2023.03.27
20230326 日
小雨模様の朝、6時起床。天候は冴えず気温も暖かかったのが一段落したし、社会的に休日の今日は自宅で、自分のための時間を過ごすに如かずという感じになっている。センバツ高校野球も雨のため今日は中止だ。
8時台から民族学のお勉強。「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」の概括部分を読み終えて、先史時代から西暦紀元後数世紀(イスラム教が出現する7世紀前半)の古代アフロアジア(オリエント)世界を論じる第2章に入る。
古代アフロアジア世界は、ひとたび忘れ去られたが、近代における考古学・文献学・言語学によって再発見された世界史の重要部分で、その再発見の歴史から略述が始まっている。ヨーロッパからの征服者等によって古代文字(楔形文字とヒエログリフ)が解読されたことが、再発見の引き金となったという。そして、古代アフロアジアをメソポタミア、シリア・パレスティナ、エジプト・ヌビアに3大別し、それぞれを各専門家が概括していくという形で論及を深めている。
そのはじめのメソポタミアに関する部分では、高校時代に習った、シュメールとアッカド、そこに鉄器を携えたヒッタイトが侵入し、その後の空白をカッシート人が支配した――というアッシリアやバビロニアの古いストーリーを、何十年ぶりに思い出すのだった。
この日はたっぷり11時まで時間をかけて、40ページ。

(ハンムラビ法典(左)と、カッシート時代の境界石)
その後は、近いうちに見に行きたいと思っている、仙台市泉区ニュータウンにある「仙台大観音」について調べる。
観音の詳細や撮影スポットなどがわかってきたが、何とこの観音様、今年3月から約1年間にわたって大修復工事が行われているらしい。仙台大観音に修復に当たる作業員たちがぶら下がるレアな風景が見られるというのだが、別にそんなところは見たいとは思わないのだけれど。
ほかに宮城県の県北地方の観光スポットもいくつか拾ったりして、14時過ぎまで作業に当たる。
その合間の昼食は、今日も自宅にて。冷凍保存している到来物の高級マグロをそろそろ食べないといけないとのことで、つれあいがまぐろ丼をつくってくれた。すり身はそのままで、切り身は漬けにして。
単価にすればおそらく専門店で食べるよりもずっと高額だろう。しかし、お安くできている当方としては、長期保存に耐えた高級品よりも、赤身でもいいから新鮮で経済的なものを多く食べるほうがずっと嬉しい。食べながら不謹慎にも、回転寿司の一皿110円寿司が食べたくなるのだった。バカだな。(笑)

(今日の昼食は自宅でまぐろ丼だ)
調べもののあとは読書に戻って、「インド旅行記1 北インド編」を50ページ読んで読了する。
書いている中谷美紀は旅の最後に、インドのチベットと呼ばれる秘境ラダック最大の都市であるレーへと赴くも、飛行機のダブルブッキングでひと悶着があった上に高山病に罹ってしまい、「早く日本に帰りたい」を連発しているのだった。
今夕の大相撲春場所千秋楽は、入浴後の飲酒タイムに録画ディレイで観る。今場所最後の一番で2敗の小結大栄翔を星ひとつの差で追う関脇霧馬山が下し、その直後の優勝決定戦でも霧馬山が勝利して逆転初優勝。優勝力士インタビューでは「(モンゴルから来て)最初は本当に何も分からなかった。それから8年で優勝して、本当に最高です」と語っていた。技巧派で、相撲道に真摯に取り組んでいるのがわかるいい力士。来場所は大関獲りの場所となる。

(霧馬山が優勝決定戦で大栄翔(左下)を突き落としで下し、初優勝!)
まだ読み足りないので、寝るまでに「路地の子」を50ページ読み、これで今日も3桁をキープした。
22時過ぎにベッドに入ったので、寝入ったのは23時前だっただろう。
8時台から民族学のお勉強。「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」の概括部分を読み終えて、先史時代から西暦紀元後数世紀(イスラム教が出現する7世紀前半)の古代アフロアジア(オリエント)世界を論じる第2章に入る。
古代アフロアジア世界は、ひとたび忘れ去られたが、近代における考古学・文献学・言語学によって再発見された世界史の重要部分で、その再発見の歴史から略述が始まっている。ヨーロッパからの征服者等によって古代文字(楔形文字とヒエログリフ)が解読されたことが、再発見の引き金となったという。そして、古代アフロアジアをメソポタミア、シリア・パレスティナ、エジプト・ヌビアに3大別し、それぞれを各専門家が概括していくという形で論及を深めている。
そのはじめのメソポタミアに関する部分では、高校時代に習った、シュメールとアッカド、そこに鉄器を携えたヒッタイトが侵入し、その後の空白をカッシート人が支配した――というアッシリアやバビロニアの古いストーリーを、何十年ぶりに思い出すのだった。
この日はたっぷり11時まで時間をかけて、40ページ。


(ハンムラビ法典(左)と、カッシート時代の境界石)
その後は、近いうちに見に行きたいと思っている、仙台市泉区ニュータウンにある「仙台大観音」について調べる。
観音の詳細や撮影スポットなどがわかってきたが、何とこの観音様、今年3月から約1年間にわたって大修復工事が行われているらしい。仙台大観音に修復に当たる作業員たちがぶら下がるレアな風景が見られるというのだが、別にそんなところは見たいとは思わないのだけれど。
ほかに宮城県の県北地方の観光スポットもいくつか拾ったりして、14時過ぎまで作業に当たる。
その合間の昼食は、今日も自宅にて。冷凍保存している到来物の高級マグロをそろそろ食べないといけないとのことで、つれあいがまぐろ丼をつくってくれた。すり身はそのままで、切り身は漬けにして。
単価にすればおそらく専門店で食べるよりもずっと高額だろう。しかし、お安くできている当方としては、長期保存に耐えた高級品よりも、赤身でもいいから新鮮で経済的なものを多く食べるほうがずっと嬉しい。食べながら不謹慎にも、回転寿司の一皿110円寿司が食べたくなるのだった。バカだな。(笑)

(今日の昼食は自宅でまぐろ丼だ)
調べもののあとは読書に戻って、「インド旅行記1 北インド編」を50ページ読んで読了する。
書いている中谷美紀は旅の最後に、インドのチベットと呼ばれる秘境ラダック最大の都市であるレーへと赴くも、飛行機のダブルブッキングでひと悶着があった上に高山病に罹ってしまい、「早く日本に帰りたい」を連発しているのだった。
今夕の大相撲春場所千秋楽は、入浴後の飲酒タイムに録画ディレイで観る。今場所最後の一番で2敗の小結大栄翔を星ひとつの差で追う関脇霧馬山が下し、その直後の優勝決定戦でも霧馬山が勝利して逆転初優勝。優勝力士インタビューでは「(モンゴルから来て)最初は本当に何も分からなかった。それから8年で優勝して、本当に最高です」と語っていた。技巧派で、相撲道に真摯に取り組んでいるのがわかるいい力士。来場所は大関獲りの場所となる。

