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2022.05.04 20220503 火
 6時起床。昨日までの2~3日よりもやや暖かく感じられる朝で、天気もよい。
 ルーチン作業を済ませてからの午前中は、旅の情報収集から入ってみた。福岡市周辺の中小自治体にはやはり芳しい立ち寄りポイントは多くない。だが、一通り当たっておかないと、あの時事前にきちんと調べなかったためにあんないい見どころを逃がしてしまったぁ!ということにならないとも限らない。そういう思いはしたくないので、実らない苦労は今のうちに進んでやっておいたほうがいいのだ。
 午後になってからは、博多から特急を使えば2時間かからないで行ける、大分県日田市を集中的に調べる。鉄道で行くことを考えているので、市の中心部の歩ける範囲について。豆田町というところが国の重要伝統的建造物群保存地区になっていて、白壁造りの町並みをそぞろ歩きできるようだ。あとは日田温泉付近と、町なかの原次郎左衛門の味噌醤油蔵、日田駅前からコミュニティバスで行けるサッポロビール九州日田工場、広瀬淡窓の私塾・咸宜園の跡地などもある。昼食は、うなぎの日田まぶしか日田焼きそばがよさそうだし、博多往復時には特急ゆふいんの森号に乗ってみるのもいいかもしれない。

mamedamachi 202205
(大分県日田市豆田町)

 昼食は、平久保の「こうじ屋」を2年9か月ぶりに再訪。前回はうまにぼし味噌を食べたので、今回はうまにぼし醤油の「中」810円を試してみた。
 煮干しダシの旨味がたっぷりなのが特徴。適度に背脂がチャッチャされていて濃厚かと思いきや、トッピングの刻みタマネギがいい仕事をしてそれをうまく中和してくれているように思う。大きな1枚チャーシューと穂先メンマもいいビジュアルをつくっている。
 スープは、その方面の調味料を多めに使っていると思われるけれども、おいしければそれでいいではないかという思いも。全粒粉仕立てでデュラム粉も配合しているという特徴のある自家製麺。細麺を選んだが、それでも中太程度の太さがある。ぼそぼそとした食感から判断して加水率はかなり低いと思われるが、これがまたうまい。麺量「中」は300gで、これで十分な量だ。
 オリジナリティの高い1杯で、とても満足。手打ちだという蕎麦も出すので、それもいずれ機会を見て。

koujiya 202205
(「こうじ屋」のうまにぼし醤油)

 この日から「むかしの味」(池波正太郎著、新潮文庫、1988)を読み始める。
 「人生の折々に出会った“懐かしい味”を今も残している店を改めて全国に訪ね、初めて食べた時の強烈な思い出を語る。そして、変貌いちじるしい現代に昔の味を伝え続けている店の人たちの細かな心づかいをたたえる」(カバー背表紙から)というもので、池波エッセーを読むのはこれが8冊目となる。初出は1981~83年の「小説新潮」への連載で、今となってはだいぶ古い時代のものなのだが、手にしているこの文庫本は2020年の第48刷と新しい。つまり、現在でも十分に通用する内容だから、版を重ねているということなのだろう。
 この日はこれを90ページ。池波が実際に食べた掲載店の名品が巻頭カラー16ページにずらりと並んでいるのを眺めながら読むので、どんどん読めてしまう。なので、就寝は24時半になってしまった。

mukashinoaji.jpg
(「むかしの味」(池波正太郎著、新潮文庫、1988))


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