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2021.12.05 20211204 土
 暗くて寒い上に周囲が静かなのをいいことに、7時半まで惰眠を貪る。今日も自室で好きなことをしてのんびりとしていることになるだろう。平穏、と言っていいのではないか。
 9時半近くまで朝作業を続けて、そこからは本を読む時間へと移る。土曜日は株式ウォッチが不要なので、気が散らずに読めていい。
 だが、ほどなく出かける時間になってしまう。水・土曜恒例、洗濯物のお届けに、母の施設に行かなければならない。
 玄関口まで出てきた母は、玄関の内・外2枚の自動ドアが全開になっているのが寒いらしく、今日は寒いから早めに切り上げようねと促してみればすぐに同意するのだった。玄関ドアが開いているのは我々がそこで話しているためで、1階で働いている職員の皆さんも寒い思いをしているはずだ。

MOAcafe 202112
(「モアカフェ」のえびとトマトのジェノベーゼ)

 その足での昼食は、市内北部浜崎の家具店「東京インテリア山形」に併設されている「モアカフェ」を初訪問。家具選びの途中で一息入れたい時などに便利だということのようで、パスタ、ハンバーグ、シチュー、ピザ、ワッフル、コーヒー類などが提供されている。パスタにすることにして、えびとトマトのジェノベーゼ720円をチョイス。
 ところがなのだ。品名に掲げられている海老は小ぶりのものが2個(しょぼい!)トッピングされていて、トマトはソースや具材として使うのではなく、プチトマト1個半(セコい!)をカットして添えただけ。いつも食している具だくさんのナポリタンとは全然ちがう、素っ気なく薄っぺらなものだった。量も少ないし、ガックシ……。このクオリティならせいぜい550円が上限といったところか。
 イタリアンについては何も知らないので調べておくと、ジェノベーゼとは、バジル、松の実、にんにくなどとオリーブオイルを混ぜてつくる緑色のジェノベーゼソースを絡めたパスタのことデアルと。でもこれ、素人だから言うけれど、完全に名前負けしていると思うぞ。
 まあ、あちこち伺っていれば、こういうはずれのときだってたまにはあるわけで。

 これだけでは足りないので、冷凍食品のラーメンを買い置きしていたことを思い出し、家に戻ってからそれを食べることにする。この9月に新発売された「冷凍 日清本麺 濃厚味噌ラーメン」。これが予想を超えてうまかった。「香味野菜の香りと味噌のコクをきかせた濃厚スープに、噛むほどに小麦の旨みが広がる中太ちぢれ麺を合わせ、食べ応えのある一杯」であるとのこと。300円いかずにこれだけのものが食べられるなんて、つくり方がもう少し簡単ならば惚れてしまいそうだ。

nisshin honmen 202112
(「日清本麺」は、“濃厚味噌”と“こくうま醤油”の二枚看板だ)

 休日ということもあり、17時を回った時点ですぐさま風呂に入り始め大好きな長風呂を楽しむ。いつものことながら、一日の締めくくりとしての長湯はサイコーだ。
 一息ついてから飲み始め、録画のバラエティ番組をいくつか観ながら缶チューハイの500mlを飲む。今夜は350mlを2本にしようかとも思ったが、飲んでみれば500でもう十分。つまみもその後の食事もすべて食べなくともよくなってしまった。
 昼の冷凍ラーメンが効いているものと思うが、仮にそれがなかったとしても、夕食としてつれあいがつくる量は毎回許容量を大きく超えている。飲んでいる最中のつまみやその後のおかずは不要で、締めの茶漬けだけでいいのだと常々申し出ているのだが、聞こうとしてくれない。いろいろとつくられるのを目の当たりにすることで、かえってげんなりして食べたくなくなるということもある。こちらももう若くはないので、まもなく寝るという時間帯にはそんなに食べられなくなっていることをわかってもらいたいのだが。

 その後は、遅れがちになっている読書量を取り戻すべく、テレビを消して読む。就寝は23時半。
 本日の成果は、「民族の世界史4」を50ページ。それと、「街道をゆく41 北のまほろば」を50ページ。小説「津軽」で太宰治が富士山をこき下ろすのを引用しながら岩木山について述べ、田舎館村で発掘された遺物から東北地方にも濃厚な弥生文化が存在することが確認されたエピソードを紹介し、青森市でねぶたの展示を見て坂上田村麻呂に思いを馳せたりしている。

nabuta 202112
(aomori-image)


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