2023.03.27
20230326 日
小雨模様の朝、6時起床。天候は冴えず気温も暖かかったのが一段落したし、社会的に休日の今日は自宅で、自分のための時間を過ごすに如かずという感じになっている。センバツ高校野球も雨のため今日は中止だ。
8時台から民族学のお勉強。「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」の概括部分を読み終えて、先史時代から西暦紀元後数世紀(イスラム教が出現する7世紀前半)の古代アフロアジア(オリエント)世界を論じる第2章に入る。
古代アフロアジア世界は、ひとたび忘れ去られたが、近代における考古学・文献学・言語学によって再発見された世界史の重要部分で、その再発見の歴史から略述が始まっている。ヨーロッパからの征服者等によって古代文字(楔形文字とヒエログリフ)が解読されたことが、再発見の引き金となったという。そして、古代アフロアジアをメソポタミア、シリア・パレスティナ、エジプト・ヌビアに3大別し、それぞれを各専門家が概括していくという形で論及を深めている。
そのはじめのメソポタミアに関する部分では、高校時代に習った、シュメールとアッカド、そこに鉄器を携えたヒッタイトが侵入し、その後の空白をカッシート人が支配した――というアッシリアやバビロニアの古いストーリーを、何十年ぶりに思い出すのだった。
この日はたっぷり11時まで時間をかけて、40ページ。

(ハンムラビ法典(左)と、カッシート時代の境界石)
その後は、近いうちに見に行きたいと思っている、仙台市泉区ニュータウンにある「仙台大観音」について調べる。
観音の詳細や撮影スポットなどがわかってきたが、何とこの観音様、今年3月から約1年間にわたって大修復工事が行われているらしい。仙台大観音に修復に当たる作業員たちがぶら下がるレアな風景が見られるというのだが、別にそんなところは見たいとは思わないのだけれど。
ほかに宮城県の県北地方の観光スポットもいくつか拾ったりして、14時過ぎまで作業に当たる。
その合間の昼食は、今日も自宅にて。冷凍保存している到来物の高級マグロをそろそろ食べないといけないとのことで、つれあいがまぐろ丼をつくってくれた。すり身はそのままで、切り身は漬けにして。
単価にすればおそらく専門店で食べるよりもずっと高額だろう。しかし、お安くできている当方としては、長期保存に耐えた高級品よりも、赤身でもいいから新鮮で経済的なものを多く食べるほうがずっと嬉しい。食べながら不謹慎にも、回転寿司の一皿110円寿司が食べたくなるのだった。バカだな。(笑)

(今日の昼食は自宅でまぐろ丼だ)
調べもののあとは読書に戻って、「インド旅行記1 北インド編」を50ページ読んで読了する。
書いている中谷美紀は旅の最後に、インドのチベットと呼ばれる秘境ラダック最大の都市であるレーへと赴くも、飛行機のダブルブッキングでひと悶着があった上に高山病に罹ってしまい、「早く日本に帰りたい」を連発しているのだった。
今夕の大相撲春場所千秋楽は、入浴後の飲酒タイムに録画ディレイで観る。今場所最後の一番で2敗の小結大栄翔を星ひとつの差で追う関脇霧馬山が下し、その直後の優勝決定戦でも霧馬山が勝利して逆転初優勝。優勝力士インタビューでは「(モンゴルから来て)最初は本当に何も分からなかった。それから8年で優勝して、本当に最高です」と語っていた。技巧派で、相撲道に真摯に取り組んでいるのがわかるいい力士。来場所は大関獲りの場所となる。