(霧馬山が優勝決定戦で大栄翔(左下)を突き落としで下し、初優勝!)
まだ読み足りないので、寝るまでに「路地の子」を50ページ読み、これで今日も3桁をキープした。
22時過ぎにベッドに入ったので、寝入ったのは23時前だっただろう。
2023.03.26
20230325 土
6時15分に起きて、土曜であってもやることは変わらずに進め、8時半までに日記をはじめとしたカキモノや、録画予約設定などの定番作業を終える。
4年ほど前から、契約中のプロバイダのメールサービスが送信不能になり、長い間不便を蒙っていた。メールアドレスが何者かによって不正に利用され、このアドレスから大量のメール送信が行われていたことが原因らしい。
このことについてプロバイダ側から、送信制限を実施していたがログインパスワードとメールパスワードを再設定すればそれが解消されるとのメールが届いた。さっそく手続きを踏んで、正常化が図られた。パソコンの設定モノは苦手で、これにもずいぶん手間取った。これで現在、少なくとも4つのメールアドレスを使っていることになる。

(image)
読書を始めたのは10時前から。またもや難物の15巻シリーズから「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」(矢島文夫編、山川出版社、1985)などというものを取り出してしまう。
「アフロアジア」とは、本来言語学上の「セム・ハム語族」に代わるものとして「アフロアジア語族」というような形で使われる用語で、オリエント、近東、中東、中近東、西アジア、北アフリカなどを指すものであるらしい。
編者は「まえがき」で、「アフロアジアの民族と文化」と名付けられた本巻はきわめてユニークな1冊といってよく、なぜならばこれが、日本で初めて、そして世界でもほとんど初めて、「アフロアジア」という〈地名〉が使われたものだからだと書いている。
この日はこれを40ページ。まだ総論的な部分なのである程度読めているが、ページ当たりの文字数は文庫本の3倍ほどはあり、読むのに厄介なことになりそうだ。

(アフロアジア諸言語の分布)
昼食は、自宅で食べる週末のナンバーワン・メニューとなっている、もりそば+ゲソ天だ。
近くの食肉量販店で売っている紫イカの極太柔らかゲソ天と袋入り生蕎麦の組み合わせだけでも絶品なのに、そばつゆに生卵を落とし、さらに刻み海苔とネギを山ほど入れ、蕎麦に山葵を塗りたくって食べれば、これ以上の食べ物は地上にはないだろうと思えるようなおいしさだ。〆に蕎麦湯をたっぷり飲めば、デザートのバナナヨーグルトと伊予柑はすぐには食べられないくらいに腹と心が満たされるのだった。過去に類似画像を掲載しているので、今日は撮影省略だ。
食後には、読後本のインプレを4本書き上げて、いい感じに作業を進める。
そのほか午後にやったことはほぼ2本立てで、1本目は「インド旅行記1 北インド編」の読み込みで、これを60ページ。
2本目は、6月の琉フェス鑑賞のための上京の際に行ってみたいところの一つとして、千葉のいすみ鉄道と小湊鉄道に乗るルートを調べてみる。ほぼ1日かけて一回りして東京に戻って来られそうなことがわかる。これはいいぞ、上京中の天気のよい一日を選んでこれに充てよう。列車に乗っている時間はそれだけで楽しいからいいとして、大原や上総中野でどのあたりを散歩すればいいのか、これから考えてみたい。

(いすみ鉄道)
飲み終えた後の夜は、ニュースや世界カーリング選手権のプレーオフなどを見て、本を「路地の子」に持ち替える。ここからどれだけ読めるかが、1日の読書量を決する大事なところとなるのだが、睡魔にはやはり勝てず、40ページ読んだところでダウンとなった。22時半頃だっただろうか。
4年ほど前から、契約中のプロバイダのメールサービスが送信不能になり、長い間不便を蒙っていた。メールアドレスが何者かによって不正に利用され、このアドレスから大量のメール送信が行われていたことが原因らしい。
このことについてプロバイダ側から、送信制限を実施していたがログインパスワードとメールパスワードを再設定すればそれが解消されるとのメールが届いた。さっそく手続きを踏んで、正常化が図られた。パソコンの設定モノは苦手で、これにもずいぶん手間取った。これで現在、少なくとも4つのメールアドレスを使っていることになる。

(image)
読書を始めたのは10時前から。またもや難物の15巻シリーズから「民族の世界史11 アフロアジアの民族と文化」(矢島文夫編、山川出版社、1985)などというものを取り出してしまう。
「アフロアジア」とは、本来言語学上の「セム・ハム語族」に代わるものとして「アフロアジア語族」というような形で使われる用語で、オリエント、近東、中東、中近東、西アジア、北アフリカなどを指すものであるらしい。
編者は「まえがき」で、「アフロアジアの民族と文化」と名付けられた本巻はきわめてユニークな1冊といってよく、なぜならばこれが、日本で初めて、そして世界でもほとんど初めて、「アフロアジア」という〈地名〉が使われたものだからだと書いている。
この日はこれを40ページ。まだ総論的な部分なのである程度読めているが、ページ当たりの文字数は文庫本の3倍ほどはあり、読むのに厄介なことになりそうだ。

(アフロアジア諸言語の分布)
昼食は、自宅で食べる週末のナンバーワン・メニューとなっている、もりそば+ゲソ天だ。
近くの食肉量販店で売っている紫イカの極太柔らかゲソ天と袋入り生蕎麦の組み合わせだけでも絶品なのに、そばつゆに生卵を落とし、さらに刻み海苔とネギを山ほど入れ、蕎麦に山葵を塗りたくって食べれば、これ以上の食べ物は地上にはないだろうと思えるようなおいしさだ。〆に蕎麦湯をたっぷり飲めば、デザートのバナナヨーグルトと伊予柑はすぐには食べられないくらいに腹と心が満たされるのだった。過去に類似画像を掲載しているので、今日は撮影省略だ。
食後には、読後本のインプレを4本書き上げて、いい感じに作業を進める。
そのほか午後にやったことはほぼ2本立てで、1本目は「インド旅行記1 北インド編」の読み込みで、これを60ページ。
2本目は、6月の琉フェス鑑賞のための上京の際に行ってみたいところの一つとして、千葉のいすみ鉄道と小湊鉄道に乗るルートを調べてみる。ほぼ1日かけて一回りして東京に戻って来られそうなことがわかる。これはいいぞ、上京中の天気のよい一日を選んでこれに充てよう。列車に乗っている時間はそれだけで楽しいからいいとして、大原や上総中野でどのあたりを散歩すればいいのか、これから考えてみたい。

