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 榛名神社を発ったのは、正午近くになってからのこと。予定ではこのあと高崎に寄って、高崎のシンボルといわれる慈眼院の「高崎白衣大観音」を見て、日本最古の学校といわれる足利の「史跡足利学校」や、邑楽町(おうらまち)の「シンボルタワー・未来MiRAi」、さらには館林の「正田醤油正田記念館」、「旧上毛モスリン事務所」、「足尾鉱毒事件田中正造記念館」、板倉町の「歩いて行ける三県境(群馬県・栃木県・埼玉県)」、佐野の「惣宗寺(佐野厄よけ大師)」などにも足を運ぶつもりでいましたが、これらを見ていくのは無理だろうと諦め、ざっくりとカットします。いずれもう一度機会を設けて、利根川の左岸のこの界隈をめぐる必要がありそうです。

 この日の昼食は、群馬がパスタどころとして名をとどろかせていて、その中でもとりわけ有名な地元チェーン店の「シャンゴ」で食べたいと考えていました。「秘密のケンミンSHOW」でも紹介していた1972年創業のイタリア料理レストランです。
 県内に8店舗あり、予定していたルートであれば、全店舗中で最も東に位置する伊勢崎店がいいのかなと思っていましたが、高崎市内に入ったあたりでもう12時台後半になってしまったので、だったら高崎市内のシャンゴを探そうということになりました。
 ナビで調べると、現在地から最も近いのは「シャンゴ問屋町本店」です。よし、そこ!

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(シャンゴ問屋町本店)

 ボリュームたっぷりのカツパスタ・ミートソースとでもいうべき、シャンゴ風1,250円。この店が初めてならコレ!という人気メニューのようです。
 まるで八丁味噌を使っているかのような濃厚で甘味のある濃密なデミグラスソース。塩味があって味わい的には和風です。上州麦豚のとんかつがパスタの半分を覆ってトッピングされています。独特だなぁ、これ。サイズMでも乾麺ベースで200gあるといい、ボリュームもしっかり。若い男性たちにも好かれること間違いなしで、実際、パスタ屋としては意外にも、客のうち半分ほどは男性です。
 価格はけっこうするけど、おいしかったし、満足。選んで入った甲斐がありました。

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(シャンゴ風1,250円)

 高崎から高速を使いながら1時間半ほど車を飛ばして次に向かったのは、栃木市の「蔵の街」です。
 栃木市の中心部には、「小江戸とちぎ」「蔵の街」と言われる街区があり、それを象徴するかのように、100m以上も続く黒塀と蔵群が並び、その前を、遊覧船を浮かべた巴波(うずま)川が流れています。
 この川は江戸と川続きだったために、江戸~明治時代にかけて舟運が発達しました。現在残っている蔵や商家・旧家のほとんどがこの当時のものなのだそうです。
 日が傾き始めていますが、ここは時間をかけて歩いてみたい気にさせてくれます。栃木市役所の無料の立体駐車場に車を入れ、散策マップを見ながら蔵の街めぐりモデルコースを歩き始めます。

 「蔵の街大通り」を南下して、「山本有三ふるさと記念館」。
 江戸末期に建てられた見世蔵を改修・整備して、1997年に開館したものです。文豪・山本有三は栃木市出身。館内には、愛用の椅子や回転書架、帽子、服、自筆の原稿や映画化時のポスターなどが展示されているとのことです。

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(山本有三ふるさと記念館)

 蔵の街大通りを挟んで「山本有三ふるさと記念館」のほぼ向かいには、「とちぎ秋まつり」で披露される江戸型人形山車が展示されている「とちぎ山車会館」があり、その奥まったところには「蔵の街市民ギャラリー」があります。
 約200年前に建てられ、通称「おたすけ蔵」として市民に親しまれてきた土蔵。栃木市に現存する多数の蔵の中でも最古の土蔵群で、栃木の歴史の記念碑的な建物であるとのこと。その土蔵3棟を改修して、2003年から「とちぎ蔵の街美術館」として使用してきた施設をリニューアルし、2021年に市民ギャラリーとして無料開館したものです。

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(蔵の街市民ギャラリー)

 栃木市観光協会の「とちぎ蔵の街観光館」も立派。もと「八百金」の名で知られた荒物・麻苧問屋の店舗を活用しています。
 「とちぎ蔵の街観光館」の並びには歴史的建造物が連坦して立ち並んでいるところもあり、このあたりにこの町の歴史の厚みと風格が感じられます。

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(とちぎ蔵の街観光館)

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(歴史的建造物が並ぶ風景)


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