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2023.01.22 20230121 土
 夜のうちに雪が降って、静かな朝となる。積雪量は数cm程度なので、雪かきは不要だろう。それがなによりだ。その後、日中は青空となる。
 日常的な朝作業を9時までには終わらせて、「いきどまり鉄道の旅」の読み方から始める。この日は夕刻までに、横須賀線・久留里線、水郡線・ひたちなか海浜鉄道湊線、名松線・加太線・水間線の3章分、60ページを読む。

 昼食は、軽く蕎麦をたぐりたいという感覚で、2年8か月ぶりに富の中「山形の肉そば屋」へ。ここでは肉そばばかり食べてきているので、今回はせいろそばの大盛り850円にしてみた。普通の1.5倍の麺量で、プラス150円。かつては大盛り料金175円高と半端なことをやっていたが、ようやく一般化したようで喜ばしい。
 おいしい蕎麦ではあるけれども、大盛りにしたところで「そばのまるごまるご」の普通盛りよりもずっと少ない。蕎麦の周囲にせいろの敷物が数センチ幅で見えているような麺量では欲求不満気味だ。まあ、今日は軽くいくという考えなのでこれでもいいけれども、普通盛りだったら確実に足りなかっただろう。漬物なし。たれと蕎麦湯に不足感がないことになんとか救われる。
 天ぷら類も高いし、自分にはお上品系と映る店。蕎麦はしっかり食べたいので、価格と量を考慮すればどうしても「まるごまるご」「こぶ原」「そば処ひろ」「愛庵」「一休庵」をはじめとした多くの店がここより上位にくることになる。

ymgtno nikusobaya 20230121
(「山形の肉そば屋」のせいろそば)

 午後には、ようやく日記以外のカキモノに手を染めて、新年になってから購入した本についての記事を1本書く。もっと書くべきなのだが、でもまあ今日は「始めた」ということに意義を感じ、それでいいことにしようかと読むほうへニゲる。

 夜から読んだのは、110円で買った古書「ビア・ボーイ」(吉村喜彦著、PHP文芸文庫、2011)。吉村喜彦のビール会社営業マンの奮闘と成長を描く青春小説シリーズの第1弾。
 ビール会社のエリート宣伝部から、突然、売上げ最低支店に飛ばされたオレ。待っていたのは小狡い上司と、だらけた空気。田舎のドブ板営業を舐めきってきたオレは赴任早々、得意先で大失態を演じてしまう……。ここで結果を出さねば本社へ帰れない。よし、売ってやろうじゃないか! アホな上司や性悪同期に負けてたまるか! 瀬戸内の青い空と海を背景に、爽やかで、ほろ苦い、共感度120%のザ・営業成長小説。(カバー背表紙から)――というもの。
 このシリーズに関しては、第3弾「炭酸ボーイ」を先に、去年の夏にすでに読んでおり、それがよかったため、1、2作の「ビア・ボーイ」と「ウイスキー・ボーイ」(2014年)も入手したものだ。
 この日はこれを、寝るまでに90ページ。

yoshimura nobuhiko 202011
(吉村喜彦 202011)

 著者は沖縄関連の著作もものしており、過去に「食べる、飲む、聞く~沖縄・美味の島」(光文社新書、2006)を読んだのが手はじめだった。
 そして最近、吉村が写真家の垂水健吾と共著で発行した「ヤポネシアちゃんぷるー」(アスペクト、1998)も古書でゲットした。さらに、これを書いている途中に「オキナワ海人日和」(創英社、2008)も古書市場で見つけたので、すぐさまそれも買っておく。

 このところ何日か昼寝をしていず、夜も日が変わる前後まで起きていることが多いので、睡眠調整のため今夜は22時を過ぎた段階で店仕舞いして、眠くなるまで読書をする。23時前には就寝。

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