(霧馬山が優勝決定戦で大栄翔(左下)を突き落としで下し、初優勝!)
まだ読み足りないので、寝るまでに「路地の子」を50ページ読み、これで今日も3桁をキープした。
22時過ぎにベッドに入ったので、寝入ったのは23時前だっただろう。
8時台から民族学のお勉強。「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」の概括部分を読み終えて、先史時代から西暦紀元後数世紀(イスラム教が出現する7世紀前半)の古代アフロアジア(オリエント)世界を論じる第2章に入る。
古代アフロアジア世界は、ひとたび忘れ去られたが、近代における考古学・文献学・言語学によって再発見された世界史の重要部分で、その再発見の歴史から略述が始まっている。ヨーロッパからの征服者等によって古代文字(楔形文字とヒエログリフ)が解読されたことが、再発見の引き金となったという。そして、古代アフロアジアをメソポタミア、シリア・パレスティナ、エジプト・ヌビアに3大別し、それぞれを各専門家が概括していくという形で論及を深めている。
そのはじめのメソポタミアに関する部分では、高校時代に習った、シュメールとアッカド、そこに鉄器を携えたヒッタイトが侵入し、その後の空白をカッシート人が支配した――というアッシリアやバビロニアの古いストーリーを、何十年ぶりに思い出すのだった。
この日はたっぷり11時まで時間をかけて、40ページ。


(ハンムラビ法典(左)と、カッシート時代の境界石)
その後は、近いうちに見に行きたいと思っている、仙台市泉区ニュータウンにある「仙台大観音」について調べる。
観音の詳細や撮影スポットなどがわかってきたが、何とこの観音様、今年3月から約1年間にわたって大修復工事が行われているらしい。仙台大観音に修復に当たる作業員たちがぶら下がるレアな風景が見られるというのだが、別にそんなところは見たいとは思わないのだけれど。
ほかに宮城県の県北地方の観光スポットもいくつか拾ったりして、14時過ぎまで作業に当たる。
その合間の昼食は、今日も自宅にて。冷凍保存している到来物の高級マグロをそろそろ食べないといけないとのことで、つれあいがまぐろ丼をつくってくれた。すり身はそのままで、切り身は漬けにして。
単価にすればおそらく専門店で食べるよりもずっと高額だろう。しかし、お安くできている当方としては、長期保存に耐えた高級品よりも、赤身でもいいから新鮮で経済的なものを多く食べるほうがずっと嬉しい。食べながら不謹慎にも、回転寿司の一皿110円寿司が食べたくなるのだった。バカだな。(笑)

(今日の昼食は自宅でまぐろ丼だ)
調べもののあとは読書に戻って、「インド旅行記1 北インド編」を50ページ読んで読了する。
書いている中谷美紀は旅の最後に、インドのチベットと呼ばれる秘境ラダック最大の都市であるレーへと赴くも、飛行機のダブルブッキングでひと悶着があった上に高山病に罹ってしまい、「早く日本に帰りたい」を連発しているのだった。
今夕の大相撲春場所千秋楽は、入浴後の飲酒タイムに録画ディレイで観る。今場所最後の一番で2敗の小結大栄翔を星ひとつの差で追う関脇霧馬山が下し、その直後の優勝決定戦でも霧馬山が勝利して逆転初優勝。優勝力士インタビューでは「(モンゴルから来て)最初は本当に何も分からなかった。それから8年で優勝して、本当に最高です」と語っていた。技巧派で、相撲道に真摯に取り組んでいるのがわかるいい力士。来場所は大関獲りの場所となる。

(霧馬山が優勝決定戦で大栄翔(左下)を突き落としで下し、初優勝!)
まだ読み足りないので、寝るまでに「路地の子」を50ページ読み、これで今日も3桁をキープした。
22時過ぎにベッドに入ったので、寝入ったのは23時前だっただろう。
2023.03.26
周防大島昔話集 宮本常一

