| Home |
2023.01.23
20230122 日
冷えた朝、積雪少し。深い眠りを得られないまま朝を迎えた感じがあり、7時起床。
寒いし、今日は日曜日で現役世代が街に繰り出す日でもあるので、老兵は家に籠ることにしよう。昨日の段階で今日の昼食は自宅で食べることが決まっているので、寒い中を一歩も外に出なくて済む。だとすれば、髭を剃ったのは一昨日だが、今日は無精髭のままでもいいのではないか。
あとは自分の時間を自宅でどう有効に使うかが焦点になるだけだ。それと、体力維持のためのストレッチぐらいは織り込んでおきたい。

(読みかけ中の3冊)
少し考えて、厳かな気持ちで書棚から「民族の世界史10 スラヴ民族と東欧ロシア」(森安達也編、山川出版社、1986)を取り出す。重厚本としては今年の1冊目となる。おそらく難読となるもので、少し大袈裟に言えば、今年もまた本との「格闘」が始まったなという心境だ。デスクの前で背筋を正し、「お願いします」と心で念じて読み始める。
全15巻の中で、ヨーロッパの諸民族関連に3巻が割り当てられているうちの1冊。前書きのはじめのフレーズから「スラヴ民族の歴史と文化を一書にまとめるのは、率直にいってかなりの難事であり、事情をわきまえた識者ならあえて手を出さないところである」と、明らかに及び腰。それは、スラヴ民族に関する文献が国内において極めて乏しいため、他のヨーロッパ諸民族と同じレベルで扱うのが難しいことが原因のようだ。したがって本書は、スラヴ諸国の言語、文学、歴史の研究を志す学徒にとっても役立つ、スラヴ・ハンドブックになるよう配慮しているとのこと。おお、そうであればひょっとして、当方にとってはむしろ与しやすいのではないか。
序章・終章のほか4章で構成されており、第1章で「スラヴ民族」を概括し、以降でスラヴ民族の「歴史」「文化」について述べ、最後に近現代におけるスラヴ民族の問題をとりあげてまとめとしている。構成だけをみれば、極めてわかりやすい。なんとかイケルのではないか。
午前のうちに40ページ読む。
昼食は、まぐろ丼。葬儀の香典返しとして送られてきていたカタログギフトの冷凍鮪の一部を使ったもので、外で食べるよりもずっと原価が上と思われる“超高級”などんぶりだ。
中トロとすき身にイカ刺しを加えて。これにガリを添えるとぐっと値打ちが上がるように感じる。自宅の昼食での定番となりつつあるなめこの味噌汁に、苺。
満足だが、この原価であれば、スーパー調達の鰹のタタキならどのぐらいたっぷり食べられるのだろうと考えてしまうのは、心の芯まで吝嗇にできているからだろうか。いや、ものの価値の真贋を見極める眼を持ち、シビアな比較検討をする現実主義者だと言ってほしい。(笑)

(昼食はまぐろ丼)
午後は、懸案として引きずってきていた読後本のインプレ書きをやる。あらかた書いていた4冊分をまとめ終え、すでに書き上がっていた1冊と合わせた5冊分をブログサーバに落とし込む。この作業に1時間半ほどを取られる。それでも、読了したまま机上に詰まれている本がまだ8冊残っているのだが、今日のカキモノはここまでだな。
その後は、「第28回都道府県対抗全国男子駅伝」を録画ディレイの早送りで観て、夕刻からは大相撲初場所の千秋楽を観る。
駅伝は、山形は1区から47位と出遅れて、最終的にはうしろから3番目の45位。つまらんナ。
千秋楽は、最後の一番で貴景勝が相星の琴勝峰を下して12勝3敗で優勝。いつもケンカ腰の表情をして可愛げがないと思っていた力士だが、優勝インタビューを聞いて、真摯に相撲道に取り組んで優勝にこぎつけた様子が窺われ、少し見直す。照ノ富士が休場して横綱不在、一人大関の重圧もあっただろうに、よくがんばったと思う。半面、大関から陥落した正代、陥落2場所目の御嶽海の二人には覇気が感じられず、ともに負け越しているのには不甲斐なさを感じる。十両では朝乃山が14勝1敗で優勝。こういう力士が早く上位に戻ってくれることを願っている。

(一人大関の貴景勝が琴勝峰を下して優勝!)
夜の読書は、「ビア・ボーイ」。
本社宣伝部から左遷された先は広島支社。主人公には県東部の福浦地区というところが営業のテリトリーとして割り当てられたが、これはどうやら福山市がモデルのようだ。駅前の福山城が「小さな城」として、また、鞆の浦の風景も「玉の浦」という名称で、それぞれ登場している。
読み進めるうちにだんだん面白くなって、寝床に持ち込んでこの日170ページ読む。専門書、歴史書、評論などと比べれば、小説ははるかに読みやすくていい。
本が面白いが、明日以降のことも考えて、24時になるところで強制消灯・就寝。
寒いし、今日は日曜日で現役世代が街に繰り出す日でもあるので、老兵は家に籠ることにしよう。昨日の段階で今日の昼食は自宅で食べることが決まっているので、寒い中を一歩も外に出なくて済む。だとすれば、髭を剃ったのは一昨日だが、今日は無精髭のままでもいいのではないか。
あとは自分の時間を自宅でどう有効に使うかが焦点になるだけだ。それと、体力維持のためのストレッチぐらいは織り込んでおきたい。



