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   文芸社  1,000円+税
   2020年2月15日 第1刷発行

 喜界島については、一度アプローチしたことがあったものの、鹿児島から向かった飛行機が悪天候のため引き返してしまい、たどり着けなかった経験をしています。そうなると、どうしても行ってみたくなるのが人情というもので、またいつか改めて訪問の機会をつくりたいと思っているところです。その後仕事から離れたので、今度行くときは1泊なんかではなく3、4日ぐらい滞在してゆっくりしてもいいかもしれません。
 そんなときに見つけた、喜界島に関する本。状態のきわめてよい古書を、送料込み457円でゲットしました。

 看護師として喜界島にやってきた男性が、徐々に島の魅力を知り、親しんでいく。スギラビーチで楽しい時間を過ごしたり、山羊料理に舌鼓を打ったり、おいしいお酒にハマったり、ライブハウスで仲間と出会ったり……。明るく愉快な島人たちと、四季で様々な顔を見せる島の自然を感性豊かに描く。ユニークなエピソード満載の、読み応え満点の一冊。(文芸社のHPから)

 おそらくは自費出版。大きな文字で140ページほどのものなので、あっという間に読み終えました。
 著者は1965年、福岡県生まれ。福岡の看護専門学校、柔道整復専門学校鍼灸科を卒業し、鹿児島県の離島で6年以上看護師として勤務し現在福岡市在住とのこと。資格を持つ人はどこででも働けるのが羨ましいです。

 以下に、「西日本新聞」掲載の紹介記事を引用しておきます。

・「ぷかり喜界島」 ぼんたろう著 2020年2月29日
 奄美大島の東隣、外周50キロの島で看護師として4年間暮らした記録。
 着いて早々、猫が県道の真ん中で昼寝しているのどかさに射抜かれ、「南の島のタイフーンの強烈な洗礼」に驚き、本業では離島ならでは「ヘリ搬」(高度な医療が必要な患者の搬送)も体験。
 タイトルに「ぷかり」とあるように、趣味のシーカヤックを存分に楽しむ様子も、テンポよい文章でつづられている。
 母親の介護のため出身の福岡に戻らざるを得なかったが、サンダル履きで再就職の面接を受けて周囲をあきれさせるくだりには笑わせられる。

(2021.6.24 読)

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