(いすみ鉄道)
飲み終えた後の夜は、ニュースや世界カーリング選手権のプレーオフなどを見て、本を「路地の子」に持ち替える。ここからどれだけ読めるかが、1日の読書量を決する大事なところとなるのだが、睡魔にはやはり勝てず、40ページ読んだところでダウンとなった。22時半頃だっただろうか。
2023.03.25
20230324 金
夜の雨が上がり、どんよりとした空模様の朝、6時過ぎに起床。
起床時間が少しだけ早かったので、8時前には朝ルーチン作業が終わり、株式市場が動くまでの間に本が読めた。9時半までに「レスラーめし」を60ページ余り読んで読了。期待した以上に面白かったナ、この本。

(こんな書斎があったらなぁ)
この日の昼メシは、2020年4月の開店以降5回目となる美畑町の「つけ麺おんのじ山形店」にて。自分にとってはわりとヘビロテ気味の利用になるが、中盛り無料だし、ランチタイムはライスサービスだし、お得な割引券をもらえたりして、そういう気の利かせ方が訪問店のディスティネーションに大きく作用しているというわけだ。
そしてこの日は24日、店が言う「ブシの日」で、通常920円の節つけ麺がひと月にこの日だけなんと600円(!)で提供されるので、つれあいとともに興味津々で行ってみることにした。
濃厚魚介節つけ麺を、いつもどおり中盛り(普通と特盛のあいだ)、追いネギにて、600円。通常料金時と全く変わるところがなく、いい仕事をしている。麺のボリュームは十分だし、このどろ~りブシブシッとしたつけ汁が極めておいしい。〆にそれを割りスープで割って飲めば、これまた美味。ここで食べるたびに思うけど、つけ麺はここさえあればほかの店には行かなくたっていいやと思えるほどに満足できる。
安いよねぇと笑いながら二人で腹いっぱいおいしいつけ麺を食べて、1,200円。これを至福と言わずして、何と言おうか。(笑)

(「つけ麺おんのじ山形店」の節つけ麺)
家に戻ってからは、札幌ステイに向けた情報収集を2時間ほどやる。
札幌ステイについては、つれあいがJALのパッケージツアーを当たり、6月26日からの4泊5日でフライトと宿の予約をしてくれた。北海道は4月以降も全国旅行支援の割引を継続するようで、旅行代金の2割引と二人で16,000円?の地域クーポンの付与があり、格安で行ける。けっこういいホテルを確保したのに、フライト代含み二人分で9万円弱のうえに、地域クーポンまで手に入るのだからすごい。
まだまだ調べたいことが多いが、出発は3か月後なので、楽しみながら急がず気長にやっていこう。

(「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にも行ってみたい)
もうひとつ、6月11日の琉球フェスティバル鑑賞の上京にかこつけて、関東地方を巡りたいと思い、そのための宿を一応4泊で確保してみた。しかし、全国旅行支援の東京版が6月末日までに期間延長されることになり、再発売が3月27日の午後からになるという情報をつかんだので、そのときに改めて格安ホテルを物色することにする。
そんなわけで、午後はパソコンの画面を見つめてばかりの時間となった。
暖かいので今夜も入浴は抑え気味にして、飲みながら観たのはキリンチャレンジカップのウルグアイ戦。サッカーW杯で日本代表が大活躍したのは昨年秋のことだったが、もう次回開催に向けて予選が始まる時期になっている。まだ観戦するのに本腰が入らないまま見ているのだが、途中から右サイドに伊東純也が入るととたんに展開が活性化する。後半30分頃になってその伊東からパスを受けた途中出場のFW西村拓真がゴールを決めて同点に。試合結果は1-1の引き分けだった。

(対ウルグアイ戦、日本代表は後半30分、西村拓真の同点弾で追いつく)
さあ、寝るまでに残る時間は夜の読書タイムとしよう。「路地の子」を手にするが、眠気のほうが中身への興味よりも強くなり、意気込みのわりには読み進めることができず、50ページで止まった。
23時前には眠りに落ちる。
起床時間が少しだけ早かったので、8時前には朝ルーチン作業が終わり、株式市場が動くまでの間に本が読めた。9時半までに「レスラーめし」を60ページ余り読んで読了。期待した以上に面白かったナ、この本。

(こんな書斎があったらなぁ)
この日の昼メシは、2020年4月の開店以降5回目となる美畑町の「つけ麺おんのじ山形店」にて。自分にとってはわりとヘビロテ気味の利用になるが、中盛り無料だし、ランチタイムはライスサービスだし、お得な割引券をもらえたりして、そういう気の利かせ方が訪問店のディスティネーションに大きく作用しているというわけだ。
そしてこの日は24日、店が言う「ブシの日」で、通常920円の節つけ麺がひと月にこの日だけなんと600円(!)で提供されるので、つれあいとともに興味津々で行ってみることにした。
濃厚魚介節つけ麺を、いつもどおり中盛り(普通と特盛のあいだ)、追いネギにて、600円。通常料金時と全く変わるところがなく、いい仕事をしている。麺のボリュームは十分だし、このどろ~りブシブシッとしたつけ汁が極めておいしい。〆にそれを割りスープで割って飲めば、これまた美味。ここで食べるたびに思うけど、つけ麺はここさえあればほかの店には行かなくたっていいやと思えるほどに満足できる。
安いよねぇと笑いながら二人で腹いっぱいおいしいつけ麺を食べて、1,200円。これを至福と言わずして、何と言おうか。(笑)

(「つけ麺おんのじ山形店」の節つけ麺)
家に戻ってからは、札幌ステイに向けた情報収集を2時間ほどやる。
札幌ステイについては、つれあいがJALのパッケージツアーを当たり、6月26日からの4泊5日でフライトと宿の予約をしてくれた。北海道は4月以降も全国旅行支援の割引を継続するようで、旅行代金の2割引と二人で16,000円?の地域クーポンの付与があり、格安で行ける。けっこういいホテルを確保したのに、フライト代含み二人分で9万円弱のうえに、地域クーポンまで手に入るのだからすごい。
まだまだ調べたいことが多いが、出発は3か月後なので、楽しみながら急がず気長にやっていこう。

(「さっぽろ羊ヶ丘展望台」にも行ってみたい)
もうひとつ、6月11日の琉球フェスティバル鑑賞の上京にかこつけて、関東地方を巡りたいと思い、そのための宿を一応4泊で確保してみた。しかし、全国旅行支援の東京版が6月末日までに期間延長されることになり、再発売が3月27日の午後からになるという情報をつかんだので、そのときに改めて格安ホテルを物色することにする。
そんなわけで、午後はパソコンの画面を見つめてばかりの時間となった。
暖かいので今夜も入浴は抑え気味にして、飲みながら観たのはキリンチャレンジカップのウルグアイ戦。サッカーW杯で日本代表が大活躍したのは昨年秋のことだったが、もう次回開催に向けて予選が始まる時期になっている。まだ観戦するのに本腰が入らないまま見ているのだが、途中から右サイドに伊東純也が入るととたんに展開が活性化する。後半30分頃になってその伊東からパスを受けた途中出場のFW西村拓真がゴールを決めて同点に。試合結果は1-1の引き分けだった。

