幅があって駐車スペースにも事欠かない。県立西条高校は濠がめぐらされた旧城内にあり、正門は城門のように堂々としている。湧き水、濠と「水」が多く、なかなか絵になる町だと思う。

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西条市役所南側の「うちぬき名水」

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県立西条高校の正門は濠がめぐらされた旧城内にあるのだった。

 続いては「石鎚神社口の宮本社」。
 なぜここを立ち寄り地に選んだのだったか。しばし考えて思い出したが、四国の名峰石鎚山にある社には行けないけれども、その代わりにここをチェックしておこうとい考えていたのだった。
 本当なら長くて急な石段を一歩ずつ踏みしめていかなければならないのだろうが、車で一気に本社まで上り詰める。

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本当ならこのような石段を登ってこなければならないのだろうが……。

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まだ新しくてずいぶん派手な本社だった。

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石鎚神社口の宮本社からの眺め。この高みまで一気に駆け上がってきた。車でだけど。

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