河出文庫 760円+税
2012年11月20日 第1刷発行
宮本常一に関しては、近時「忘れられた日本人」「民俗学の旅」「イザベラ・バードの『日本奥地紀行』を読む」「ふるさとの生活」「絵巻物に見る日本庶民生活誌」などを読んでいて、これがその6冊目になります。
当著は宮本による編著といった位置づけで、初出は1956年に山口大島文化研究連盟から発行されたもの。85年に瀬戸内物産出版部から再版され、2012年に河出書房新社が文庫化したという経過があります。
父母から、祖父から、土地の古老等から、宮本常一が採集し続けた郷土に伝わるむかし話。瀬戸内海に浮かぶ島ゆえ、土佐大工・伊予大工に出稼ぎに出た者が伝えた話など、内外の豊富な話柄が熟成されている。「百合若大臣」など、ポピュラーな話の変奏も楽しめる。宮本民俗学の背骨をなす、貴重な一冊。(カバー裏表紙から)
昔話語りがずーっと続いている単調なつくりなので、しばらくするとおじいちゃんの昔話を聞いて条件反射的に眠ってしまう幼子のように、ウトウトと……。
また、昔話なので論理性に乏しいことも、難点のひとつです。理屈に合わないと眉間に皴を寄せたりせず、頭と気持ちを柔らかくして読むことが求められました。
つまり正直を言えば、当方にとっては退屈な書物でした。
宮本常一が1956年9月に書いた「巻末記」には、この昔話集が、山口県大島郡東和町(もと家室西方村)長崎に生まれた著者が幼少時に祖父、父、母から聞かされた話を中心に、1930~40年頃の記憶をよびさまして書いたものであるとし、記憶の曖昧なものをすべて省いたが、省いた量のほうが多かったことが記されています。
そして、常光徹(民俗学者)は解説で、この時期がおそらく、島の生活の中で昔語りが生き生きと脈打っていた最後の時期だったのかもしれないと述べていました。
(2023.2.19 読)
2023.03.26
20230325 土
6時15分に起きて、土曜であってもやることは変わらずに進め、8時半までに日記をはじめとしたカキモノや、録画予約設定などの定番作業を終える。
4年ほど前から、契約中のプロバイダのメールサービスが送信不能になり、長い間不便を蒙っていた。メールアドレスが何者かによって不正に利用され、このアドレスから大量のメール送信が行われていたことが原因らしい。
このことについてプロバイダ側から、送信制限を実施していたがログインパスワードとメールパスワードを再設定すればそれが解消されるとのメールが届いた。さっそく手続きを踏んで、正常化が図られた。パソコンの設定モノは苦手で、これにもずいぶん手間取った。これで現在、少なくとも4つのメールアドレスを使っていることになる。

(image)
読書を始めたのは10時前から。またもや難物の15巻シリーズから「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」(矢島文夫編、山川出版社、1985)などというものを取り出してしまう。
「アフロアジア」とは、本来言語学上の「セム・ハム語族」に代わるものとして「アフロアジア語族」というような形で使われる用語で、オリエント、近東、中東、中近東、西アジア、北アフリカなどを指すものであるらしい。
編者は「まえがき」で、「アフロアジアの民族と文化」と名付けられた本巻はきわめてユニークな1冊といってよく、なぜならばこれが、日本で初めて、そして世界でもほとんど初めて、「アフロアジア」という〈地名〉が使われたものだからだと書いている。
この日はこれを40ページ。まだ総論的な部分なのである程度読めているが、ページ当たりの文字数は文庫本の3倍ほどはあり、読むのに厄介なことになりそうだ。

(アフロアジア諸言語の分布)
昼食は、自宅で食べる週末のナンバーワン・メニューとなっている、もりそば+ゲソ天だ。
近くの食肉量販店で売っている紫イカの極太柔らかゲソ天と袋入り生蕎麦の組み合わせだけでも絶品なのに、そばつゆに生卵を落とし、さらに刻み海苔とネギを山ほど入れ、蕎麦に山葵を塗りたくって食べれば、これ以上の食べ物は地上にはないだろうと思えるようなおいしさだ。〆に蕎麦湯をたっぷり飲めば、デザートのバナナヨーグルトと伊予柑はすぐには食べられないくらいに腹と心が満たされるのだった。過去に類似画像を掲載しているので、今日は撮影省略だ。
食後には、読後本のインプレを4本書き上げて、いい感じに作業を進める。
そのほか午後にやったことはほぼ2本立てで、1本目は「インド旅行記1 北インド編」の読み込みで、これを60ページ。
2本目は、6月の琉フェス鑑賞のための上京の際に行ってみたいところの一つとして、千葉のいすみ鉄道と小湊鉄道に乗るルートを調べてみる。ほぼ1日かけて一回りして東京に戻って来られそうなことがわかる。これはいいぞ、上京中の天気のよい一日を選んでこれに充てよう。列車に乗っている時間はそれだけで楽しいからいいとして、大原や上総中野でどのあたりを散歩すればいいのか、これから考えてみたい。