(対ウルグアイ戦、日本代表は後半30分、西村拓真の同点弾で追いつく)
さあ、寝るまでに残る時間は夜の読書タイムとしよう。「路地の子」を手にするが、眠気のほうが中身への興味よりも強くなり、意気込みのわりには読み進めることができず、50ページで止まった。
23時前には眠りに落ちる。
2023.03.24
20230323 木
6時20分起床。朝は快晴だが、徐々に崩れて雨が降り、気温は22℃まで上がるとの予報。
今日はWBCの朝のライブ中継がなく、株式市場の動きも大きくないことから、ルーチン作業を終えたところから本を読み始め、午前のうちに「レスラーめし」の、長州力、ダンプ松本、武藤敬司の部分を80ページ読む。

(長州・谷津組が鶴田・天龍組を撃破してインタータッグ王者に 1986.2.5)
昼メシは、鶏の唐揚げを食べたいというつれあいのリクエストを受けて、頭に浮かんだ何店舗かの中からもっとも足が遠ざかっている駅西の「ぱっぷや霞城セントラル店」を選び、3年7か月ぶりに再訪。つれはカラ揚げ2種定食の中からカラ揚げ+チキン南蛮定食1,000円、当方は以前唐揚げを食べているので、カツ丼910円にしてみた。
でっかいどんぶりに、ブリッジが架かるほどのサイズのとんかつ。そして、他店比でかなり多い溶き玉子。普通盛りのごはんも多めで、ナルホドこのクオリティであればこの価格もやむを得まいと納得。
とんかつの厚さは標準的かもしれないが、大きさはあり、その破壊力は十分に評価できる。加えて玉子の部分にはタマネギだけでなくたっぷりのネギも含まれていて、これも独特でおいしい。最後はつれから回ってきた唐揚げ2個も腹に収めて、満腹に。なんだかとても楽しくハッピーな気分になれた。

(「ぱっぷや霞城セントラル店」のカツ丼)
午後イチで古書を4冊注文。それらは、能町みね子1、谷川健一2、司馬遼太郎1。谷川の2冊は地名に関するもので、全集で買うよりも新書2冊で買う方が安いと判断してのものだ。このうち1冊は新書発売当時に一度読んでいるはずなのだが、内容はもう忘れているので再度買って読むことにしたい。
昨日読むのが少なかった分を挽回するべく、午後からは「インド旅行記1 北インド編」を手にして50ページ。
また新たに、小説「路地の子」(上原善広著、新潮文庫、2020)を読み始めて70ページ。
昭和39年、大阪――。中学3年生の龍造少年は学校にはいかず、自らの腕だけを頼りに、天職と信じた食肉の道へと歩み始めた。時に暴力も辞さない「突破者」と恐れられ、利権団体や共産党、右翼やヤクザと渡り合いながら食肉業 界を伸し上がった一匹狼――。時代の波に激しく翻弄されながら、懸命に「路地の人生」を生き抜いた人々の姿を、大宅賞作家が活写した、狂おしいほどに劇的な物語。(カバー裏表紙から)
被差別部落の実態を少しでも知りたいと思って買った本で、「路地」とは被差別部落のことを指している。初出は2017年。著者の上原善広は、1973年、大阪府松原市南新町(更池)生まれのノンフィクション作家で、被差別部落出身であることをカミングアウトし、部落問題を中心に文筆活動を行っている人物だ。当方はこれに先立ち、同著者の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作「日本の路地を旅する」(2009)を読んでいる。

(「路地の子」と、上原善広 2021.11)
200ページの王台に乗せて、満足。明日は旅関係の情報収集など別方面にも時間を充ててみようか。
今日は初春にしては暖かすぎる日で、23.1℃まで気温が上がったという。入浴するにしても冬と同じにするのは辛く、これまでの1時間強のセットを50分弱程度に短くしてのぼせ上がるのを防ぎ、入浴後の体重減も1kg程度にとどまる。
就寝時には冬の間に履いていたソックスを着けずに眠る。
今日はWBCの朝のライブ中継がなく、株式市場の動きも大きくないことから、ルーチン作業を終えたところから本を読み始め、午前のうちに「レスラーめし」の、長州力、ダンプ松本、武藤敬司の部分を80ページ読む。

(長州・谷津組が鶴田・天龍組を撃破してインタータッグ王者に 1986.2.5)
昼メシは、鶏の唐揚げを食べたいというつれあいのリクエストを受けて、頭に浮かんだ何店舗かの中からもっとも足が遠ざかっている駅西の「ぱっぷや霞城セントラル店」を選び、3年7か月ぶりに再訪。つれはカラ揚げ2種定食の中からカラ揚げ+チキン南蛮定食1,000円、当方は以前唐揚げを食べているので、カツ丼910円にしてみた。
でっかいどんぶりに、ブリッジが架かるほどのサイズのとんかつ。そして、他店比でかなり多い溶き玉子。普通盛りのごはんも多めで、ナルホドこのクオリティであればこの価格もやむを得まいと納得。
とんかつの厚さは標準的かもしれないが、大きさはあり、その破壊力は十分に評価できる。加えて玉子の部分にはタマネギだけでなくたっぷりのネギも含まれていて、これも独特でおいしい。最後はつれから回ってきた唐揚げ2個も腹に収めて、満腹に。なんだかとても楽しくハッピーな気分になれた。

(「ぱっぷや霞城セントラル店」のカツ丼)
午後イチで古書を4冊注文。それらは、能町みね子1、谷川健一2、司馬遼太郎1。谷川の2冊は地名に関するもので、全集で買うよりも新書2冊で買う方が安いと判断してのものだ。このうち1冊は新書発売当時に一度読んでいるはずなのだが、内容はもう忘れているので再度買って読むことにしたい。
昨日読むのが少なかった分を挽回するべく、午後からは「インド旅行記1 北インド編」を手にして50ページ。
また新たに、小説「路地の子」(上原善広著、新潮文庫、2020)を読み始めて70ページ。
昭和39年、大阪――。中学3年生の龍造少年は学校にはいかず、自らの腕だけを頼りに、天職と信じた食肉の道へと歩み始めた。時に暴力も辞さない「突破者」と恐れられ、利権団体や共産党、右翼やヤクザと渡り合いながら食肉業 界を伸し上がった一匹狼――。時代の波に激しく翻弄されながら、懸命に「路地の人生」を生き抜いた人々の姿を、大宅賞作家が活写した、狂おしいほどに劇的な物語。(カバー裏表紙から)
被差別部落の実態を少しでも知りたいと思って買った本で、「路地」とは被差別部落のことを指している。初出は2017年。著者の上原善広は、1973年、大阪府松原市南新町(更池)生まれのノンフィクション作家で、被差別部落出身であることをカミングアウトし、部落問題を中心に文筆活動を行っている人物だ。当方はこれに先立ち、同著者の大宅壮一ノンフィクション賞受賞作「日本の路地を旅する」(2009)を読んでいる。


