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2023.02.07
20230206 月
6時半起床。今朝はそれほど冷えていない。日中の気温は7℃ぐらいまで上がるとの予報だ。
午前のうちに手堅く「民族の世界史10 スラヴ民族と東欧ロシア」を30ページ読んで、やっかいな学術分野?を早めに済ませてしまう。

(いわき旅。塩屋埼には「美空ひばり「みだれ髪」記念歌碑」があった 2023.1.31)
この日の昼食は、赤ねぎラーメンが食べたくて、上山市弁天の「ラーメン処おいわけ」を丸11年ぶりに再訪。11月中旬からの冬季間限定で提供していて、内陸山形界隈で赤ねぎのラーメンが食べられるのはこの店のほかにはないのではないか。
赤ねぎラーメンの大盛り800+100円に、赤いかげそ天200円を添えて。
赤ねぎの彩りがそそり、焦げの入った焼きねぎにもホレボレ。スープの色は濃いものの塩辛さは抑えられ、ダシが強すぎないのでかぐわしい醤油香がぐっと引き立つ。麺はやや茹でが強いものの、全体として素朴ないい味わいだと思う。げそ天は大きなものが3本で、柔らかいが脚が細くて衣が厚く、格別美味だとは思わなかった。
水・木・金の週3日定休とハードルが高く、ここ何度か振られていた店だったが、ようやくにして赤ねぎラーメンを食べることができてよかった。

(「ラーメン処おいわけ」の赤ねぎラーメン)
午後の読書は、「短篇ベストコレクション 現代の小説2007」を60ページ余り読んで読了。
巻末の解説には2006年はどのような年だったかが簡潔に記されている。それによれば、トリノ五輪で荒川静香がイナバウアーを決めて金メダルを獲得し、秋篠宮夫妻に長男悠仁親王が誕生。一方では、いじめを苦にした子供たちの自殺が相継ぎ、我が子や他人の子を殺す親も。ライブドア社長の堀江貴文が「おカネで買えないものはない」と豪語し、「もの言う株主」で知られた村上ファンドの代表が逮捕されたのもこの年だったようだ。そんな中で「美しい国へ」などという奇天烈なスローガンで安倍晋三内閣が発足しているのだった。こうした事象を眺めると、わずか十数年前のことであるのに、ずいぶん昔のことのように思える。
後半のホラー、SF、ファンタジーのジャンルの作品ではかなりの中だるみを感じたのは、読み手である自分の好みの問題も大きく作用しているかもしれないが、いくら短編だからといって、思い付きでパパッとまとめたようなものを読まされてはかなわないと思わせるものもある。売文稼業でとにかく原稿用紙を埋めなければならない事情があることはわからないではないが、プロであるならば、そのことを読み手に軽々と見透かされてしまうようなもので金を取ってはいけない。その点、田口ランディ、あさのあつこ、石田衣良による最後の3編はしっかりした内容で、これぞプロの書き手であると納得できるのであった。
夕刻から夜にかけては、去年7月に録画していた映画「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」を観る。
ローリング・ストーンズが1981年に行ったアメリカ・ツアーの様子を収録した音楽ドキュメンタリーで、1983年公開のアメリカ映画。「アンダー・マイ・サム」に始まって、「夜をぶっとばせ(Let's Spend the Night Together)」「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「ダイスをころがせ」「ミス・ユー」「レット・イット・ブリード」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ブラウン・シュガー」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「サティスファクション」など、懐かしい曲が目白押し。
ミック・ジャガーはアメフトのユニフォームスタイルのパンツをはいてくねくねとステージを歩き回り、セクシーだ。ギタリストのキース・リチャーズ、ビル・ワイマン、ロン・ウッドはくわえタバコでの演奏だ。
かなり楽しめたが、これってもう、40年以上も前の映像なのだな。