(いすみ鉄道)
飲み終えた後の夜は、ニュースや世界カーリング選手権のプレーオフなどを見て、本を「路地の子」に持ち替える。ここからどれだけ読めるかが、1日の読書量を決する大事なところとなるのだが、睡魔にはやはり勝てず、40ページ読んだところでダウンとなった。22時半頃だっただろうか。
4年ほど前から、契約中のプロバイダのメールサービスが送信不能になり、長い間不便を蒙っていた。メールアドレスが何者かによって不正に利用され、このアドレスから大量のメール送信が行われていたことが原因らしい。
このことについてプロバイダ側から、送信制限を実施していたがログインパスワードとメールパスワードを再設定すればそれが解消されるとのメールが届いた。さっそく手続きを踏んで、正常化が図られた。パソコンの設定モノは苦手で、これにもずいぶん手間取った。これで現在、少なくとも4つのメールアドレスを使っていることになる。

(image)
読書を始めたのは10時前から。またもや難物の15巻シリーズから「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」(矢島文夫編、山川出版社、1985)などというものを取り出してしまう。
「アフロアジア」とは、本来言語学上の「セム・ハム語族」に代わるものとして「アフロアジア語族」というような形で使われる用語で、オリエント、近東、中東、中近東、西アジア、北アフリカなどを指すものであるらしい。
編者は「まえがき」で、「アフロアジアの民族と文化」と名付けられた本巻はきわめてユニークな1冊といってよく、なぜならばこれが、日本で初めて、そして世界でもほとんど初めて、「アフロアジア」という〈地名〉が使われたものだからだと書いている。
この日はこれを40ページ。まだ総論的な部分なのである程度読めているが、ページ当たりの文字数は文庫本の3倍ほどはあり、読むのに厄介なことになりそうだ。

(アフロアジア諸言語の分布)
昼食は、自宅で食べる週末のナンバーワン・メニューとなっている、もりそば+ゲソ天だ。
近くの食肉量販店で売っている紫イカの極太柔らかゲソ天と袋入り生蕎麦の組み合わせだけでも絶品なのに、そばつゆに生卵を落とし、さらに刻み海苔とネギを山ほど入れ、蕎麦に山葵を塗りたくって食べれば、これ以上の食べ物は地上にはないだろうと思えるようなおいしさだ。〆に蕎麦湯をたっぷり飲めば、デザートのバナナヨーグルトと伊予柑はすぐには食べられないくらいに腹と心が満たされるのだった。過去に類似画像を掲載しているので、今日は撮影省略だ。
食後には、読後本のインプレを4本書き上げて、いい感じに作業を進める。
そのほか午後にやったことはほぼ2本立てで、1本目は「インド旅行記1 北インド編」の読み込みで、これを60ページ。
2本目は、6月の琉フェス鑑賞のための上京の際に行ってみたいところの一つとして、千葉のいすみ鉄道と小湊鉄道に乗るルートを調べてみる。ほぼ1日かけて一回りして東京に戻って来られそうなことがわかる。これはいいぞ、上京中の天気のよい一日を選んでこれに充てよう。列車に乗っている時間はそれだけで楽しいからいいとして、大原や上総中野でどのあたりを散歩すればいいのか、これから考えてみたい。

(いすみ鉄道)
飲み終えた後の夜は、ニュースや世界カーリング選手権のプレーオフなどを見て、本を「路地の子」に持ち替える。ここからどれだけ読めるかが、1日の読書量を決する大事なところとなるのだが、睡魔にはやはり勝てず、40ページ読んだところでダウンとなった。22時半頃だっただろうか。
2023.03.25
20230324 金
夜の雨が上がり、どんよりとした空模様の朝、6時過ぎに起床。
起床時間が少しだけ早かったので、8時前には朝ルーチン作業が終わり、株式市場が動くまでの間に本が読めた。9時半までに「レスラーめし」を60ページ余り読んで読了。期待した以上に面白かったナ、この本。