(「路地の子」と、上原善広 2021.11)
200ページの王台に乗せて、満足。明日は旅関係の情報収集など別方面にも時間を充ててみようか。
今日は初春にしては暖かすぎる日で、23.1℃まで気温が上がったという。入浴するにしても冬と同じにするのは辛く、これまでの1時間強のセットを50分弱程度に短くしてのぼせ上がるのを防ぎ、入浴後の体重減も1kg程度にとどまる。
就寝時には冬の間に履いていたソックスを着けずに眠る。
2023.03.23
20230322 水
6時15分起床。天候バッチリで、最高気温21℃との予報だ。洗濯日和でもあるので、ベッドのリネン類をほぼすべて取り替える。
いつもの朝作業と株投資の仕込みを手早く終わらせて、朝7時から中継しているWBCのアメリカとの決勝戦を観る。8時試合開始なのを9時過ぎからディレイにて。
アメリカは2回、HR連発で好調のターナーが先発の今永を捕えてソロHRを放ち、さっそく底力を発揮する。しかしその裏、先頭の5番村上が負けじと初球を右中間2階席へ放り込んですぐさま同点とし、下位打線が繋いでもう1点。勝利への期待が高まる。
4回裏に先頭の岡本和真が左中間にソロHRを放ち、2点差とする一方で、3回以降7回まで、戸郷翔征、高橋宏斗、伊藤大海、大勢と継投して米のパワフル打線を抑える。すごいな、日本の投手陣。
8回にはダルビッシュ有が登板し、大谷はブルペンへ。いよいよ胸突き八丁というところだが、ダルは5番バッターにソロHRを浴びてしまう。これで3-2。
9回表、マウンドには大谷が上がる。先頭バッターを4球で出すが、次を内野ゴロのダブルプレーとし、最後は大リーグでチームメイトのトラウトを三振に仕留め、14年ぶり、3大会ぶり3回目の優勝を勝ち取った。
最高のゲームだった。観終えたのは15時過ぎとなった。

(WBCは日本が優勝!!)
録画視聴を途中でいったん離れて、つれあいと蕎麦を食べに出かける。ところが、双月町のお目当ての店が臨時休業。その後も臨時休業もしくは開店時刻が合わないためさらに3つの店から嫌われて、途中に通って開いているのを見ていた5つ目の店、天童市荒谷の「手打ちそばやまぶき」で食べることになった。いったいどうした、山形市内の蕎麦屋。
せいろの大盛り、700+200円。石臼で粗挽きにしたそば粉を使った、純手打ちの蕎麦であるとのこと。手打ちであれば大盛り200円はやむを得ない。細めに切られた蕎麦は、テングサでも入っているのではないかと思うほどのつやがあり、蕎麦の実の粒が感じられ、なかなかにうまし。しっかり漬かった漬物、なます、椎茸昆布が付いてお得感があり、蕎麦湯もとろりとしていておいしかった。
このごろは板そばでなくとも、もりそばの大盛りであれば十分になってきている。

(「やまぶき」のせいろ)
孫のチャイルドシートを準備する必要上、ハードオフと西松屋を視察してくる。ハードオフでなら中古品を5千円以下で準備できるが、展示品はどれも中古感がありありで、自分の子ならいざ知らず、よそから来てもらった母親の手前があるのとかわいい孫の顔を思い浮かべると、中古を買い求めるのは気が進まない。西松屋では、シートの向きを変えられる機能が付くと値が張るが、それが付いていないものなら新品でも1万円以下で調達できることがわかった。そういうのでいいんじゃないのかな。
M&Iカンパニーから、今年の琉球フェスティバル東京の開催を報せるハガキが届いた。今年は6月11日と、長い歴史の中でおそらく最も早い開催になる。出演は、大工哲弘 with 苗子、朝崎郁恵、でいご娘、ディアマンテス、パーシャクラブ、夏川りみ、司会はガレッジセールで、会場はいつもどおり日比谷公園大音楽堂であるとのことだ。
朝崎郁恵をはじめとして出演者の高齢化が著しいような気もするが(笑)、年に一度のお祭りなのでこれを一人で観に行くことにして、その際にはせっかくなので、関東地方のいくつかの鉄道に乗ってこようかと思う。まあだいたい3、4泊はほしいところだ。早めにチケットと宿を確保したほうがいいだろう。
6月は、つれあいと札幌ステイをする話もしている。うまく日程調整をして両方ともものにしたいものだ。

(琉球フェスティバル2023東京の開催を報せるDMが届いた)
さて読書。午後から飲酒後にかけて、「レスラーめし」の長与千種、オカダ・カズチカ、藤原喜明の部分を80ページ。そこから寝入るまでの間は、「インド旅行記1 北インド編」の20ページどまりとなり、かろうじて3桁。明日はもっと読もう。
23時、就寝。
いつもの朝作業と株投資の仕込みを手早く終わらせて、朝7時から中継しているWBCのアメリカとの決勝戦を観る。8時試合開始なのを9時過ぎからディレイにて。
アメリカは2回、HR連発で好調のターナーが先発の今永を捕えてソロHRを放ち、さっそく底力を発揮する。しかしその裏、先頭の5番村上が負けじと初球を右中間2階席へ放り込んですぐさま同点とし、下位打線が繋いでもう1点。勝利への期待が高まる。
4回裏に先頭の岡本和真が左中間にソロHRを放ち、2点差とする一方で、3回以降7回まで、戸郷翔征、高橋宏斗、伊藤大海、大勢と継投して米のパワフル打線を抑える。すごいな、日本の投手陣。
8回にはダルビッシュ有が登板し、大谷はブルペンへ。いよいよ胸突き八丁というところだが、ダルは5番バッターにソロHRを浴びてしまう。これで3-2。
9回表、マウンドには大谷が上がる。先頭バッターを4球で出すが、次を内野ゴロのダブルプレーとし、最後は大リーグでチームメイトのトラウトを三振に仕留め、14年ぶり、3大会ぶり3回目の優勝を勝ち取った。
最高のゲームだった。観終えたのは15時過ぎとなった。

