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 2023年11月21日(火)。

 飯坂温泉での旅館の朝、いつもどおり5時台に目が覚め、6時起床。前日の雨から一転して、快晴の朝だ。部屋のすぐ下が川になっていて、朝日を浴びた樹々が紅葉している。

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(旅館の部屋からは紅葉した樹々と青空が見える)

 6時45分からの朝食バイキングは、生野菜とフルーツをメインにしじみ汁とミルクと、「軽く」を意識するも、結局あれこれとってしまう。でもまあ、過去の反省を踏まえて、ある程度は抑制の効いたいいテイクになっていただろう。
 空いている大浴場でゆったりと朝風呂を楽しみ、9時半頃まで部屋で寛いで、のんびり出発する。

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(「伊東園ホテル飯坂叶や」の朝食バイキング)

 町場にある共同浴場「波来(はこ)湯」の利用客用の無料駐車場に車を入れて、飯坂温泉の街歩きを始める。
 そのひとつ目は、飯坂の観光でははずせないところであろう「旧堀切邸」。年中無休で入館無料という素晴らしい施設だ。
 16世紀、梅山太郎左衛門なる者が若狭国(福井県)から当地(昔の上飯坂村)に移住してきたことに始まる、地元名士の邸。大雨で氾濫した川を「堀を切って」食い止め、その地の「字」を堀切としたことにちなみ、「堀切」を名乗ったとのこと。市の整備事業により2010年、近代和風住宅の主屋、市指定文化財の十間蔵、ステージを備えた下蔵、源泉かけ流しの手湯・足湯などが復元、新築されたものだ。
 堀切氏は、地主経営のほか金融・酒造・生糸・鉄・塩など現在の商社の原型のような多角経営をこなし、蓄えた財力は農民の救済などにも積極的に寄付などした、人物だったという。

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(「旧堀切邸」の表門)

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(管理の行き届いた足湯・手湯)

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(主屋の内部)

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(庭園の紅葉の色づきがいい)

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(十間蔵)

 次は「鯖湖湯(さばこゆ)」。
 飯坂温泉には9カ所の共同浴場が町中に点在し、町民生活に寄与しているという。そのうちこの鯖湖湯は、飯坂で最も古い木造建築の共同浴場だ。昔は「佐波子」の字があてられていたという。
 唐様の屋根に湯気抜きの小屋をのせ、くすんだ木の色がレトロっぽく落ちつく風雅なつくり。隣には、巨大な樽型の分湯槽。1993年に改築されている。
 御影石の浴槽で、熱めの湯の単純温泉。何日か滞在するのであれば、こういう味のある浴場をめぐるのもいいかもしれない。飯坂温泉の一番の見どころはここなのだろうな。

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(鯖湖湯1)

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(鯖湖湯2)

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(鯖湖湯3)

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