(読みかけ中の3冊)
少し考えて、厳かな気持ちで書棚から「民族の世界史10 スラヴ民族と東欧ロシア」(森安達也編、山川出版社、1986)を取り出す。重厚本としては今年の1冊目となる。おそらく難読となるもので、少し大袈裟に言えば、今年もまた本との「格闘」が始まったなという心境だ。デスクの前で背筋を正し、「お願いします」と心で念じて読み始める。
全15巻の中で、ヨーロッパの諸民族関連に3巻が割り当てられているうちの1冊。前書きのはじめのフレーズから「スラヴ民族の歴史と文化を一書にまとめるのは、率直にいってかなりの難事であり、事情をわきまえた識者ならあえて手を出さないところである」と、明らかに及び腰。それは、スラヴ民族に関する文献が国内において極めて乏しいため、他のヨーロッパ諸民族と同じレベルで扱うのが難しいことが原因のようだ。したがって本書は、スラヴ諸国の言語、文学、歴史の研究を志す学徒にとっても役立つ、スラヴ・ハンドブックになるよう配慮しているとのこと。おお、そうであればひょっとして、当方にとってはむしろ与しやすいのではないか。
序章・終章のほか4章で構成されており、第1章で「スラヴ民族」を概括し、以降でスラヴ民族の「歴史」「文化」について述べ、最後に近現代におけるスラヴ民族の問題をとりあげてまとめとしている。構成だけをみれば、極めてわかりやすい。なんとかイケルのではないか。
午前のうちに40ページ読む。
昼食は、まぐろ丼。葬儀の香典返しとして送られてきていたカタログギフトの冷凍鮪の一部を使ったもので、外で食べるよりもずっと原価が上と思われる“超高級”などんぶりだ。
中トロとすき身にイカ刺しを加えて。これにガリを添えるとぐっと値打ちが上がるように感じる。自宅の昼食での定番となりつつあるなめこの味噌汁に、苺。
満足だが、この原価であれば、スーパー調達の鰹のタタキならどのぐらいたっぷり食べられるのだろうと考えてしまうのは、心の芯まで吝嗇にできているからだろうか。いや、ものの価値の真贋を見極める眼を持ち、シビアな比較検討をする現実主義者だと言ってほしい。(笑)

(昼食はまぐろ丼)
午後は、懸案として引きずってきていた読後本のインプレ書きをやる。あらかた書いていた4冊分をまとめ終え、すでに書き上がっていた1冊と合わせた5冊分をブログサーバに落とし込む。この作業に1時間半ほどを取られる。それでも、読了したまま机上に詰まれている本がまだ8冊残っているのだが、今日のカキモノはここまでだな。
その後は、「第28回都道府県対抗全国男子駅伝」を録画ディレイの早送りで観て、夕刻からは大相撲初場所の千秋楽を観る。
駅伝は、山形は1区から47位と出遅れて、最終的にはうしろから3番目の45位。つまらんナ。
千秋楽は、最後の一番で貴景勝が相星の琴勝峰を下して12勝3敗で優勝。いつもケンカ腰の表情をして可愛げがないと思っていた力士だが、優勝インタビューを聞いて、真摯に相撲道に取り組んで優勝にこぎつけた様子が窺われ、少し見直す。照ノ富士が休場して横綱不在、一人大関の重圧もあっただろうに、よくがんばったと思う。半面、大関から陥落した正代、陥落2場所目の御嶽海の二人には覇気が感じられず、ともに負け越しているのには不甲斐なさを感じる。十両では朝乃山が14勝1敗で優勝。こういう力士が早く上位に戻ってくれることを願っている。

(一人大関の貴景勝が琴勝峰を下して優勝!)
夜の読書は、「ビア・ボーイ」。
本社宣伝部から左遷された先は広島支社。主人公には県東部の福浦地区というところが営業のテリトリーとして割り当てられたが、これはどうやら福山市がモデルのようだ。駅前の福山城が「小さな城」として、また、鞆の浦の風景も「玉の浦」という名称で、それぞれ登場している。
読み進めるうちにだんだん面白くなって、寝床に持ち込んでこの日170ページ読む。専門書、歴史書、評論などと比べれば、小説ははるかに読みやすくていい。
本が面白いが、明日以降のことも考えて、24時になるところで強制消灯・就寝。
- 関連記事
-
-
20230123 月 2023/01/24
-
20230122 日 2023/01/23
-
20230121 土 2023/01/22
-
| Home |