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 12時前、小松島市に入る。
 小松島に来たなら和田島でしらす丼を食べるというのが流儀(?)のようなので、「しらす 浜料理 小松屋」という店を目指して行き、そこでしらす丼1,300円を食べる。
 釜揚げと生しらすのハーフ&ハーフをいきたかったが、店の前で出逢った大将が言うには、今朝はシケで漁がなくナマがないとのこと。ではまあ釜揚げのみでいこう。
 しらすが白くて判別がつかないけれども、表面からはごはんが見えないほど分厚くしらすがのせられている。それに徳島産のすだちを絞りかけ、醤油を軽く掛けまわして食べれば、ふわふわとした食感のしらすがうまいのなんの。
 ワカメたっぷり、鱧(はも)入り、大きなお椀の澄まし汁も大サービスもの。とろーりモズクもうまし。これは「びんび家」以来の大当たりだった。

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「しらす 浜料理 小松屋」のしらす丼

 小松島の市街地に入る手前で、「弁天山公園」に立ち寄る。
 幕末に築かれた砲台跡があるとのことだったが場所がよくわからず、公園内の散歩道はあまり人が入り込んでいないような雰囲気だったので、先には行かずに前に広がる海だけ撮影して退く。昼休み時間、車を開け放って休憩している営業車が停まっているようなところだった。

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「弁財天祐七大明神」付近で海を撮る。

 市街地へと進んで、「小松島ステーションパーク(狸ひろば・SL記念広場)」。
 日本で一番短い国鉄路線だった小松島線(中田から小松島までの1.9km)の小松島駅跡地に作られた公園。
 「狸ひろば」は、小松島に残る民話の「金長たぬき」がモチーフで、手をたたくと水が落ちてくる高さ10mの人工滝や、世界一の大きい狸の銅像がある。滝の水辺で母子が遊んでいた。
 一方の「SL記念広場」は、昔の駅舎が復元され、SL車両が置かれている。0.5haほどのほぼ正方形の土地をコンクリートで固めただけの広場になっていて、これでは人が寄りつかないだろうと土木の素人でもわかる。

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「狸ひろば」の狸の銅像と人工滝

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「SL記念広場」の復元駅舎とSL車両

 そこから少しだけ東の海側に移動して、小松島港、国鉄小松島港線跡地に作られた「しおかぜ公園」。
 公園には芝生広場、飛行機をモデルにした遊具などがあるが、特に見るものなし。海を展望できる木製デッキが設えられた「みなとオアシス交流広場」はなかなかいいが、「みなと交流センター」内の産直市場はやっていたのかどうか、ヒマそうに散歩している高齢者はいても買い物客の姿はなかったように思う。

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木製デッキが設えられた「みなとオアシス交流広場」

 1時間半ほど前においしいしらす丼を食べたばかりだが、徳島ラーメンも食べておかなければなるまい。
 徳島ラーメンはスープが濃くこってりしたイメージが一般的で、豚骨ベースのしっかりした味がメジャーだが、どの店も似通った味というわけではなく、大きく「茶系」「白系」「黄系」の3種類に分類され、それぞれに特徴があるのだという。
 茶系は、豚骨スープに濃口の醤油で味付けされ濃厚な味わい、白系は、豚骨スープに薄口醤油で味付けしたあっさりめの味、黄系は鶏ガラ+野菜で薄口あっさりのスープ。ということらしい。
 で、このうち白系の雄が、小松島市内にある創業昭和26年の「岡本中華」なのだ。ここで食べておかないと。
 中華そば(小)+生玉子、600+50円。こっくりとしたとんこつ系で濃い味のスープに、低加水の細麺ストレート。トッピングのモヤシは東日本と異なり細い種類のものだ。徳島ラーメンと言えば肉は醤油味の豚バラ肉を連想するが、ここのはぽくぽくとした食感のチャーシュー。小さいどんぶりなので、これであれば2食目の昼食でも苦痛なく腹に入る。ラーメンはこの季節、暑さと汗との闘いになるのだった。

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「岡本中華」の中華そば(小)+生玉子

 小松島市の最後は「日峰山(ひのみねさん)展望台」。
 標高152mの頂上広場にある展望台からは小松島市が一望でき、夜には市内のネオンが鮮やかに輝くのだという。
 いい眺め。はじめに小松島市街が見える南方を撮り、次に北方のこれから進む方向を撮る。

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「日峰山展望台」から小松島市街を望む

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同 これから進んでいく北方向を望む

 14時半前には徳島市に入り、県が総合文化施設として整備した「徳島県文化の森総合公園」にチョイ寄り。
 ニューメディア技術を駆使した情報システムを備える21世紀館をメインに、近代美術館、博物館、文書館、図書館、憩いの場としての3つの森などが集積している。同じ個所にまとめるのはいいことだが、新たに山を切り開いたこの場所では、高齢者や車を持たない人はなかなか来られないのだろうな。

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「徳島県文化の森総合公園」(ウェブから)

 途中で夜の飲み物も仕入れて、朝のうちに予約していた「ホテルプラザイン徳島」にチェックインしたのは15時半過ぎ。
 連日の夜の蒸し暑さによる体力減退を感じていたのと、今日を含めて3日分のログ付けが滞っているのを少しでも減らしておかなければという考えで、早めにしけこんだ形となる。
 ぼろいホテルだが、フロントで楽天トラベルではなくホテルの公式HPから予約したことにすればさらに安くできるというのでそうしてもらい、駐車料金を入れて1泊3,100円で泊まることになった。今回の旅でのホテル宿泊料金中最安である。

 エアコンを効かせた涼しい部屋で、バッテリーが減っていく心配もなく作業ができることは、毎晩蒸し暑い夜を車中で汗をぬぐいながらしのいできたことを思えば天国のようだ。気分がいいのでまだ17時前なのに思わず缶ビールを開けてしまう。
 19時前までに、24日(一昨日)朝から25日(昨日)朝までのログ付けをし、続きは明日の朝にやることにして、本日はこれまでとしてニュースやナイター中継を見ながら飲み始める。この日は昼に2つの店で食べているので、つまみはじゃがりこのみとする。

 22時になって、明日のことを考える。明日は徳島市内を見るが、もう1泊徳島市内のホテルで泊まることにして、楽天トラベルで駐車料を含めて4千円の宿を確保する。
 夜の蒸し暑さを思うと、この価格ならば空調の効いた部屋で眠るのが正しい選択だろう。電源も確保できる。北海道あたりならば別だろうが、7月に近くなってからの車旅はきつい。健康と体力の維持には十分に気を配りたい。

 23時過ぎ消灯。
 6月26日の走行距離は131km。

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