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2021.06.01 20210531 月
 晴れた、爽やかな朝、6時起床。日中の天気は良くなるようだ。
 朝のうちにカキモノを済ませて、週明けの株式市況に合わせて主として売り注文を入れる。先週末には大きく値を上げたが、これからしばらくは下げ基調の潮目に入るだろうと勝手に読んでいて、買い値よりもやや高い値で数本の売りを入れていた。しかし、結果としてはそううまくはいかず、この日はどの銘柄もおしなべてメリハリなく値を下げるのを手をこまねいて見ていただけの一日となってしまった。こうなると、今後はますます動きづらい形になってしまうのだが……。

 その後は読むほうへと進んで、「第三帝国の興亡4」。
 ファシスト・イタリアがもたついているアルバニア、ギリシャ戦線にナチ・ドイツがテコ入れし、ムッソリーニが冬中かかって失敗した戦いを、ヒトラーは春の数日で勝利する。1941年4月27日にはナチの戦車隊がアテネに入城し、アクロポリスの丘に鉤十字旗が翻った。

atene 19410427
(アクロポリスの丘に鉤十字旗が翻った。 1941.4.27)

 しかしこのため、対ソ作戦のバルバロッサ作戦は開始が4~5週間ほど後ろにずれ込み、ドイツ全体の戦況に大きな影響を与えることになる。対ソ戦が長期化すれば、ロシアの厳しい冬がやってくることを忘れてはならない。
 この間の1941年5月10日、ナチス・ドイツのナンバー2のルドルフ・ヘスがメッサーシュミット機を駆って単独でスコットランドへと飛び、イギリスとの和平交渉をしようとして拘束される事件が起きている。
 また、ヒトラーは、独ソ戦を始める直前の同年6月6日、ソ連赤軍の捕虜のうち政治将校(コミッサール)を選別し、自ら投降したり敵対行為を行っていなかった場合を除き、捕虜収容所には入れずにその場で処刑することを命じている。(「コミッサール指令」)
 この日も23時半までに90ページを読むのが精一杯。


deutch bon 202105
(ドイツ本)

 昼食は、エソ煮干し中華で人気店になった「麺場くうが?寒河江店」が、2019年12月に店名を変えて営業している、「幸めん」へ。「麺場くうが?」時代の2018年2月以来なので、「幸めん」になってからは初訪問となる。
 天然カマス煮干し中華醤油味の大盛り、太麺チョイスの背脂無料追加で、700+100円。スープはしっかり魚の干物の味と香り。このスープを啜るだけではそれがカマスだとわかるわけではないけれども、風味はあっさり系なのに、深々とした奥行きが感じられておいしい。特定の煮干をフィーチャーして様々なダシ味を食べ比べさせる売り方は、もっとこの業界に広がってもいい。そのままだと油分が足りないが、背脂を入れるとぐんとコクが増す。
 極太くねくねの麺もわしわしとした食感で、存在感が強くていい感じ。厚切り、大面積のチャーシューが2枚、多めのメンマ、煮卵、しゃっきりネギに板海苔と、トッピングも充実。この内容でこの価格なら、高パフォーマンスの店と言っていいと思う。

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(「幸めん」の天然カマス煮干し中華醤油味)

 この日の読書は上記のほか、「沖縄 若夏の記録」を40ページ。
 読んでいる時間が長いので、目が疲れ、乾きがちになっている。

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