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2020.08.09 20200808 土
 6時20分起床。夜は涼しく、何も掛けないで寝ていると少し寒いぐらいだった。
 台風から変わった低気圧から延びる前線が停滞していて、朝から雨。この夏は梅雨明けが遅くて短い上に、天候不順の日が多い。今年の農作物の稔りは順調なのだろうか。
 2つのブログで本日分の記事を1本ずつ「下書」から「公開」にする。
 この日も読書メインでいこう。パソコンゲームはしない方向で。まずは一週間のテレビ番組予約から始める。

 8時前からヤンキースの田中将大が先発し、レイズのDHで筒香嘉智が打席に立つ米大リーグのゲームを観る。田中は5回まで投げて自責点ゼロ、両者の初めての対戦は筒香の2打数ノーヒットで先輩に軍配が上がった。

 10時過ぎに、「うどん市中央店」のうどんを食べに米沢へ。
 山形でうどんを食べようと思えば袋入りでコシのない「玉うどん」ぐらいしかなかった40年ほど前、本場讃岐風の冷凍うどんが開発され、それを使ったうどん専門店「うどん市」が山形市内だけでも数店が店を構えて大繁盛したのだった。
 しかし時代は移り、山形市内に残っていた「東原店」(旧みつます東原店前)と「南栄店」(デラシネ交差点近く)が2015年頃までには閉店し、その後の最寄り店といえば「東根店」だったがこれも去年閉店して、県内に残っているのは鶴岡、酒田、米沢だけになった。あの味をもう一度ということで、初訪問と相成る。
 当時にもよく食べた、かつ丼セット(冷)、930円。店内に佇んでいるだけでうどん屋らしい和風ダシの香りが漂ってくるところが素敵だ。
 うどんは、単なるかけうどんではなく、油揚げや揚げ玉、わかめなどがトッピングされた豪華版。カツ丼は、肉と卵のいわゆるアタマの部分をケチっていず、標準的な味わい。量的にはそれほど多いわけでもなく、不足感があるわけでもなく。
 際立った特徴はないが、懐かしく思いながら食べればとてもおいしい。正午に近づくにつれ、店内に活気が出るほどの客の入りがあり、しっかり繁盛しているのをなんだかうれしく感じてしまった。

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(okinawa-image(儀間佳和子))

 雨の降り続く高畠方面を経由して、13時半前には帰宅。
 その後は読書に専念。昼寝もしたけど。
 入浴で汗をかいて体重75.8を74.7に落として、上がって涼みながら、フジテレビの「MUSIC FAIR」の沖縄ゆかりのメンバーによる歌々を聴く。

 さあ飲もうと氷満杯のグラスにチューハイを注いだところに、母から電話。内容は、元海軍兵だった父の命日に近くなったら、仏壇の前に旭日旗を出してほしいということだった。わかったけれども、その命日はあと3か月ほど先のことだ。
 それよりも、先日来、今にも死にそうな態で愁訴していた夜の突然の頭痛についてはどうなったのか。とにかく施設の相談員と話してみたらと伝えていたのに2、3日進展がなかったので心配していたのだ。
 その点について訊くと、「なんだっけ?」との返答。おいおい、ボケもかなりのものではないか。すこし経って「ああ、あのこと?」と言いつつ、あれは薬をもらったのでもう済んだことだという。自分では死を覚悟したか、電話口で「長い間お世話になりました」とまで言っていたのに、すっかりけろっとしているのだった。
 直感したとおり、母は薬さえもらえればそれでいいのだと言わんばかりで、その時その時の気持ちを大げさに誇張して喋っているのだろう。それをいちいち真に受ける必要はないということが改めてわかった。
 したがって、今回のケロリとした話しぶりだっていい方向に大げさに話しているのであって、油断は禁物だ。治ったような口ぶりも話半分と思うべきであり、近くまた何かで騒ぎ出すに違いない。

 冷たいうちにとあわてて飲み始めながら、録画していた映画「007/死ぬのは奴らだ」(1973)を見始める。

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(映画「007/死ぬのは奴らだ」主演のロジャー・ムーア)

 この映画を観ることは今までなかったが、実はこれ、中学時代に初めてお付き合いした女の子と観るはずだったものだ。休日に待ち合わせして、今はなき七日町の「シネマ旭」に二人で入ったのだが、初デートで緊張していたのだろう、間違えて別の窓口から入ってしまい、中でやっていたのは東映か何かのヤクザ仁侠映画だった。どうりで客は少ないはずだ。入った我々を見る客たちの眼が不思議そうに光っていたことを今でも思い出す。モギリのお姉さん、たのむからホントにこっち?と訊いてくれよ。わかるでしょ?
 早々に退出するが、なけなしの小遣いしかないので改めて入り直すこともできず、結局目的の映画を観ることはできなかった。
 その後はどうしたのだったか。食事は旭銀座の「純喫茶ポール」だっただろうか。そのあたりはもう霧の彼方で思い出せないが、ポール・マッカートニーが手掛けた映画音楽とともに、今でも心が疼く青春のエピソードとなっている。

cinema asahi 202008
(在りし日の「シネマ旭」ビル)

 この女性とは、ひとえにこちらの思いやりの足りなさのためにその後疎遠になってしまったが、一昨年に開かれた同窓会には遠く県外から駆けつけていたそうで(当方は欠席)、参加した友人の語るところによれば、当時と大きく変わらず元気だったという。
 たしかに元気だったものなあ。高校受験を前にした夏休み、当時「能力別クラス編成」というものがあり、そこで初めて机を並べたのが出会いだった。授業中に指されて当方が立って答えている間、机に置いて体を支えている右手の甲にポールペンでぐるぐると落書きをして、必死で笑いをこらえているようなとてもやんちゃな子だった。生徒会では、進行に納得がいかず、女友達を誘って壇上に詰め寄ったりするような子でもあった。時は移って秋、授業に飽いて窓からグランドを眺めれば長距離走。背は小さいのにぴょんぴょんとゴムまりのように走り、2位以下を数十メートル引き離してコーナーを回る彼女の姿が見えたものだった。
 今となっては、もう一度会いたいというよりも、そういう思い出を大事にしたいと思っている。当時のまま元気で幸せに暮らしていることが垣間見られるだけで、それが無上の喜びだ。
 映画は2時間半ぐらいの尺があるので、途中まで観て残りは明日以降へ。

 今夜は雨になるという。気温が低いので、窓は久しぶりに全閉する。
 22時過ぎに枕灯に切り替えて、みっちり読書をしてから眠りへ。

 「坂の上の雲(4)」を120ページ読んで読了。旅順攻撃の司令官乃木希典の無能と参謀長伊地知幸介の頑迷ここに極まれりという形で第4巻は終わっていく。
 「坂の上の雲(5)」(司馬遼太郎著、文春文庫、1999)を読み始めて90ページ。いよいよ203高地の血で血を洗うような本格的争奪戦が始まった。

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