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2021.12.03 20211202 木
 7時前起床。昨夜の残りのクリームシチューを食べながら眺めた窓外では、北西方向からの風にあおられて雪が吹雪きがちになっている。寒い朝だ。
 朝のうちは、東京株式市場のウォッチ。今日も下がっていて、コロナの変異株に完全にヤラレテいる形。この日も1銘柄を買う。一方で値が上がっている電力株を売って、少しでも買付資金のショートが生じないよう努力はしているが、焼け石に水の状態が続いている。全日空が劣後ローンによって資金調達して凌いでいる状況と、ある意味似ている。

 昼食は、10月に五十鈴にできた新店「そば処さい藤」を初訪問。ここなら蕎麦がメインだろうと、おすすめセットメニューのもり天900円を。もりそばとかき揚げのセットだ。
 ははあ、ここの蕎麦はこういうヤツか。やはり訪れてみないとわからないものだ。どんぶりに素っ気なく盛り付けられた蕎麦は、平打ち、極太の、ごつくで硬い“超”田舎蕎麦。つまり、山形の蕎麦通なら誰もが知っている「伊勢そば屋」(東根市)にインスパイアされたものだろうか。
 蕎麦は、伊勢そばほどではないにしても、かなりごつい。あまりつゆを持ち上げない、引き締まったタイプ。茹で上がりで400gあるのだそうで、ある程度噛んで食べなければならず、普通盛りでもけっこう腹に来る。そばつゆは、出汁重視で醤油の塩辛さは控えめ。かき揚げは揚げたてでショリショリしておいしいけど、ちょっとばかり油がちな印象があった。満足。いずれラーメン類も食べてみたい。

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(「そば処さい藤」のもり天)

 午後以降は、読書を真ん中にして、さまざまな雑事とともに過ごす。
 「民族の世界史4」は、モンゴル系民族を読み終えて、第4部のウラル系民族の部分へ。この日はこれを40ページ読む。
 長風呂で汗をかいて、風呂上り体重は久々に75kg台に落ちる。
 飲みながら、TUYのローカル番組「ローカル魂」のやまがたギリギリグルメと題する番組を見、「町中華で飲ろうぜ」の再放送では武蔵小山の「明星飯店」で高田秋がサービスの糠漬けに故郷を思い出して涙する姿を見、「孤独のグルメSeason5」の最終回で五郎さんが西巣鴨で一人すき焼きに興じているのを見る。
 明星飯店の「味噌らーめん(こってり)」がうまそうで一度食べに行きたいとさえ思うのだが、店主が80過ぎの高齢で「亡くなったときが定年だ」と物騒な発言しているので、早く行かないと食べられなくなる。
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(2019年11月放送の武蔵小山「明星飯店」編は、番組随一の名場面だと思う)

 ほかには「街道をゆく41 北のまほろば」を40ページ読む。司馬サン一行は弘前の市内を巡っている。自分も今年7月に青森県下を一巡りしてきた際に弘前をじっくり見てきたところで、この本にも弘前城、石場家住宅、旧伊東家住宅、禅林街の長勝寺など、立ち寄ってきたところが多く登場している。だがやはり、弘前の風景としては、弘前城から眺めた岩木山が最も印象に残っており、これがいちばんではないか。訪問時は、けっして大きくない天守閣が曳家されて、本来あるべき櫓の部分の石垣の大規模補修が行われていたのだった。

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(弘前城天守閣と岩木山 2021.7.15)

 就寝は24時前ぐらいだったか。

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