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 「三玉医院」は現役。診療は奥の鉄筋のビルで行っているようだ。
 ツタに覆われた建物は「上下画廊(ランプ展示館)」。150年前のイギリス煉瓦を使用して設けられた画廊で、内部で展示しているランプも美しいようだ。
 「旧瀬川百貨店」。今は空家。隣りはかつての豪商の店舗だった「吉田本店」。
 「旧警察署」。明治時代の建物で、風情のある見張り櫓が当時のまま残っている。

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(「三玉医院」の旧館)

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(ツタに覆われた建物は「上下画廊」)

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(旧瀬川百貨店)

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(見張り櫓が残る「旧警察署」)

 「翁橋」から北へと伸びる白壁通りとは別の道もなかなかの風情があった。
 上下川のそばに建つ「旧田辺邸」。江戸時代の町屋のひとつで、当時は幕府の公金を扱う「掛屋」を営んでいたが、明治に入る頃には造り酒屋にも利用されたという。管理はあまりよくない。
 「末広酒蔵展示館・郷土人形館」。白壁づくりの店構えの「末広屋」という店の奥にある。
 「天領上下代官所跡」は、石垣の上の平地はただの空き地になっていた。

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(「翁橋」から北へと伸びる道も風情があった)

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(上下川のそばに建つ「旧田辺邸」)

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(白壁づくりの「末広酒蔵展示館・郷土人形館」)

 「JR上下駅」は小さな駅。駅前の店々には空き店舗が目立つ。
 先に歩いた「翁橋」から少し北のほうにある「翁座」へは車で向かう。「映画実演」の大看板がとても素敵だ。大正時代に建てられ、芝居・映画の上演などが行われる劇場として賑わっていたという。
 小一時間の異空間散歩。上下はけっこう楽しめた。

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(たっぷり歩いて戻ってきた「JR上下駅」)

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(「映画実演」の大看板が素敵な「翁座」)

 続いては庄原市に至るが、ここには「庄原焼き」を食べるために寄ったと言っても過言ではない。
 「庄原焼き」とは、広島風お好み焼の肉玉をベースに、そばやうどんではなく庄原の特産米を使い、ポン酢仕立てのソースで味わうお好み焼なのだ。各店舗の創意工夫によりトッピングや味付けなどにさまざまなバリエーションが生まれていて、焼かれた香ばしいごはんと、野菜のうまみが合体した味わいが楽しめるという。
 事前にリサーチをしていた「お好み焼きコバヤシ」という店に入って、庄原焼きスペシャル880円を所望する。店の女主人はこちらを一目で初めての客と判断して、庄原の食材を中心にウチでは手作り豚キムチ焼飯を入れている、ソースはポン酢の入った6種類ブレンドのオリジナルソース、云々と説明してくれる。卓上にはそのオリジナルソースのほかに、マヨネーズ、マスタードマヨ、コチュジャン、摺り白胡麻が並ぶ。
 “ノーマル”に肉、チーズ、イカ天、もち、たまご、そばかうどんかキムチチャーハンのいずれかを加えたものが“スペシャル”になり、普通のお好み焼きであればごはんを用いずそばかうどんを使い、ソースも一般的なものになるのだそうだ。
 これだけの具材が入るとかなり腹が膨れるし、キャベツやネギをたくさん摂取した気になれる。ポン酢入りのソースは初めてだったが、さっぱりしていてこういう食べ方もイケル。
 庄原市内にある8店舗で提供していると聞いているが、おばさんが言うには提供店は減少傾向にあるとのことだった。ちなみに、店によっては、肉みそかけ、漬物ご飯入り、トマト入りなどもあるのだそうだ。

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(「JR備後庄原駅」にも立ち寄ってみた)

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(「お好み焼きコバヤシ」の店構え)

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(豚キムチ焼飯が入った「庄原焼きスペシャル」)

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