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 次は、八甲田山だ。
 山道をびゅんびゅんとドライブして向かうが、やはり山の上は濃い霧が収まっていず、この天候では散策してもパッとしないだろう。そうであればまずは温泉に入って、どう動くかはそれから考えようか。
 「酸ヶ湯温泉」は、八甲田の主峰大岳の西麓、標高900mの高所にある1軒宿の温泉で、400人も収容できる大きな旅館だ。そしてここの名物「ヒバ千人風呂」は、木の温もりが感じられるマンモス級の大混浴湯になっている。これには入ってみたい。愛車フォレスターのアイサイトが効かなくなるほどの濃霧の中を進んだのに、ここに来れば快晴になっているのが不思議だ。
 タオル付1,000円で入館。おおっ、広いじゃん。混浴とはいいながら、男性は左側、女性は右側で入るというルールは守ってねとのこと。女性客もいたようだが、メガネをはずして入っているので、性別なんてどうでもいいのだ。温泉特有のミントグリーンの湯で、2つある浴槽の温度はこの日はほとんど差がなかったように思う。長時間浸かると汗が引かなくなるタイプなのでカラスの行水程度にとどめて、雰囲気だけはしっかり味わった。

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(酸ヶ湯温泉)

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(こんにちは、お邪魔しま~す)

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(名物「ヒバ千人風呂」)

 酸ヶ湯温泉の周辺で、いくつか見る。
 かつての爆裂火口の跡に温泉が湧出している「地獄沼」。付近には火山活動の名残りの噴気口があり、硫黄を含んだガスと温泉が噴出している。
 「八甲田ホテル」の入り口近くにある「賽の河原」。ここはあまりぱっとしないところだったが、水たまりのかしこからぼこぼこという音が聞こえてくる。
 「まんじゅうふかし」。地中から噴き出す熱い蒸気の上に木箱があり、服を着たまま腰をかけているだけで適度に暖かく、子宝、若返り、胃腸病・痔疾にも効果があるという。緑が濃厚。着座位置は確かに温かいが、熱いというほどのものではない。

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(地獄沼)

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(賽の河原)

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(まんじゅうふかし)

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(八甲田山系の硫黄岳が真正面に見えた)

 R103を少し走って、酸ヶ湯から東南東約4キロに位置する「睡蓮沼」。
 スイレン科のエゾヒツジグサが自生していることからそう呼ばれているという。このあたりからまた霧が出て、全貌が見えないのが残念だ。沼の向こう側には背景には八甲田連峰の山々がきれいに見えるはずなのだが。
 八甲田の雪解け水が伏流水となって湧き出ている湧水池「グダリ沼」は、探してみたが霧、雨、ぬかるみなどが邪魔をして結局見つけられずに終わる。

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(睡蓮沼)

 八甲田山系の最後は、「歩兵第五聯隊第二大隊遭難記念碑(八甲田山雪中行軍遭難後藤伍長銅像)」。
 1902年、厳冬の八甲田山で起こった雪中行軍の悲劇を後世に伝えるために建立された像だ。猛吹雪の中、仮死状態で立ち尽くし目印となった後藤伍長の姿を、1904年、全国の将校達の寄付により、現在の馬立場の頂上に記念碑(高さ7m)として建立し、霊を慰めたものだという。本日最後のひと汗という格好で、遊歩道をたっぷりと歩かされる。ここで15時40分。そろそろ青森に戻ろう。

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(歩兵第五聯隊第二大隊遭難記念碑)

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(後藤伍長の表情が凛々しい)

 16時15分にホテル駐車場に到着。戻りがだんだん早くなっている。
 まだ明るいので、その足で昨日入店して気に入った「お食事処おさない」が16時からやっているのでそこを再訪する。
 とり唐定食500円をつまみにして瓶ビールを1本。ジューシーさが足りず格別おいしい唐揚げとは言えないが、この構成で500円はふつうあり得ない。1,020円で飲めて、腹まで満たされてしまうとはスバラシイ。
 17時20分、部屋戻り。大相撲のいいところを観ることができた。

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(「お食事処おさない」のとり唐定食500円!)

 19時のニュースを見ながら缶チューハイのロング缶を飲み始め、その後はなでしこジャパンの対オーストラリア戦の中継を横目で見ながら、本日の分のログ付けをする。21時にはモノカキ終了。今夜は上出来じゃないか。上がりは夕方、巡った個所数はほどほどという今日程度のことなら何とかなるが、早出、遅い上がりの立ち寄り個所たっぷりとなると、そうはいかない。
 あとは軽くシャワーを浴びれば、ゆっくりと休めるだろう。

 23時頃には就寝。
 この日の走行距離は、170km。この程度だと疲れ方の程度が違い、夜はぐっと楽だ。

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