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2022.10.16 20221015 土
 6時起床。
 朝のコーヒーを飲みながら、なぜ一週間が7日なのかについて、知りたくなる。7進法なんて暦でしかお目にかからないので、以前から不思議だと思っていた。天球上を移動する太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7天体(いわゆる七曜)が由来だとか、太陰暦の1か月を4等分したからとかいうのは、あとで付けられた小理屈だろうと思う。
 調べてみると、キリスト教圏では、創造主が世界を6日間で創り上げ、7日目に休暇をとったとする旧約聖書を引用して説明されることが多いという。ふーん、これが由来だとすれば、極東の小国は単にキリスト教圏の制度を何も考えず、いわば無自覚に受容したということなのだろうか。
 なお、曜日の英語表記は、日(SUN)、月(MOON)のほかは北欧神話の神様の名前が語源になっており、七曜が由来とはなっていないことを暗示している。

hakatadontaku 201705
(博多どんたく。「どんたく」はドイツ語のSonntag(日曜日)が訛ったものだ)

 かっぱ寿司で「初物うに祭り」をやっているという情報を得たつれあいが、今日の昼はここだというので、「かっぱ寿司山形元木店」を3か月ぶりに訪問。このところ昼食は、海鮮好きのつれあいに引きずられて寿司屋を利用することが増えている。
 土・日は10時から営業なので11時前に訪れると、まだ客の入りはがらがらで、注文処理はスピーディーだし、寛げるほどに静かだ。もっとも、食べ終えて退店する頃にはすっかりにぎやかになっていたが。
 当方はうにに対する格別の思い入れはないので、いつものように110円皿を主に。煮あさり軍艦、江戸前風石垣貝、天然〆こはだ、まぐろ2種盛りからスタートし、ねぎとろの山かけ、甘海老軍艦、さくさくイカ天マヨ、サラダ軍艦と進め、途中に牡蠣フライ盛りを挟み、サーモンポン酢、特盛りたたき軍艦、最後に活〆真鯛で締める。二人で食べて2,800円。毎度のことだがかっぱ寿司は一つひとつの握りが小さく、今日は特にそれが顕著であるように感じた。

kappa motoki 20221015
(「かっぱ寿司山形元木店」のマイセレクション)

 昼食の後には天気もいいので実家の庭の手入れの続きをしに行こうと思っていたが、行かずじまいになった。その理由は、はっきりしない体のだるさが顕著に感じられたためで、盛り上がりを欠いたまま昼寝を交えて安穏として過ごすことになった。
 だがこれは、今の体調を考えれば正解だったと思いたい。幸いにして今の自分は、休もうと思えばそうすることができる十分な時間的余裕がある。これから続く長い人生を考えて無理をしないことも、時として大切だったりもするだろう。

 そんな過ごし方をしながらの読書は、「掃除屋 プロレス始末伝」を70ページ読んで読了。
 「民族の世界史7 インド世界の歴史像」も、飲んだ後の夜まで読み続けて、なんとか毎日の目標としている40ページをキープすることができた。

 あとの寝るまでの時間は、「第一阿房列車(あほうれっしゃ)」(内田百閒著、新潮文庫、2003)を読み始める。
 「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。借金までして一等車に乗った百閒先生、世間的な用事のない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の軽妙洒脱な会話が彩りを添える。読書界の話題をさらった名著を、新字新かな遣いで刊行。(カバー背表紙から)
 「阿房列車」は、作家・内田百閒(うちだひゃっけん)が、1950年から55年にかけて月刊「小説新潮」に相次いで執筆した紀行文シリーズで、単行本は第一から第三までの3冊に分かれている。70年ほども前の著作が今でも文庫版で発売され、入手したものは2018年発刊の第16刷版というのだから、日本の鉄道旅モノの嚆矢として永く愛されているもののようだ。新仮名づかい、新字体に改められているので、ストレスなく読める。この日はこれを20ページ。

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(「第一阿房列車」と内田百閒)

 眠くなり、本が落ちかけた22時半頃、早々に消灯。

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