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 2023年2月中に仕入れた本は、次の9冊です。

1 完全版 南蛮阿房列車(上)  阿川弘之 中公文庫 201801 古409
2 新装版 最後の将軍 徳川慶喜  司馬遼太郎 文春文庫 199707 古110
3 インド旅行記1 北インド編  中谷美紀 幻冬舎文庫 200608 古220
4 草原の記  司馬遼太郎 新潮文庫 199509 古110
5 以下、無用のことながら  司馬遼太郎 文春文庫 200407 古110
6 麦酒泡之介的人生  椎名誠 角川文庫 201004 古220
7 阿呆旅行  江國滋 中公文庫 202104 古220
8 鉄道ひとつばなし  原武史 講談社現代新書 200309 古220
9 東京バンドワゴン  小路幸也 集英社文庫 200804 古220

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 すべて古書買いで、9冊合計1,839円。
 1冊当たり220円以下でのものでもまだまだ楽しめるものが多く、ほぼそれらで満足しているところですが、1だけは送料を入れてもブックオフより安かったので、アマゾンから入手しています。1はぜひとも「完全版」で読みたいと思っていて、この下巻は古書価格が高いのでもうしばらくウェイティング。
 1のほか3、7、8も旅モノ及び鉄道がらみのものとなっています。

 2、4、5は、「街道をゆく」を全巻読み終えてからの司馬モノ。司馬関係は小説も含めてまだ読みたいものがあり、もうしばらくは買い続けたいと思っています。
 6はシーナ関係、9は自分にとっては新ジャンルと言っていいホームドラマ系のようです。

 最近の購入本はどれも肩の凝らない読みやすいものばかりになってしまっています。

 2023年1月20日から同月末までに買った本は、次の10冊です。

1 オキナワ海人日和  吉村喜彦 創英社 200807 古338
2 丼大好き  今柊二 竹書房 201207 古220
3 ひとり酒の時間イイネ!  東海林さだお だいわ文庫 202007 古330
4 最後の証人  柚月裕子 角川文庫 201806 古330
5 あしたの君へ  柚月裕子 文春文庫 201911 古330
6 いきたくないのに出かけていく  角田光代 角川文庫 202203 古330
7 琉球建国記  矢野隆 集英社文庫 202204 古330
8 下町やぶさか診療所 沖縄から来た娘  池永陽 集英社文庫 202204 古330
9 日本全国津々うりゃうりゃ 仕事逃亡編  宮田珠己 幻冬舎文庫 202108 古220
10 アメリカ素描  司馬遼太郎 新潮文庫 198904 古110

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 すべて古書。1は単行本で、それ以外は文庫本です。
 1、7、8は沖縄関連本。今回は価格の安さよりもほしいものを優先させて、自分にしては高めのものを買いましたが、それでも10冊合計で2,868円でした。

 1は、サントリー宣伝部にいた吉村喜彦が沖縄にホレて書いたいくつかの著作のひとつで、これを手に入れたことで概ねそれらをコンプリートした形です。
 7は、この著者の初物で、ヤマトンチュが琉球史をどう捉えて書いているのか興味のあるところ。
 8は、「でいごの花の下に」以来17年ぶりに読む池永陽の著作。「でいごの……」はとてもいい作品だったと記憶しています。
 2、3は以前からマークしていたFOODもので、欠品となっていた2の在庫が発生し、3の価格が少しだけ安くなったのを機に購入したもの。
 自分にとって、4、5は柚月裕子の9、10冊目、6は角田光代の4冊目、9は宮田珠己の13冊目の購入本となります。
 10は、「街道をゆく」シリーズを読破したのちに読み始めた司馬遼太郎の紀行モノの一作です。

 いい感じで買い揃えることができています。
 本棚には未読本が充満し始めていますが、活字中毒者にとってこれはむしろ嬉しいこと。50冊以上が平積みになっていますが、仕事を持っていた時代と比べると今は軽く倍以上の読書スピードが得られているので、この量でも順調にいけば半年もしないうちになくなってしまいます。

 2023年に入って、1月20日までに、次の10冊の文庫本を古書で購入しました。ブックオフ・オンラインでの一発注文で、最寄りの店舗に引き取りに行くため送料がかからない買い方。購入価格は合計2,200円です

1 新装版 歴史を紀行する  司馬遼太郎 文春文庫 201002 古220
2 この国のかたち一  司馬遼太郎 文春文庫 199309 古220
3 この国のかたち二  司馬遼太郎 文春文庫 199310 古220
4 この国のかたち三  司馬遼太郎 文春文庫 199505 古220
5 この国のかたち四  司馬遼太郎 文春文庫 199702 古220
6 この国のかたち五  司馬遼太郎 文春文庫 199901 古220
7 この国のかたち六  司馬遼太郎 文春文庫 200002 古330
8 雪が降る  藤原伊織 角川文庫 202112 古220
9 沿線風景  原武史 講談社文庫 201302 古110
10 そこらじゅうにて 日本どこでも紀行  宮田珠己 幻冬舎文庫 201706 古220