(WBCは日本が優勝!!)
録画視聴を途中でいったん離れて、つれあいと蕎麦を食べに出かける。ところが、双月町のお目当ての店が臨時休業。その後も臨時休業もしくは開店時刻が合わないためさらに3つの店から嫌われて、途中に通って開いているのを見ていた5つ目の店、天童市荒谷の「手打ちそばやまぶき」で食べることになった。いったいどうした、山形市内の蕎麦屋。
せいろの大盛り、700+200円。石臼で粗挽きにしたそば粉を使った、純手打ちの蕎麦であるとのこと。手打ちであれば大盛り200円はやむを得ない。細めに切られた蕎麦は、テングサでも入っているのではないかと思うほどのつやがあり、蕎麦の実の粒が感じられ、なかなかにうまし。しっかり漬かった漬物、なます、椎茸昆布が付いてお得感があり、蕎麦湯もとろりとしていておいしかった。
このごろは板そばでなくとも、もりそばの大盛りであれば十分になってきている。

(「やまぶき」のせいろ)
孫のチャイルドシートを準備する必要上、ハードオフと西松屋を視察してくる。ハードオフでなら中古品を5千円以下で準備できるが、展示品はどれも中古感がありありで、自分の子ならいざ知らず、よそから来てもらった母親の手前があるのとかわいい孫の顔を思い浮かべると、中古を買い求めるのは気が進まない。西松屋では、シートの向きを変えられる機能が付くと値が張るが、それが付いていないものなら新品でも1万円以下で調達できることがわかった。そういうのでいいんじゃないのかな。
M&Iカンパニーから、今年の琉球フェスティバル東京の開催を報せるハガキが届いた。今年は6月11日と、長い歴史の中でおそらく最も早い開催になる。出演は、大工哲弘 with 苗子、朝崎郁恵、でいご娘、ディアマンテス、パーシャクラブ、夏川りみ、司会はガレッジセールで、会場はいつもどおり日比谷公園大音楽堂であるとのことだ。
朝崎郁恵をはじめとして出演者の高齢化が著しいような気もするが(笑)、年に一度のお祭りなのでこれを一人で観に行くことにして、その際にはせっかくなので、関東地方のいくつかの鉄道に乗ってこようかと思う。まあだいたい3、4泊はほしいところだ。早めにチケットと宿を確保したほうがいいだろう。
6月は、つれあいと札幌ステイをする話もしている。うまく日程調整をして両方ともものにしたいものだ。

(琉球フェスティバル2023東京の開催を報せるDMが届いた)
さて読書。午後から飲酒後にかけて、「レスラーめし」の長与千種、オカダ・カズチカ、藤原喜明の部分を80ページ。そこから寝入るまでの間は、「インド旅行記1 北インド編」の20ページどまりとなり、かろうじて3桁。明日はもっと読もう。
23時、就寝。
2023.03.22
20230321 火
春分の日。6時10分起床。朝日が眩しい外では、ウグイスが懸命に鳴き方を練習していて、なんだかとてもいい朝になっている。トーストに添える飲み物を氷入りの冷たいオレンジジュースにしても、飲んでいて違和感はない。
ほぼ4年前まで働いていた職場の人事異動が昨日あり、今朝の地方紙にその内容が掲載されていた。4年経つと幹部たちの顔ぶれもだいぶ変わって、中間管理職ぐらいになると名前と顔が一致しない人のほうが多くなった。
幹部人事を見ると、離れてからだいぶ経つので細かいところはわからないが、意外性の高いものになっている。幹部級で異動のあった事務職10人のうち、3人は女性で、過去にあまり例のないポストからの女性ならではの抜擢。男性のうち半分強は順当と思えるが、それ以外の3人は意外な人物で、正直言うと4年前にはこうなると想像できるような人物ではなかった。一方で、能力を買われて若い頃から困難なポストをめぐり歩いてきた優れた人物の中には、芽が出ないまま退職したり低迷したりしている者がいる。おそらくは人事担当サイドの提案がくつがえされた部分が多く、関わる事務方は苦労したのではないか。
口に衣着せずに言うと、一人ひとりの人物を見るのではなく、トップの好みや社会的体裁への配慮が明らかで、トップ側は幹部なんて誰がなってもどうにかなると思っているように見える。
たしかにどうにかはなるだろう。だが、体裁や好き嫌いで人事をしていると、まわりに女性や太鼓持ちばかりが増えて、ノーといえる人物がいなくなり、組織はおかくしなる。すると、そのような組織がフツーなのだと考える者が出てくる。それがさらに停滞に拍車をかけていく。
まあヒトゴトだし、今となってはその職場とも縁が切れているので、自分がとやかく言うことではない。かつては自分もそんなことで一喜一憂していたのだと思うと、悲しくもある。

(okinawa-image)
朝作業を終えたあとは、アメリカ・マイアミで行われるWBC準決勝のメキシコ戦を観る。7時から生中継されているのを、1時間半のディレイで見始める。この程度から見ていけば、ゲストの語りやCMなどを飛ばして、だいたい最終盤をオンタイムで見られるというわけだ。
先発の佐々木朗希が4回に3ランのHRを浴び、その後日本は満塁などのチャンスをつくるがたて続けに3度も抑えられてしまう。肝心な時に5番の村上宗隆はいつも三振でチャンスをつぶしている。
あやしいゲーム展開ではあるが、5回からリリーフした山本由伸がしっかりと相手打線を封じる。なんとなく負けムードで迎えた7回裏、吉田正尚が走者を2人置いて、ライトポール際に打球を放り込み、ここで同点に。やったな吉田。次の村上はまた三振だけど。
8回には山本がつかまり3連打を浴びて1点リードを許し、救援に立った湯浅京己もタイムリーを浴びてもう1点を献上して、この時点で3-5。
窮地に追い込まれた日本。薄氷を踏む思いで8回裏を観ていたが、チャンスをつくった日本は山川穂高の犠牲フライで1点をもぎ取ったにとどまる。
しかし、ここからでも日本は勝ってしまうのだ。表の回を大勢が抑えた9回裏、3番大谷が初球を2塁打し、4番吉田が四球を選び、ここまで全く打てていなかった5番村上が登場。ああ彼ではダメかと思ったところ、センターオーバーを放ってサヨナラ勝ちをするのだった。やっとやってくれたぞ、村上。劇的だったなぁ。

(サヨナラ2塁打を放ち大喜びの村上(中央)と侍ジャパン)
野球の録画観戦の合間には、昼食のための外出を挟む。2年2か月ぶりの再訪となる、北町の「めしや亭山形北町店」。
かつての「山形北町食堂(まいどおおきに食堂)」を受け継いで、コロナのさなかの2020年11月に独立店として営業を始めた店だ。2022年4月には「山形南四番町食堂」が店を閉めたこともあり、山形地域においては好きなおかずをテイクできるこういう店は貴重だ。
鯖の塩焼、コロッケ、コーンサラダに、ライスの中と大の中間(価格は同じ、250gと350gの間)の4品で、300+90+110+150+税=715円也。常々飲んでいないので味噌汁は不要、代わりにお茶。鯖は高めだけど、脂身がおいしい。ごはんをかっこむのにおかずはこの程度あれば十分だ。
いいんだなぁ、自分にはこういうもので。作り置きの感じがあっても、温かくておいしいごはんがあればいいんだもん。

