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2022.08.17
20220816 火
午前2時と5時の2度、腰痛等のために覚醒。これ、何とかならないか。
朝のうちは投資関係の作業と相場のウォッチ。今日は小動きとなっているため、いくつか出した売り買い注文も約定しない状態だ。
ほかは、3回戦まで進んだ高校野球の中継を見ながら読書。甲子園は一時的に雨が強くなっているが、中止となるには至っていない。今日の試合結果で、明後日の準々決勝の組み合わせは次のとおりとなった。
第1試合 愛工大名電(愛知)vs 仙台育英(宮城)
第2試合 高松商(香川) vs 近江(滋賀)
第3試合 大阪桐蔭(大阪) vs 下関国際(山口)
第4試合 聖光学院(福島) vs 九州学院(熊本)

(阪神甲子園球場)
昼食のお出かけは、桧町の旧「矢沢食堂」の店舗で開店してからほぼ1か月になった「自家製太麺やきそばよしのり屋」を初訪問。メニューは、やきそばの小・並・大と牛すじスープのみ。麺量約300gだという、やきそば並800円を。
極太の焼きそば麺を使い、具材は麺と一緒に炒めることなく別扱いとしてトッピングされている。つまりこれは、焼きそばとまぜそばのハイブリッドのようなつくりだ。まぜそばのようにかき混ぜて食べるものかどうかしばし考え、今回は混ぜずに食してみた。存在感のあるがさがさとした食感の麺が食欲を刺激して、食べ応えがある。刻み海苔のほかに青海苔もかけられ、焼きそばらしい磯のいい香り。ときどき角切りのチャーシューや繊維質感のあるメンマ、紅生姜をつまみながら食べ進める。
でもって、卓上に置かれているものでさまざまに味変を。ソースをあとがけするのはもちろん、ホワイトペッパーや七味、酢でそれぞれどう変わるのかを確認しながら食べた。
こういうスタイルの焼きそばは初めて食べたし、少なくとも県内では唯一無二ではないか。こういう焼きそばは、どこぞで名物B級グルメになっていたりするのだろうか。

(「自家製太麺やきそばよしのり屋」のやきそば)
本降りになった午後以降は、自室で静かに読書に時間を充てる。
何日ぶりかで「街道をゆく25 中国・閩のみち」に戻り、130ページ余り読んで読了。
いつものことながら、博学な司馬の思考の向かう先は天衣無縫と言ってよく、場所や時空を超えてあらゆることにめまぐるしく飛び火していき、時としてこの著作の本筋がどこにあるのかを見失いそうなこともあった。たとえば、今日読んだ当著の後半の部分での、筆の赴く先は次のとおりだ。
中国と日本の「餅」のちがい、中国における「製鉄」、茶道で用いる「天目茶碗」、尾張の陶祖・加藤四郎左衛門景正と「登り窯」、徒党を組み凶器を取って闘う中国の「械闘」、薩摩藩の「私学校」と日本の「若衆宿」、中世に商港として勃興した「泉州堺」の印刷技術、中国の帆船「ジャンク」、中国の古い習慣が根強く残る「福建省」、中国の風習「纏足」、中国泉州で活躍した「イスラム商船隊」と外国人居留地の「蕃坊」、明代の異端の思想家「李卓吾」、「西遊記」の作者に関する謎、エジプトの廃墟から見つかる「中国の陶磁器」の状況、干潟から掘り出された「宋代の大型船」、「羅針盤」について、「イカリ」はいつから石や木から鉄製になったのか、元寇で元が乗ってきた「高麗式」の安普請の船と戦の顛末、跳梁した「倭寇」の系譜、「鄭成功」という人物、中国の「少数民族」、最古の伝説的王朝「夏」、近代国家の中・ソの「民族政策」――という具合。
これらがあまりまとまりもなく、著者の思いつくままに延々と並んでしまっているので、よほど注意深く読まなければ、文章中における自分の位置取りがわからなくなり、迷子のような状況に陥ることになるのだった。