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 1~7は司馬モノ。今月、「街道をゆく」シリーズの全43巻読了を達成したので、次は同著者の随筆・評論、紀行ものを読もうと考え、紀行物から1冊と、評論から「この国のかたち」全6巻をまとめ買いしたもの。
 8は、かつて愛読していたハードボイルド作家・藤原伊織の1998年の作品。彼の著作はほぼ読んでいるので、おそらく2回目。しかし、買う段階では内容を思い出せなかったので、新たな気持ちで読めるだろうと思っています。
 9は、先月読んだ同著者の「「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史」に感じ入るものがあったので、その2冊目ということで購入。
 10はタマキングの12冊目の購入本。今のところ5冊を読み終えたところで、コレハイケるぞと。

 どんどん買っても財布はほとんど痛まない上に、デスク脇の書棚には未読の文庫古書がずらりと並んで、ねぇ早く読んでと誘惑してきます。うんうん、いい子だからお利口にして待っててね、もう少しだからね。(笑)

 2022年12月中に購入した本は、次の9冊となりました。

1 driver臨時増刊 オール国産車&輸入車完全アルバム2023  八重洲出版 202212 700
2 短篇ベストコレクション 現代の小説2007  日本文藝家協会 徳間文庫 200706 古220
3 無印OL物語  群ようこ 角川文庫 199109 古110
4 東洋ごろごろ膝栗毛  群ようこ 新潮文庫 199710 古110
5 雀の猫まくら  群ようこ 新潮文庫 199810 古110
6 注文の多い料理小説集  柚木麻子ほか 文春文庫 202004 古330
7 四次元温泉日記  宮田珠己 ちくま文庫 201501 古330
8 四度目の氷河期  荻原浩 新潮文庫 200909 古110
9 格闘王への挑戦  前田日明 講談社文庫 199301 古220

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 1のみアマゾンから定価で、2~9はブックオフオンラインから古書にて1冊110~330円で買ったものです。9冊合計で2,240円のお買い物。

 1は、いずれやってくる車の買換えに向けて、数年前からスタディしておこうという意図で、去年からこの時期に買っているもの。
 2はこのシリーズ8冊目、3~5は群ようこの4~6冊目、7は宮田珠己の11冊目、8は荻原浩の6冊目の購入本となります。
 6は料理小説のオムニバス、9はプロレスもの。

 よしよし、このぐらい買っておけば、すでに買い置きしている分と合わせて45冊ほどあるので、春頃まではもつのではないか。本棚に未読本が山積みされていることで心の安寧が得られる今日この頃です。

 先に紹介した宮田珠己の本8冊を除き、2022年11月半ばから同月末までに購入した本は、次の9冊です。

1 ヤポネシアちゃんぷるー―混じり合う「日本人」を訪ねて  吉村喜彦、垂見健吾 アスキー 199803 古100
2 全一冊 小説 上杉鷹山  童門冬二 集英社文庫 199612 古220
3 短篇ベストコレクション 現代の小説2005 日本文芸家協会 徳間文庫 200506 古220
4 短篇ベストコレクション 現代の小説2008 日本文藝家協会 徳間文庫 200806 古220
5 短篇ベストコレクション 現代の小説2009 日本文藝家協会 徳間文庫 200906 古220
6 短篇ベストコレクション 現代の小説2010 日本文藝家協会 徳間文庫 201006 古220
7 短篇ベストコレクション 現代の小説2011 日本文藝家協会 徳間文庫 201106 古220
8 短篇ベストコレクション 現代の小説2013 日本文藝家協会 徳間文庫 201306 古220
9 またたび東方見聞録  群ようこ 新潮文庫 199608 古110

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 いずれもブックオフオンラインで手配し、近くの店舗で受け取ってきたものなので、送料がかからず9冊で1,750円でした。

 1は、吉村喜彦の「炭酸ボーイ」を読んだ後に同著者の本を探していて見つけたもの。ちょっと古いけど、タルケンの写真が楽しめ、大島保克や古謝美佐子なども登場するようなので、100円ならば迷わずゲットです。
 2は、地元の英雄である上杉鷹山についてもっと深く知る必要があろうと買ったもの。従来2冊に分かれていた文庫本が1冊にまとめられてしかもたったの220円!というところに惹かれたのですが、これ、もしかしたらすでに一度読んでいるものだったかもしれません。
 3~8の6冊は、つい最近、同グループの2014年版をとても安楽な気持ちで読めたので、今のうちに過去の各年のものも買い揃えておこうと考えたもの。2001年以降毎年発行されているもののうち、220円以下で買えるものを、まずはチョイスしてみたところです。
 9は、「アメリカ居すわり一人旅」、「無印良女」に続く群ようこの3冊目の購入本で、継続し読むかどうかについては、まだ様子見の段階から脱していません。