(「Let's Spend the Night Together」(1983)のワンシーン)
飲んだあとの夜の時間は娯楽本の時間。寝るまでに「ときどき意味もなくずんずん歩く」を40ページ読む。
23時前には眠りに落ちている。
午前のうちに手堅く「民族の世界史10 スラヴ民族と東欧ロシア」を30ページ読んで、やっかいな学術分野?を早めに済ませてしまう。

(いわき旅。塩屋埼には「美空ひばり「みだれ髪」記念歌碑」があった 2023.1.31)
この日の昼食は、赤ねぎラーメンが食べたくて、上山市弁天の「ラーメン処おいわけ」を丸11年ぶりに再訪。11月中旬からの冬季間限定で提供していて、内陸山形界隈で赤ねぎのラーメンが食べられるのはこの店のほかにはないのではないか。
赤ねぎラーメンの大盛り800+100円に、赤いかげそ天200円を添えて。
赤ねぎの彩りがそそり、焦げの入った焼きねぎにもホレボレ。スープの色は濃いものの塩辛さは抑えられ、ダシが強すぎないのでかぐわしい醤油香がぐっと引き立つ。麺はやや茹でが強いものの、全体として素朴ないい味わいだと思う。げそ天は大きなものが3本で、柔らかいが脚が細くて衣が厚く、格別美味だとは思わなかった。
水・木・金の週3日定休とハードルが高く、ここ何度か振られていた店だったが、ようやくにして赤ねぎラーメンを食べることができてよかった。

(「ラーメン処おいわけ」の赤ねぎラーメン)
午後の読書は、「短篇ベストコレクション 現代の小説2007」を60ページ余り読んで読了。
巻末の解説には2006年はどのような年だったかが簡潔に記されている。それによれば、トリノ五輪で荒川静香がイナバウアーを決めて金メダルを獲得し、秋篠宮夫妻に長男悠仁親王が誕生。一方では、いじめを苦にした子供たちの自殺が相継ぎ、我が子や他人の子を殺す親も。ライブドア社長の堀江貴文が「おカネで買えないものはない」と豪語し、「もの言う株主」で知られた村上ファンドの代表が逮捕されたのもこの年だったようだ。そんな中で「美しい国へ」などという奇天烈なスローガンで安倍晋三内閣が発足しているのだった。こうした事象を眺めると、わずか十数年前のことであるのに、ずいぶん昔のことのように思える。
後半のホラー、SF、ファンタジーのジャンルの作品ではかなりの中だるみを感じたのは、読み手である自分の好みの問題も大きく作用しているかもしれないが、いくら短編だからといって、思い付きでパパッとまとめたようなものを読まされてはかなわないと思わせるものもある。売文稼業でとにかく原稿用紙を埋めなければならない事情があることはわからないではないが、プロであるならば、そのことを読み手に軽々と見透かされてしまうようなもので金を取ってはいけない。その点、田口ランディ、あさのあつこ、石田衣良による最後の3編はしっかりした内容で、これぞプロの書き手であると納得できるのであった。
夕刻から夜にかけては、去年7月に録画していた映画「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」を観る。
ローリング・ストーンズが1981年に行ったアメリカ・ツアーの様子を収録した音楽ドキュメンタリーで、1983年公開のアメリカ映画。「アンダー・マイ・サム」に始まって、「夜をぶっとばせ(Let's Spend the Night Together)」「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」「ダイスをころがせ」「ミス・ユー」「レット・イット・ブリード」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ブラウン・シュガー」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「サティスファクション」など、懐かしい曲が目白押し。
ミック・ジャガーはアメフトのユニフォームスタイルのパンツをはいてくねくねとステージを歩き回り、セクシーだ。ギタリストのキース・リチャーズ、ビル・ワイマン、ロン・ウッドはくわえタバコでの演奏だ。
かなり楽しめたが、これってもう、40年以上も前の映像なのだな。

(「Let's Spend the Night Together」(1983)のワンシーン)
飲んだあとの夜の時間は娯楽本の時間。寝るまでに「ときどき意味もなくずんずん歩く」を40ページ読む。
23時前には眠りに落ちている。
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