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 「仙巌園(磯庭園)」と「尚古集成館」。
 駐車料300円がかかるほかに、庭園内にある「御殿」もあわせて見れば入園料1,500円とかなりエクスペンシブだ。しかし、せっかく来たのだから全部見てやろうじゃないの。
 まずは「仙巌園(磯庭園)」から。島津光久の別邸で、錦江湾を池、桜島を築山として築庭されたスケールの大きいものだ。わずか3日前にオープンしたばかりの「鹿児島世界文化遺産オリエンテーションセンター」、大砲を製造するためにつくられた反射炉の跡、1895年になってから建てられた正門、殿様の生活の一端を垣間見ることのできる質素ながらも立派な御殿などを見て、展望ポイントから桜島を眺める。

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「鹿児島世界文化遺産オリエンテーションセンター」は2019年11月1日に開館したばかり

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反射炉跡

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正門

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仙巌園の一角

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御殿の玄関with菊人形

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御殿の内部も見てまわる

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これ以上はなさそうな借景だ

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園内のここでも「西郷どん」のロケが行われた

 「尚古集成館」は、幕末に藩主島津斉彬が築いた工場群「集成館」の跡地にある、島津藩ゆかりの品々を展示する歴史資料館だ。建物は、薩英戦争で焼失したものを島津忠義が1865年に蒸気鉄工機械所として再興し、それがそのままの姿で残っている。

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尚古集成館1

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尚古集成館2

 熊本南部から薩摩半島にかけてはガソリンが高くて補給を我慢してきたが、ここにきて底をつき、インジケーターは残った走行可能距離が50kmだと告げている。鹿児島から北に進んだところにあるスタンドが安いことをスマホで調べて、そのボロいスタンドで給油する。ハイオクでリッター144.8円。しばらく160円台の価格表示を見慣れていたので、これは安すぎだし、これまでの旅の中でも最安だ。安く入れることができてうれしいのだが、反面大丈夫か?という気がしないでもないのだった。

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