 ということで、この10月半ば以降11月末までに合計24冊も買ってしまい、読むものがなくなって進退窮まるという事態は当面は回避できそうです。イカッタイカッタ。

 11月下旬に、タマキングこと宮田珠己の文庫本古書を8冊まとめ買いしました。それらは次のとおりです。
 アマゾンとブックオフで調べ、価格の安いほうから調達し、〆て1,824円です。

1 ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記 特別増補版  宮田珠己 幻冬舎文庫 201407 古284
2 わたしの旅に何をする。  宮田珠己 幻冬舎文庫 200706 古330
3 ジェットコースターにもほどがある  宮田珠己 集英社文庫 201103 古220
4 ときどき意味もなくずんずん歩く  宮田珠己 幻冬舎文庫 200712 古220
5 晴れた日は巨大仏を見に  宮田珠己 幻冬舎文庫 200910 古220
6 なみのひとなみのいとなみ  宮田珠己 幻冬舎文庫 201208 古110
7 だいたい四国八十八ヶ所  宮田珠己 集英社文庫 201401 古220
8 日本全国津々うりゃうりゃ  宮田珠己 幻冬舎文庫 201606 古220

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 「旅の理不尽 アジア悶絶篇」と「東南アジア四次元日記」を読んで、これはなかなか面白いではないか、他作品もすいすいとイケてしまうのではないかと思い、どうせならとまとめ買いしたところです。

 宮田珠己(みやたたまき、1964~)は、旅行エッセイスト、小説家。
 経歴をスキムすると、兵庫県生まれで大阪大学工学部土木工学科卒。卒業後、株式会社リクルートに就職し、不動産関係の部門に配属される。のち、編集部門に転属。
 1995年、新風舎より処女作「旅の理不尽」を自費出版、会社を退職。以後、アジア地域を中心に旅し、旅行記・エッセイを刊行する。2007年、「東南アジア四次元日記」で第3回酒飲み書店員大賞受賞。2010年代以降は国内紀行が主になってきている――とのことです。

 阪大の工学部を出たのに、どうしてリクルートで編集などを担当したのだろう。
 ジェットコースター好きで、「東南アジア四次元日記」ではヘンな仏像にどっぷりハマったところを見せるなど、「日本でもっとも妙なことにこだわる男」といわれているのだそうです。
 また、鼻毛のでた顔だけのキャラクターをマスコットにしていて、著書「旅の理不尽」の表紙やサイン本にそんなキャラクターをしばしば登場させているようです。

 今回手に入れた著書が面白ければ、最後まで深追いして文庫全作を制覇してみようという気にもなっています。さあ、どうなることやら。

 2022年10月15日から11月半ばまでの約1か月間に購入した本は、購入順に次の7冊です。

1 糸数家の人々 えー、絶対笑えるってば!沖縄エッセイ  糸数貴子 ボーダーインク 200106 古220
2 葬儀屋 プロレス刺客伝  黒木あるじ 集英社文庫 202008 古311
3 ビア・ボーイ  吉村喜彦 PHP文芸文庫 201105 古110
4 ウイスキー・ボーイ  吉村喜彦 PHP文芸文庫 201405 古110
5 路地の子  上原善広 新潮文庫 202007 古330
6 無印良女  群ようこ 角川文庫 201406 古110
7 大衆食堂に行こう  東海林さだお だいわ文庫 202104 古330

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 いずれも古書で、総額1,521円。安い!
 1は沖縄モノで、発売当時から視野に入っていたものの、お笑いエッセイを1,600円+税もの金を出して買うべきなのかどうか考えて躊躇していたものを、いまになってこの価格で。さて、20年以上も前の話で笑えるのかどうなのか、楽しみなところも。
 2は、先に読んだ「掃除屋 プロレス始末伝」に続く黒木あるじのプロレス小説の2作目。
 3、4は吉村喜彦。沖縄関連から入り、「食べる、飲む、聞く沖縄美味の島」「炭酸ボーイ」を読み終えていて、炭酸を読んだならビールとウィスキーもいかなきゃというノリで。
 5は、「日本の路地を旅する」に続いて読む上原善広の2冊目。非差別問題を小説化したもののよう。
 6は、群ようこの代表作の一つのようで、自分にとっては「アメリカ居すわり一人旅」に続く2冊目。
 7は、当方の研究テーマである(笑)“大衆食堂”に関する、その道の大御所による研究成果をよーく読んでみようと思って。

 以上のように、今回は最近読んだ作家の2冊目、3冊目といったポジションのものが多くなっています。面白ければ同著者作品をさらに買い、楽しくなければ打ち止めるといった、サドンデス方式をとっています。