(こんな書斎があったらなぁ)
この日の昼メシは、2020年4月の開店以降5回目となる美畑町の「つけ麺おんのじ山形店」にて。自分にとってはわりとヘビロテ気味の利用になるが、中盛り無料だし、ランチタイムはライスサービスだし、お得な割引券をもらえたりして、そういう気の利かせ方が訪問店のディスティネーションに大きく作用しているというわけだ。
そしてこの日は24日、店が言う「ブシの日」で、通常920円の節つけ麺がひと月にこの日だけなんと600円(!)で提供されるので、つれあいとともに興味津々で行ってみることにした。
濃厚魚介節つけ麺を、いつもどおり中盛り(普通と特盛のあいだ)、追いネギにて、600円。通常料金時と全く変わるところがなく、いい仕事をしている。麺のボリュームは十分だし、このどろ~りブシブシッとしたつけ汁が極めておいしい。〆にそれを割りスープで割って飲めば、これまた美味。ここで食べるたびに思うけど、つけ麺はここさえあればほかの店には行かなくたっていいやと思えるほどに満足できる。
安いよねぇと笑いながら二人で腹いっぱいおいしいつけ麺を食べて、1,200円。これを至福と言わずして、何と言おうか。(笑)

(「つけ麺おんのじ山形店」の節つけ麺)
家に戻ってからは、札幌ステイに向けた情報収集を2時間ほどやる。
札幌ステイについては、つれあいがJALのパッケージツアーを当たり、6月26日からの4泊5日でフライトと宿の予約をしてくれた。北海道は4月以降も全国旅行支援の割引を継続するようで、旅行代金の2割引と二人で16,000円?の地域クーポンの付与があり、格安で行ける。けっこういいホテルを確保したのに、フライト代含み二人分で9万円弱のうえに、地域クーポンまで手に入るのだからすごい。
まだまだ調べたいことが多いが、出発は3か月後なので、楽しみながら急がず気長にやっていこう。

(「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にも行ってみたい)
もうひとつ、6月11日の琉球フェスティバル鑑賞の上京にかこつけて、関東地方を巡りたいと思い、そのための宿を一応4泊で確保してみた。しかし、全国旅行支援の東京版が6月末日までに期間延長されることになり、再発売が3月27日の午後からになるという情報をつかんだので、そのときに改めて格安ホテルを物色することにする。
そんなわけで、午後はパソコンの画面を見つめてばかりの時間となった。
暖かいので今夜も入浴は抑え気味にして、飲みながら観たのはキリンチャレンジカップのウルグアイ戦。サッカーW杯で日本代表が大活躍したのは昨年秋のことだったが、もう次回開催に向けて予選が始まる時期になっている。まだ観戦するのに本腰が入らないまま見ているのだが、途中から右サイドに伊東純也が入るととたんに展開が活性化する。後半30分頃になってその伊東からパスを受けた途中出場のFW西村拓真がゴールを決めて同点に。試合結果は1-1の引き分けだった。

(対ウルグアイ戦、日本代表は後半30分、西村拓真の同点弾で追いつく)
さあ、寝るまでに残る時間は夜の読書タイムとしよう。「路地の子」を手にするが、眠気のほうが中身への興味よりも強くなり、意気込みのわりには読み進めることができず、50ページで止まった。
23時前には眠りに落ちる。
起床時間が少しだけ早かったので、8時前には朝ルーチン作業が終わり、株式市場が動くまでの間に本が読めた。9時半までに「レスラーめし」を60ページ余り読んで読了。期待した以上に面白かったナ、この本。