(福州ジャンク船)
毎夜のとおり22時過ぎにはパソコンをシャットダウンし、スタンドで少しだけ本を読む。
この日から「炭酸ボーイ」(吉村喜彦著、角川文庫、2021)を読み始めて30ページ。
この日の最高気温は33.2℃だったが、それは午前10時台の記録で、その後は低めで推移し、夕刻にシャワーを浴びたあとには汗が出て困るようなことはなかった。どうやら真夏の厳しい暑さはぼちぼち収まりつつあり、35℃超などということは、今夏にはもうないのではなかろうか。というか、そう望みたい。
22時半頃には眠りへ。
朝のうちは投資関係の作業と相場のウォッチ。今日は小動きとなっているため、いくつか出した売り買い注文も約定しない状態だ。
ほかは、3回戦まで進んだ高校野球の中継を見ながら読書。甲子園は一時的に雨が強くなっているが、中止となるには至っていない。今日の試合結果で、明後日の準々決勝の組み合わせは次のとおりとなった。
第1試合 愛工大名電(愛知)vs 仙台育英(宮城)
第2試合 高松商(香川) vs 近江(滋賀)
第3試合 大阪桐蔭(大阪) vs 下関国際(山口)
第4試合 聖光学院(福島) vs 九州学院(熊本)

(阪神甲子園球場)
昼食のお出かけは、桧町の旧「矢沢食堂」の店舗で開店してからほぼ1か月になった「自家製太麺やきそばよしのり屋」を初訪問。メニューは、やきそばの小・並・大と牛すじスープのみ。麺量約300gだという、やきそば並800円を。
極太の焼きそば麺を使い、具材は麺と一緒に炒めることなく別扱いとしてトッピングされている。つまりこれは、焼きそばとまぜそばのハイブリッドのようなつくりだ。まぜそばのようにかき混ぜて食べるものかどうかしばし考え、今回は混ぜずに食してみた。存在感のあるがさがさとした食感の麺が食欲を刺激して、食べ応えがある。刻み海苔のほかに青海苔もかけられ、焼きそばらしい磯のいい香り。ときどき角切りのチャーシューや繊維質感のあるメンマ、紅生姜をつまみながら食べ進める。
でもって、卓上に置かれているものでさまざまに味変を。ソースをあとがけするのはもちろん、ホワイトペッパーや七味、酢でそれぞれどう変わるのかを確認しながら食べた。
こういうスタイルの焼きそばは初めて食べたし、少なくとも県内では唯一無二ではないか。こういう焼きそばは、どこぞで名物B級グルメになっていたりするのだろうか。

(「自家製太麺やきそばよしのり屋」のやきそば)
本降りになった午後以降は、自室で静かに読書に時間を充てる。
何日ぶりかで「街道をゆく25 中国・閩のみち」に戻り、130ページ余り読んで読了。
いつものことながら、博学な司馬の思考の向かう先は天衣無縫と言ってよく、場所や時空を超えてあらゆることにめまぐるしく飛び火していき、時としてこの著作の本筋がどこにあるのかを見失いそうなこともあった。たとえば、今日読んだ当著の後半の部分での、筆の赴く先は次のとおりだ。
中国と日本の「餅」のちがい、中国における「製鉄」、茶道で用いる「天目茶碗」、尾張の陶祖・加藤四郎左衛門景正と「登り窯」、徒党を組み凶器を取って闘う中国の「械闘」、薩摩藩の「私学校」と日本の「若衆宿」、中世に商港として勃興した「泉州堺」の印刷技術、中国の帆船「ジャンク」、中国の古い習慣が根強く残る「福建省」、中国の風習「纏足」、中国泉州で活躍した「イスラム商船隊」と外国人居留地の「蕃坊」、明代の異端の思想家「李卓吾」、「西遊記」の作者に関する謎、エジプトの廃墟から見つかる「中国の陶磁器」の状況、干潟から掘り出された「宋代の大型船」、「羅針盤」について、「イカリ」はいつから石や木から鉄製になったのか、元寇で元が乗ってきた「高麗式」の安普請の船と戦の顛末、跳梁した「倭寇」の系譜、「鄭成功」という人物、中国の「少数民族」、最古の伝説的王朝「夏」、近代国家の中・ソの「民族政策」――という具合。
これらがあまりまとまりもなく、著者の思いつくままに延々と並んでしまっているので、よほど注意深く読まなければ、文章中における自分の位置取りがわからなくなり、迷子のような状況に陥ることになるのだった。

(福州ジャンク船)
毎夜のとおり22時過ぎにはパソコンをシャットダウンし、スタンドで少しだけ本を読む。
この日から「炭酸ボーイ」(吉村喜彦著、角川文庫、2021)を読み始めて30ページ。
この日の最高気温は33.2℃だったが、それは午前10時台の記録で、その後は低めで推移し、夕刻にシャワーを浴びたあとには汗が出て困るようなことはなかった。どうやら真夏の厳しい暑さはぼちぼち収まりつつあり、35℃超などということは、今夏にはもうないのではなかろうか。というか、そう望みたい。
22時半頃には眠りへ。
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