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2022.07.04 20220703 日
 早く寝たので、その分早く目覚めてうとうとする時間があり、きちんと起きたのは6時。
 朝の軽食の段階で、自家製チャーシューをつくったのでこの日の昼食は家で油そばだとつれあいから告げられたので、今日の外出はなしでいいかと、早々と自宅生活を決める。2日おきの髭剃りも省略してしまおう。なんだか一足早い夏休みのような日々だ。

 この暑さだと頭を使う活動は難しく、本を読むぐらいがせいぜいだろうと、まずは残り少なくなっている「街道をゆく37 本郷界隈」からとりかかる。9時半までの涼しいうちに30ページ余り読んで読了となる。
 読みかけの本3冊をこの3日ほどの間に読み終え、新たに手にしたのは「ローカルバスの終点へ」(宮脇俊三著、新潮文庫、1991)で、すぐにこれを読み始める。宮脇作品を読むのはこれが5冊目となる。主に午後の最も暑い時間に風の通る廊下に椅子を持ち出して読み、これを120ページ。
 また、同じものを続けて読んでいるとほかのものも読んでみたくなり、雑学本的な体裁で気安く読める「ご当地バカ百景 噂で描いた47都道府県」(一刀著、宝島社、2006)を取り出して、30ページ読む。

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(この日読んだ3冊)

 さて、自宅で食べた油そばなのだが、つくる当人はまだ一度も油そばを食べたことがないという。さらに、そう聞いたからいろいろと事前にアドバイスをしているのに、それらには耳を貸そうとしないから、食べさせられることになるこちらとしてはますます不安になってくるのだった。
 不安は的中し、つくり方はかなり怪しい。味のポイントになるはずの付属の油だれを十分に熱くしてくれと頼んだのにお湯に浸けて暖めているだけだし、中央ではなく端っこのほうにそっと落とし置かれてしまった卵は、半熟とろ~りではなく黄身が固めの温泉卵だ。ハイドウゾと言われマシテも、甜麺醤も辣油もニンニクチップも刻みタマネギも入らない淡白な味で、言ってしまえばほぼベツモノで、食べていてちっとも楽しくない。本来ならやるはずの残ったタレでの追い飯も、タレが麺を食べ終えた段階ですっかりなくなるほどに少なく、それできない。
 なんだか1食分の貴重な機会を無駄に失い、人生の大損をしてしまった気分となる。つれには、つくってくれるのは嬉しいけれども、袋を読む程度でやみくもにつくらず、一度はホンマモンを食べてからにするなり、少なくとも「油そばのつくり方」で一度はググってきちんと調べるなりしてからにするべきだと忠告しておいた。うるさい相棒でスマンけど。

house lunch 20220703
(一見イケそうだが不発だった、自宅の油そば)

 今日も山形は、最高気温34.9℃と、今年最高を更新。この数日間、毎日着実に今年最高を更新し続けているところが気にくわない。東京株式市場みたいに、上げたらそれ以上下げろよと言いたくなる。(爆) むしろ、市場のほうは毎日高値を更新してもらいたいところなのだが。

 夜になってからようやく少しだけ暑さが弱まったので、まだイケルぞと、金沢旅の手持ち資料の総仕上げにかかる。いい資料に仕立てようとすると、詳細部分をあれもこれもと加えていきたくなるもので、完成のはこびとまでは至らずじまいとなる。

oyamajinja 202207
(金沢・尾山神社の神門)

 23時半に室内灯を消し、スタンドの灯りで30分ほど読書をして、就寝。

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