fc2ブログ
 2023年5月中に仕入れた本は、次の9冊です。

1 四十九日のレシピ  伊吹有喜 ポプラ文庫 201111 古220
2 漂うままに島に着き  内澤旬子 朝日文庫 201907 古440
3 忌野旅日記  忌野清志郎 新潮文庫 199305 古220
4 インド旅行記3 東・西インド編  中谷美紀 幻冬舎文庫 200612 古330
5 マイクは死んでも離さない 「全日本プロレス」実況、黄金期の18年  倉持隆夫 新潮社 201001 古770
6 アガワ家の危ない食卓  阿川佐和子 新潮文庫 202210 古378
7 風待ちのひと  伊吹有喜 ポプラ文庫 201104 古220
8 鉄道ひとつばなし3  原武史 講談社現代新書 201103 古220
9 アジア沈殿旅日記  宮田珠己 ちくま文庫 201811 古330

49nichinore.jpg  tadayoumamani.jpg  imawanotabi.jpg

indoryokouki3.jpg  maikuwashindemo.jpg  agawakenoabu.jpg

kazemachino.jpg  tetsudohitotsubanashi3.jpg  asia chinden

 すべて古書で、6はアマゾンから、それ以外はブックオフオンラインの店舗取寄せで購入したもの。
 1と7は、自分にとって初モノとなる伊吹有喜(いぶきゆき)の2作。先に読んだオムニバスの「注文の多い料理小説集」(文春文庫、2020)に収録されていた彼女の「夏も近づく」がいい味わいだったので、評価されている初期作品を読んでみようと思って買ったもの。
 2は、宮田珠己、高野秀行とともに「エンタメノンフ文芸部」を結成しているという内澤旬子の、小豆島への移住顛末記というところに惹かれて。
 3は、旅の徒然に見聞きしたオカシなヤツらの笑えるウラ話をイマーノ言葉で語り尽くすというもので、泉谷しげる、山下洋輔、桑田佳祐など、音楽業界の重鎮が総登場するらしい。山下洋輔からの流れで見つけた本。
 4と8はともに、すでに入手済みの1、2と合わせて読むために。
 5は唯一の単行本で、プロレスの本をいくつか読んでいるうちに、1980年代の全日本中継の実況を担当していた倉持隆夫の名調子を思い出し、ぜひとも欲しくなったもの。
 6は、阿川弘之の「完全版 南蛮阿房列車(上)」(中公文庫、2018)を読み、その実娘のサワコは父をどう見ていたのかを知りたくなって。
 9は、宮田珠己の15冊目の購入本。

 というわけで、どれも読む理由がはっきりしているので、そのような気概で読めばきっと楽しいはずです。
 なお、総経費は3,028円でした。今どき新刊本なら、この金額ではせいぜい1冊がいいところだものなあ。

関連記事
Secret