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2021.01.22 20210121 木
 8時過ぎにようやく起床。寝坊してしまったのは、母のことが思われて深夜に目が冴えてしまったからだ。論理的な会話ができなくなってしまい、自分の思いだけをその時の瞬間風速で電話にぶつけてくるものだから、2日間携帯の電源を落としたのだった。もう電源は戻しているが、電話しか会話の手段を持たない母に対して冷たいことをしてしまったと思う。
 だがその間、苦情、クレームの矛先は施設の職員たちや自分の娘、つまりわが妹一家に向けられたようで、それらの人々が困り果て、迷惑を被っているようだ。それはそうだ。悲しい、痛い、辛い、帰りたいといった同じ話を繰り返し聞かされれば、誰だって暗澹たる気持ちになることは自分がいちばんよく知っている。
 そんなことが頭から離れず、善後策を考えてもいい案など浮かぶはずもなく、冴え冴えとした目で真っ暗な部屋を見つめているのだった。

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(okinawa-image)

 仕事を離れてからのこの2年近くの間、自分の思ったことを、ほぼ外部から邪魔されることなく、周囲を気にすることもなしにやってくることができていたので、ストレスなどというものを感じることはなくなっていた。しかしここにきて、理屈も記憶もこらえ性も持たない、明日への不安と身体中の不具合しか頭にない年老いた実母に向き合わざるを得ないこととなってしまった。まったく、困ったものだ。

 深夜のNFL放送が昨夜はなかったので、この朝はアメフトを見ることなく普段のルーチン作業をして気分を変える。
 東京株価はこの日も上げて、その後は膠着状態となる。コロナによる広告需要の減少とテレワークの進展の影響で本社ビルを売却することになった電通が、なぜかそんなことを好感されて値を上げたのを機に、一部を売却して小利益を得る。小利益は、少額ではあるけれども大事。なにせ損をしていないのだから。

 昼食は、江俣の「牧花亭」にて。この日の日替わりランチセット770円は、たくさんの器が並ぶ煮込みハンバーグだった。
 煮込んだソースが秀逸で、これがシチューみたいにたっぷりあり、それをハンバーグにまとわせて食べる。ソースも全部食べてねと、スプーンが付いているのもいい。彩りのいいフレッシュな生野菜、洋食なのにきんぴらごぼうの小鉢、2種の漬物たっぷり、具だくさんの味噌汁。
 食後のドリンクは以前のときと同じバナナジュースをチョイス。レギュラーサイズのグラスで供されるので量があり、蜂蜜テイストが効いていて、これもおいしかった。すべてに文句なし。また行こうっと。

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(「牧花亭」の日替わりランチセット)

 午後は、昨晩の睡眠不足を取り戻すべく、昼寝をする。しかしその間に何度も母からの着信がある。このように、常に電話の強迫観念から抜け出すことができないでいる。
 夕刻、こちらから電話を入れると、明日、一人で病院に行くことにしたから、コートと冬用の靴を持ってこいとのことだった。行って治るわけではないことはわかっていると言いながら、医師と話をすることで精神衛生が保てるのだそうだ。満足に歩けるわけでもなく、これまでもそうだったように病院に行けば翌日は具合が悪くなることが火を見るよりも明らかな状態で、何を言っているのだろうなというのが正直なところだ。
 目が見えないし、眩暈もするんですよね。積雪もあって道は凍っているんです。そこを歩いて、病院だけでなく調剤薬局にも一人で行くというんですよね。転んで寝たきりになるリスク、わかっているんですかね。そしてその夜からは眩暈がひどくなるんですよ。そこまでして医師と話すことに、どれほどの意味があるのですかね。
 ――というように、こちらとしては一時の思い付きによる見境のない行動としか思えない。命よりも一時の医者との会話のほうが大事だとでもいうのか。
 もう少しして気候がよくなったら眼科には連れて行くからと懸命に説得し、ようやく納得させる。どうせ明日以降もまた同じ要求をしてくるのだろうが。
 この説得のために45分も電話で話している。ほとほと疲れ、こちらの気分まで悪くなってしまう。

 ぐったりしたので、入浴後の飲酒は量を増やして飲み、酔う。こういうときには特に、食べ物はそんなにいらない。よーく酔わせてほしい。
 21時過ぎに飲み上がり、酔ったのであとは流す。

 アメリカで、バイデン新政権が成立した。分断から結束へ。世界のリーダーとしてようやくまっとうな政権が成立したと言えるだろう。今のアメリカの世界的な立場を考えれば、この国のリーダーはもう「アメリカ・ファースト」などという偏狭でへそ曲がりな身勝手は許されないはずなのだ。
 今思えば、トランプはそんなことをよくもヌケヌケと言っていたものだ。すっかりいじけちゃってとった就任式を欠席するという前代未聞の行動も、アメリカ停滞の原因をつくっただけではすまず国際的な地位を大きく貶めた大統領として、いずれ国民から嗤われることになるだろう。所詮はただの不動産屋の成り上がりが、臆病だと思われたくないばかりに強気な行動をとって、みっともないところを曝しただけだったというわけだ。

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(ジョー・バイデンが、第46代アメリカ大統領に就任した)

 23時消灯、当日中には眠りに落ちる。

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