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izakaya mich

   新潮社  1,000円+税
   2016年12月15日 第1刷発行

 太田の「居酒屋味酒覧」の初出は2004年。それが4度版を重ね、2016年に「決定版」と銘打って発売されたのがこれで、2020年現在では最新のものとなっています。
 新規収録60件、掲載大幅増の204店。各店の特徴を示す名酒・名料理・名居心地別推奨に加え、新たに歴史ある建物・造作を顕彰する「日本居酒屋遺産」を選定しています。
 「いい酒いい人いい肴」を知り尽くした達人厳選の旬な店がここに! 旅行、出張、街歩きに、これさえあればいい店選びには困らない!! ――とのことです。

 居酒屋に関しては、興味はあるものの自分の探訪歴は浅く、この本に登場する店の中で実際に入店しているのは、「ばんや」(八戸)、「久村の酒場」(酒田)、「斎藤酒場」(十条)、「まるます家」(赤羽)、「うりずん」(那覇)ぐらい。「独酌三四郎」(旭川)や「こつこつ庵」(大分)などは店を見てきています。
 目次の店名を見ていると、太田和彦の居酒屋番組以外にも「吉田類の酒場放浪記」などでも取り上げられているところが多く、知っている店ということでは結構な数があります。

 これらの店は確かによさそうですが、自分の場合、日本酒はそれほど飲まなくてもよく、飲んでいる間は誰とも話さずに一人で静かにやりたいタイプなので、大箱の大衆酒場の片隅やうらぶれた町中華などで、瓶ビールやサワー系の飲み物を片手に焼き物や煮込み、やっこ、中華料理などの大衆的なものをつまみながらマイペースでやりたい。なにもその土地で揚がった高級魚の煮魚や刺身などで高級酒をツイー……とやらなくたって、十分に満足できるのです。
 したがって、旅に出ているときにもこの本に頼ることもなさそうです。
(2021.1.4 読)

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