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2022.08.18 20220817 水
 比較的涼しくて快適な気温の夜を過ごして、6時前起床。相変わらず腰が痛く、それに伴うものと思われる左脚の痺れが膝まで来ている。こうなると腰の痛みは、脊柱管狭窄などによるもので、腎臓疾患が悪さをしているのとは違うのかもしれない。正直、だんだんわからなくなってきている。

 朝の時間、株式市況のウォッチをしながら、母の転院(23日)に伴っての現在入居中の施設からの退去を24日とすることに決めて、レンタカー屋に電話して軽トラの予約を入れる。時間貸しはなく、1日使用で3,200円とのこと。
 10時半に外出して、いくつかの用向きを済ませてくる。それらは、病院での母の入院費用の支払い、銀行での現金の引き出し、ブックオフでの取り寄せ古書の受け取り、リカーショップでの酒類等の買い付けなど。途中に昼飯を挟んで12時半には帰宅。

utasha ganeko 202208
(沖縄の唄者・我如古より子)

 その昼食は、ほぼ3年ぶりに深町の「横濱家系拉麺のじ家」へ。
 のじ郎ラーメン(小)850円を、山形一太い特注だという極太麺チョイスのにんにく増しにして、無料の半ライスとともに。小・並・大とあり、小の極太麺は130g。これでは少ないのではないかという一抹の不安があったのだが、他店の普通盛り以上の迫力は十分にあり、このオーダーでかなり満足できた。
 黄色くて平打ちのごわごわした極太麺は、この店ならではと思わせるオリジナリティがあり、ちょっとしたスグレモノ。二郎系を標榜しているだけに、モヤシが大量にトッピングされているので、量的な不足感はない。というより、麺量200gの「並」にしていたなら食べ切るのに苦労しただろう。自分もとうとう「小」で足りてしまうヒトになってしまったかと感無量。
 スープの出来も秀逸で、濃厚豚骨に焦がしラードの香りが混じって、極めておいしい。半ライスは、麺を食べ終えたスープに全投入してパクつけば、これまたうまし。スープがかなりオイリーでありながら塩辛さがはっきり舌にきているということは、あまり身体によいシロモノとは思えないのだが、うまいのでついつい全部啜り上げてしまった。

nojiya 20220817
(「横濱家系拉麺のじ家」の、のじ郎ラーメン)

 午後になってからも気温は上がらず、じっとして本が読める程度の涼しさが維持されている。こういうころに季節の移ろいの片鱗を感じる。
 読んだのは「炭酸ボーイ」で、この日はこれを夜までに120ページ。沖縄関連の小説ということで入手したものだ。
 宮古島で突如湧き出した天然炭酸水。商品化にあたり宣伝広報を担うことになった真田事務所の涼太たちは、プレミアム戦略を採り、「ミヤコ炭酸水」をヒット商品に成長させた。ところが販売元のグループ会社がこの希少な水に目をつけ、採水地近くにリゾート施設の建設を計画。自然豊かで神高い土地に降って湧いた話は、村を巻きこんだ大騒動に。「大切なもの」を守るため立ち上がった〈チーム真田〉は、この計画を阻止できるか!?(カバー背表紙から)――といったもの。
 コンテンツ制作会社を主宰する真田は、コピーライターとして一時一世を風靡した男だったが、酒乱が災いして冷や飯を食っている。学生時代には成田の三里塚闘争に参加して大学を中退した過去を持っている気骨のある男だ。その真田が、今の広告についての考えを述べていた部分が印象的で、強い共感を覚えた。「いまの広告は強いやつに忖度するばかりだ。金のあるやつが勝てるケンカになっちまってる。ユーモアのレベルも低い。広告ってのは、ほんとは弱いモンの味方じゃなくちゃならん。資本主義の手先になっちゃいかんのだ。金持ちがエラソーにしてる世の中をぶっ壊す。おれはそのために広告をやってきたんだ」
 いいぞっ、ガンバレ、負けるな。……と、応援したくなるではないか。
 著者の吉村喜彦(のぶひこ)は、1954年、大阪生まれ。京都大学教育学部卒業後、サントリー宣伝部勤務を経て作家になった人物で、泡盛マイスターの第1号を持っている人でもある。この人の著書は、「食べる、飲む、聞く~沖縄・美味の島」(光文社新書、2006)を2007年に読んでいて、それ以来の2冊目となる。
 読書はほかに、島田清次郎の「地上」を40ページ。

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(「炭酸ボーイ」と吉村喜彦)

 この日の最高気温は、12時台の30.1℃。こうなると、夕方から夜にかけてはバカ暑さが遠のいて平然として過ごせるようになり、熱い風呂に入りたくなったりする。わずか数度の違いでしのぎやすさはこうも大きく変わる。

 毎夜と同様の時間帯にクロージングして、伸ばすと痛い腰や膝に耐えながら眠りへ。

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