(こんな書斎があったらなぁ)
この日の昼メシは、2020年4月の開店以降5回目となる美畑町の「つけ麺おんのじ山形店」にて。自分にとってはわりとヘビロテ気味の利用になるが、中盛り無料だし、ランチタイムはライスサービスだし、お得な割引券をもらえたりして、そういう気の利かせ方が訪問店のディスティネーションに大きく作用しているというわけだ。
そしてこの日は24日、店が言う「ブシの日」で、通常920円の節つけ麺がひと月にこの日だけなんと600円(!)で提供されるので、つれあいとともに興味津々で行ってみることにした。
濃厚魚介節つけ麺を、いつもどおり中盛り(普通と特盛のあいだ)、追いネギにて、600円。通常料金時と全く変わるところがなく、いい仕事をしている。麺のボリュームは十分だし、このどろ~りブシブシッとしたつけ汁が極めておいしい。〆にそれを割りスープで割って飲めば、これまた美味。ここで食べるたびに思うけど、つけ麺はここさえあればほかの店には行かなくたっていいやと思えるほどに満足できる。
安いよねぇと笑いながら二人で腹いっぱいおいしいつけ麺を食べて、1,200円。これを至福と言わずして、何と言おうか。(笑)

(「つけ麺おんのじ山形店」の節つけ麺)
家に戻ってからは、札幌ステイに向けた情報収集を2時間ほどやる。
札幌ステイについては、つれあいがJALのパッケージツアーを当たり、6月26日からの4泊5日でフライトと宿の予約をしてくれた。北海道は4月以降も全国旅行支援の割引を継続するようで、旅行代金の2割引と二人で16,000円?の地域クーポンの付与があり、格安で行ける。けっこういいホテルを確保したのに、フライト代含み二人分で9万円弱のうえに、地域クーポンまで手に入るのだからすごい。
まだまだ調べたいことが多いが、出発は3か月後なので、楽しみながら急がず気長にやっていこう。

(「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にも行ってみたい)
もうひとつ、6月11日の琉球フェスティバル鑑賞の上京にかこつけて、関東地方を巡りたいと思い、そのための宿を一応4泊で確保してみた。しかし、全国旅行支援の東京版が6月末日までに期間延長されることになり、再発売が3月27日の午後からになるという情報をつかんだので、そのときに改めて格安ホテルを物色することにする。
そんなわけで、午後はパソコンの画面を見つめてばかりの時間となった。
暖かいので今夜も入浴は抑え気味にして、飲みながら観たのはキリンチャレンジカップのウルグアイ戦。サッカーW杯で日本代表が大活躍したのは昨年秋のことだったが、もう次回開催に向けて予選が始まる時期になっている。まだ観戦するのに本腰が入らないまま見ているのだが、途中から右サイドに伊東純也が入るととたんに展開が活性化する。後半30分頃になってその伊東からパスを受けた途中出場のFW西村拓真がゴールを決めて同点に。試合結果は1-1の引き分けだった。

(対ウルグアイ戦、日本代表は後半30分、西村拓真の同点弾で追いつく)
さあ、寝るまでに残る時間は夜の読書タイムとしよう。「路地の子」を手にするが、眠気のほうが中身への興味よりも強くなり、意気込みのわりには読み進めることができず、50ページで止まった。
23時前には眠りに落ちる。
2023.03.24
この国のかたち一 司馬遼太郎