(「めしや亭山形北町店」のマイセレクション)
WBCの激闘を観終えた14時半頃から、ようやく読書態勢へと移行する。毎度のことだが、昼寝を挟んだりして思うように捗らず、入浴と飲酒後になってからの21時頃からも少し読んだ程度で終わってしまう。
「レスラーめし」の前田日明と越中詩郎の部分を60ページと、「インド旅行記1 北インド編」を80ページ。きちんと読んだという気はしない。
23時前、就寝。
ほぼ4年前まで働いていた職場の人事異動が昨日あり、今朝の地方紙にその内容が掲載されていた。4年経つと幹部たちの顔ぶれもだいぶ変わって、中間管理職ぐらいになると名前と顔が一致しない人のほうが多くなった。
幹部人事を見ると、離れてからだいぶ経つので細かいところはわからないが、意外性の高いものになっている。幹部級で異動のあった事務職10人のうち、3人は女性で、過去にあまり例のないポストからの女性ならではの抜擢。男性のうち半分強は順当と思えるが、それ以外の3人は意外な人物で、正直言うと4年前にはこうなると想像できるような人物ではなかった。一方で、能力を買われて若い頃から困難なポストをめぐり歩いてきた優れた人物の中には、芽が出ないまま退職したり低迷したりしている者がいる。おそらくは人事担当サイドの提案がくつがえされた部分が多く、関わる事務方は苦労したのではないか。
口に衣着せずに言うと、一人ひとりの人物を見るのではなく、トップの好みや社会的体裁への配慮が明らかで、トップ側は幹部なんて誰がなってもどうにかなると思っているように見える。
たしかにどうにかはなるだろう。だが、体裁や好き嫌いで人事をしていると、まわりに女性や太鼓持ちばかりが増えて、ノーといえる人物がいなくなり、組織はおかくしなる。すると、そのような組織がフツーなのだと考える者が出てくる。それがさらに停滞に拍車をかけていく。
まあヒトゴトだし、今となってはその職場とも縁が切れているので、自分がとやかく言うことではない。かつては自分もそんなことで一喜一憂していたのだと思うと、悲しくもある。

(okinawa-image)
朝作業を終えたあとは、アメリカ・マイアミで行われるWBC準決勝のメキシコ戦を観る。7時から生中継されているのを、1時間半のディレイで見始める。この程度から見ていけば、ゲストの語りやCMなどを飛ばして、だいたい最終盤をオンタイムで見られるというわけだ。
先発の佐々木朗希が4回に3ランのHRを浴び、その後日本は満塁などのチャンスをつくるがたて続けに3度も抑えられてしまう。肝心な時に5番の村上宗隆はいつも三振でチャンスをつぶしている。
あやしいゲーム展開ではあるが、5回からリリーフした山本由伸がしっかりと相手打線を封じる。なんとなく負けムードで迎えた7回裏、吉田正尚が走者を2人置いて、ライトポール際に打球を放り込み、ここで同点に。やったな吉田。次の村上はまた三振だけど。
8回には山本がつかまり3連打を浴びて1点リードを許し、救援に立った湯浅京己もタイムリーを浴びてもう1点を献上して、この時点で3-5。
窮地に追い込まれた日本。薄氷を踏む思いで8回裏を観ていたが、チャンスをつくった日本は山川穂高の犠牲フライで1点をもぎ取ったにとどまる。
しかし、ここからでも日本は勝ってしまうのだ。表の回を大勢が抑えた9回裏、3番大谷が初球を2塁打し、4番吉田が四球を選び、ここまで全く打てていなかった5番村上が登場。ああ彼ではダメかと思ったところ、センターオーバーを放ってサヨナラ勝ちをするのだった。やっとやってくれたぞ、村上。劇的だったなぁ。

(サヨナラ2塁打を放ち大喜びの村上(中央)と侍ジャパン)
野球の録画観戦の合間には、昼食のための外出を挟む。2年2か月ぶりの再訪となる、北町の「めしや亭山形北町店」。
かつての「山形北町食堂(まいどおおきに食堂)」を受け継いで、コロナのさなかの2020年11月に独立店として営業を始めた店だ。2022年4月には「山形南四番町食堂」が店を閉めたこともあり、山形地域においては好きなおかずをテイクできるこういう店は貴重だ。
鯖の塩焼、コロッケ、コーンサラダに、ライスの中と大の中間(価格は同じ、250gと350gの間)の4品で、300+90+110+150+税=715円也。常々飲んでいないので味噌汁は不要、代わりにお茶。鯖は高めだけど、脂身がおいしい。ごはんをかっこむのにおかずはこの程度あれば十分だ。
いいんだなぁ、自分にはこういうもので。作り置きの感じがあっても、温かくておいしいごはんがあればいいんだもん。

(「めしや亭山形北町店」のマイセレクション)
WBCの激闘を観終えた14時半頃から、ようやく読書態勢へと移行する。毎度のことだが、昼寝を挟んだりして思うように捗らず、入浴と飲酒後になってからの21時頃からも少し読んだ程度で終わってしまう。
「レスラーめし」の前田日明と越中詩郎の部分を60ページと、「インド旅行記1 北インド編」を80ページ。きちんと読んだという気はしない。
23時前、就寝。
2023.03.21
20230320 月
スカッと晴れた朝。つれあいは、実の母親から車で岩手の実家に連れて行くよう頼まれ、8時前に仙台の実家へと1泊2日で出かけて行った。それはつまり当方にとっては、この朝から1日半ほどは一人で自由にやっていていいということでもある。とは言っても、日頃から自由にやっているので、格別目新しいことをするわけでもないのが歯痒いところでもある。
10時過ぎ、常用の内服薬がなくなってきたので、2か月ぶりに行きつけの内科クリニックへ。春になったためか、コロナがフェードアウト気味なためか、比較的待合室の客が多くなっているように感じる。
今回が血液検査を行う日だということを医師に告げられるまですっかり失念していた。朝食を食べたので、また2か月後となる次回に変更してもらうことにし、血圧を測っただけで診察終了。

(「寒河江餃子ふる家」の餃子ミックス定食)
昼食は久しぶりに一人なので、勝手に遠出をすることにして、孤独のグルメを愉しむ。
寒河江までドライブし、西寒河江駅すぐ近くの「寒河江餃子ふる家」を未訪店撃破する。唐揚げと餃子各3個がセットになっている餃子ミックス定食830円を、無料サービスのごはん大盛りにて。
そこそこのデキだし、おいしいのだけれども、あちこちに中途半端な点が見受けられる。唐揚げのサイズは他店比で小さめ。これだと、山形市内の店が提供しているもののクオリティやボリュームと対等に戦うのは難しい。餃子は“寒河江”を冠するほどの特徴は見いだせず、サイズ的にもノーマル。そして、これらの3+3ではおかずに量感が出ない。ごはんの大盛りは男性ならこの程度が標準で、普通盛りでは足りない。なのに価格はそれほど安いわけでもない。
――という具合で、近くの人ならいいけれども、山形からわざわざこの店を選んで再訪する必要があるとまでは感じられなかった。すぐ近くにカテゴリーが類似する「大盛り食堂わいわい亭」という強力な飲食店があり、商売上も競合して困難を伴うのではないかと危惧するのだが、大丈夫だろうか?