文春文庫 476円+税
1993年9月10日 第1刷
2003年2月15日 第24刷発行
日本は世界の他の国とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている。――長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起こし、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研ぎ澄まれた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあかす白眉の日本人論。(カバー背表紙から)
――という、自分にとって期待度の大きい全6巻の第1冊目です。雑誌「文藝春秋」の巻頭随筆として書かれたものをまとめたもので、1冊目は1986~87年に掲載されたものです。「街道をゆく」シリーズの文庫本と違ってぐっと活字が大きくなっているので、案外すぐに読めてしまうかもしれません。「街道をゆく」は43文字×18行ほどの体裁でしたが、こちらは35文字×13行となっていて、1ページのマス目に換算すればおよそ1.7対1となっています。これならページは捗るわけです。
はじめの部分では、日露戦争の勝利が日本国と日本人を調子狂いにさせ、太平洋戦争が終結するまでの40年間は日本の“異胎の時代”だったと述べ、日本陸軍の機密文書の記述を例に挙げて、憲法以下のあらゆる法律とは無縁と解説された「統帥権」について、思いを馳せています。
薩摩における「テゲ(大概)」に関する論考は興味深いものがありました。
テゲとは、上の者は大方針のあらましを言うだけで配下の者にこまごまとした指図はしないことを言うようなのですが、これを戊辰戦争時の西郷隆盛、日露戦争の野戦軍を指揮した大山巌、連合艦隊を統率した東郷平八郎を例に挙げて説明しており、なるほどと膝を打ちたくなるような名解説になっていました。
司馬の語り口が軽快で、現代の“昔話”として聴いているような気分になれ、並行して読んでいる宮本常一の「周防大島昔話集」よりも、ずっと面白く読めます。このようなことを夜話として聴かされたなら、聴くほどに目が冴えてしまいそうです。いいシリーズものに出会えたと思います。
(2023.2.19 読)
2023.03.24
20230323 木
6時20分起床。朝は快晴だが、徐々に崩れて雨が降り、気温は22℃まで上がるとの予報。
今日はWBCの朝のライブ中継がなく、株式市場の動きも大きくないことから、ルーチン作業を終えたところから本を読み始め、午前のうちに「レスラーめし」の、長州力、ダンプ松本、武藤敬司の部分を80ページ読む。

(長州・谷津組が鶴田・天龍組を撃破してインタータッグ王者に 1986.2.5)
昼メシは、鶏の唐揚げを食べたいというつれあいのリクエストを受けて、頭に浮かんだ何店舗かの中からもっとも足が遠ざかっている駅西の「ぱっぷや霞城セントラル店」を選び、3年7か月ぶりに再訪。つれはカラ揚げ2種定食の中からカラ揚げ+チキン南蛮定食1,000円、当方は以前唐揚げを食べているので、カツ丼910円にしてみた。
でっかいどんぶりに、ブリッジが架かるほどのサイズのとんかつ。そして、他店比でかなり多い溶き玉子。普通盛りのごはんも多めで、ナルホドこのクオリティであればこの価格もやむを得まいと納得。
とんかつの厚さは標準的かもしれないが、大きさはあり、その破壊力は十分に評価できる。加えて玉子の部分にはタマネギだけでなくたっぷりのネギも含まれていて、これも独特でおいしい。最後はつれから回ってきた唐揚げ2個も腹に収めて、満腹に。なんだかとても楽しくハッピーな気分になれた。

(「ぱっぷや霞城セントラル店」のカツ丼)
午後イチで古書を4冊注文。それらは、能町みね子1、谷川健一2、司馬遼太郎1。谷川の2冊は地名に関するもので、全集で買うよりも新書2冊で買う方が安いと判断してのものだ。このうち1冊は新書発売当時に一度読んでいるはずなのだが、内容はもう忘れているので再度買って読むことにしたい。
昨日読むのが少なかった分を挽回するべく、午後からは「インド旅行記1 北インド編」を手にして50ページ。
また新たに、小説「路地の子」(上原善広著、新潮文庫、2020)を読み始めて70ページ。
昭和39年、大阪――。中学3年生の龍造少年は学校にはいかず、自らの腕だけを頼りに、天職と信じた食肉の道へと歩み始めた。時に暴力も辞さない「突破者」と恐れられ、利権団体や共産党、右翼やヤクザと渡り合いながら食肉業 界を伸し上がった一匹狼――。時代の波に激しく翻弄されながら、懸命に「路地の人生」を生き抜いた人々の姿を、大宅賞作家が活写した、狂おしいほどに劇的な物語。(カバー裏表紙から)
被差別部落の実態を少しでも知りたいと思って買った本で、「路地」とは被差別部落のことを指している。初出は2017年。著者の上原善広は、1973年、大阪府松原市南新町(更池)生まれのノンフィクション作家で、被差別部落出身であることをカミングアウトし、部落問題を中心に文筆活動を行っている人物だ。当方はこれに先立ち、同著者の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作「日本の路地を旅する」(2009)を読んでいる。

(「路地の子」と、上原善広 2021.11)
200ページの王台に乗せて、満足。明日は旅関係の情報収集など別方面にも時間を充ててみようか。
今日は初春にしては暖かすぎる日で、23.1℃まで気温が上がったという。入浴するにしても冬と同じにするのは辛く、これまでの1時間強のセットを50分弱程度に短くしてのぼせ上がるのを防ぎ、入浴後の体重減も1kg程度にとどまる。
就寝時には冬の間に履いていたソックスを着けずに眠る。
今日はWBCの朝のライブ中継がなく、株式市場の動きも大きくないことから、ルーチン作業を終えたところから本を読み始め、午前のうちに「レスラーめし」の、長州力、ダンプ松本、武藤敬司の部分を80ページ読む。

(長州・谷津組が鶴田・天龍組を撃破してインタータッグ王者に 1986.2.5)
昼メシは、鶏の唐揚げを食べたいというつれあいのリクエストを受けて、頭に浮かんだ何店舗かの中からもっとも足が遠ざかっている駅西の「ぱっぷや霞城セントラル店」を選び、3年7か月ぶりに再訪。つれはカラ揚げ2種定食の中からカラ揚げ+チキン南蛮定食1,000円、当方は以前唐揚げを食べているので、カツ丼910円にしてみた。
でっかいどんぶりに、ブリッジが架かるほどのサイズのとんかつ。そして、他店比でかなり多い溶き玉子。普通盛りのごはんも多めで、ナルホドこのクオリティであればこの価格もやむを得まいと納得。
とんかつの厚さは標準的かもしれないが、大きさはあり、その破壊力は十分に評価できる。加えて玉子の部分にはタマネギだけでなくたっぷりのネギも含まれていて、これも独特でおいしい。最後はつれから回ってきた唐揚げ2個も腹に収めて、満腹に。なんだかとても楽しくハッピーな気分になれた。

(「ぱっぷや霞城セントラル店」のカツ丼)
午後イチで古書を4冊注文。それらは、能町みね子1、谷川健一2、司馬遼太郎1。谷川の2冊は地名に関するもので、全集で買うよりも新書2冊で買う方が安いと判断してのものだ。このうち1冊は新書発売当時に一度読んでいるはずなのだが、内容はもう忘れているので再度買って読むことにしたい。
昨日読むのが少なかった分を挽回するべく、午後からは「インド旅行記1 北インド編」を手にして50ページ。
また新たに、小説「路地の子」(上原善広著、新潮文庫、2020)を読み始めて70ページ。
昭和39年、大阪――。中学3年生の龍造少年は学校にはいかず、自らの腕だけを頼りに、天職と信じた食肉の道へと歩み始めた。時に暴力も辞さない「突破者」と恐れられ、利権団体や共産党、右翼やヤクザと渡り合いながら食肉業 界を伸し上がった一匹狼――。時代の波に激しく翻弄されながら、懸命に「路地の人生」を生き抜いた人々の姿を、大宅賞作家が活写した、狂おしいほどに劇的な物語。(カバー裏表紙から)
被差別部落の実態を少しでも知りたいと思って買った本で、「路地」とは被差別部落のことを指している。初出は2017年。著者の上原善広は、1973年、大阪府松原市南新町(更池)生まれのノンフィクション作家で、被差別部落出身であることをカミングアウトし、部落問題を中心に文筆活動を行っている人物だ。当方はこれに先立ち、同著者の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作「日本の路地を旅する」(2009)を読んでいる。


(「路地の子」と、上原善広 2021.11)
200ページの王台に乗せて、満足。明日は旅関係の情報収集など別方面にも時間を充ててみようか。
今日は初春にしては暖かすぎる日で、23.1℃まで気温が上がったという。入浴するにしても冬と同じにするのは辛く、これまでの1時間強のセットを50分弱程度に短くしてのぼせ上がるのを防ぎ、入浴後の体重減も1kg程度にとどまる。
就寝時には冬の間に履いていたソックスを着けずに眠る。