(いまもbeautifulな中谷美紀 2021.9)
午後以降は、いろいろとやってはいるけれども、結局は読書中心。この日に読んだのは昨日と同じ3冊で、「レスラーめし」の鈴木みのるとブル中野の部分の60ページから読み始める。
「インド旅行記1 北インド編」は、インドの旅を始めて一週間ほどが経ち、中谷が腹痛に苦しみ始めるあたりを40ページ。
チューブわさびで体内消毒に励み、持参したウエットティッシュは数知れず。そんな努力の甲斐もむなしく、腹痛に見舞われ、暑いホテルで一人淋しく回復を待つ。町に出れば、パスポートを盗まれ、警察署長に懇願書を書くはめに……。単身インドに乗り込んだ、女優・中谷美紀に襲いかかる困難の数々。泣いて、笑った38日間の一人旅の記録。累計30万部のベストセラー「インド旅行記」シリーズ第1弾。(カバー裏表紙から)
中谷がまだ30歳に達していない頃の旅で、やさしく非力そうに見える美人がアクティブにインドを旅するというミスマッチが読者の期待を膨らませる。
以前読んだ同著者による「オーストリア滞在記」よりも15年ほど先に刊行されたもの。「オーストリア…」のほうが夫と共に半ば生活の一環としての日常的な暮らしのことを書いているのに対し、「インド…」は現地ガイドが付くとはいえ初めての、しかもインドという女性にとっては物騒でもある国を一人で巡っているので、旅のハラハラドキドキ感やスリルもある程度味わえて、出来ばえとしてはこちらのほうが上だと思う。また、中谷の抑制の効いたたおやかささえ感じられる文章には好感が持てる。
「逢魔が時に会いましょう」は、最後の40ページ余りを読んで読了。今日もなんとか3桁をキープ。

(Honey Roasted Peanuts)
夜の飲酒は、一人ということで気が緩み、いつもの缶チューハイのロング缶の前に発泡酒のレギュラー缶を飲む。その代わりと言っては何だが、飲酒のアテはハニーローストのナッツだけにして、フィニッシュには台所の棚にあったカップヌードルの「北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」というもので締める。カルディから300円そこそこで買ってきたものだが、バター風味が強くてうまいな、これ。
いい具合に出来上がって、概ね23時頃には就寝となる。
10時過ぎ、常用の内服薬がなくなってきたので、2か月ぶりに行きつけの内科クリニックへ。春になったためか、コロナがフェードアウト気味なためか、比較的待合室の客が多くなっているように感じる。
今回が血液検査を行う日だということを医師に告げられるまですっかり失念していた。朝食を食べたので、また2か月後となる次回に変更してもらうことにし、血圧を測っただけで診察終了。

(「寒河江餃子ふる家」の餃子ミックス定食)
昼食は久しぶりに一人なので、勝手に遠出をすることにして、孤独のグルメを愉しむ。
寒河江までドライブし、西寒河江駅すぐ近くの「寒河江餃子ふる家」を未訪店撃破する。唐揚げと餃子各3個がセットになっている餃子ミックス定食830円を、無料サービスのごはん大盛りにて。
そこそこのデキだし、おいしいのだけれども、あちこちに中途半端な点が見受けられる。唐揚げのサイズは他店比で小さめ。これだと、山形市内の店が提供しているもののクオリティやボリュームと対等に戦うのは難しい。餃子は“寒河江”を冠するほどの特徴は見いだせず、サイズ的にもノーマル。そして、これらの3+3ではおかずに量感が出ない。ごはんの大盛りは男性ならこの程度が標準で、普通盛りでは足りない。なのに価格はそれほど安いわけでもない。
――という具合で、近くの人ならいいけれども、山形からわざわざこの店を選んで再訪する必要があるとまでは感じられなかった。すぐ近くにカテゴリーが類似する「大盛り食堂わいわい亭」という強力な飲食店があり、商売上も競合して困難を伴うのではないかと危惧するのだが、大丈夫だろうか?

(いまもbeautifulな中谷美紀 2021.9)
午後以降は、いろいろとやってはいるけれども、結局は読書中心。この日に読んだのは昨日と同じ3冊で、「レスラーめし」の鈴木みのるとブル中野の部分の60ページから読み始める。
「インド旅行記1 北インド編」は、インドの旅を始めて一週間ほどが経ち、中谷が腹痛に苦しみ始めるあたりを40ページ。
チューブわさびで体内消毒に励み、持参したウエットティッシュは数知れず。そんな努力の甲斐もむなしく、腹痛に見舞われ、暑いホテルで一人淋しく回復を待つ。町に出れば、パスポートを盗まれ、警察署長に懇願書を書くはめに……。単身インドに乗り込んだ、女優・中谷美紀に襲いかかる困難の数々。泣いて、笑った38日間の一人旅の記録。累計30万部のベストセラー「インド旅行記」シリーズ第1弾。(カバー裏表紙から)
中谷がまだ30歳に達していない頃の旅で、やさしく非力そうに見える美人がアクティブにインドを旅するというミスマッチが読者の期待を膨らませる。
以前読んだ同著者による「オーストリア滞在記」よりも15年ほど先に刊行されたもの。「オーストリア…」のほうが夫と共に半ば生活の一環としての日常的な暮らしのことを書いているのに対し、「インド…」は現地ガイドが付くとはいえ初めての、しかもインドという女性にとっては物騒でもある国を一人で巡っているので、旅のハラハラドキドキ感やスリルもある程度味わえて、出来ばえとしてはこちらのほうが上だと思う。また、中谷の抑制の効いたたおやかささえ感じられる文章には好感が持てる。
「逢魔が時に会いましょう」は、最後の40ページ余りを読んで読了。今日もなんとか3桁をキープ。

(Honey Roasted Peanuts)
夜の飲酒は、一人ということで気が緩み、いつもの缶チューハイのロング缶の前に発泡酒のレギュラー缶を飲む。その代わりと言っては何だが、飲酒のアテはハニーローストのナッツだけにして、フィニッシュには台所の棚にあったカップヌードルの「北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」というもので締める。カルディから300円そこそこで買ってきたものだが、バター風味が強くてうまいな、これ。
いい具合に出来上がって、概ね23時頃には就寝となる。