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2020.01.03
九州旅201910 71 垂水~桜島
2019年11月5日(火)。
5時10分起床。「道の駅えびの」の朝は、内陸で盆地のためか、気温は8℃とかなり低めだ。
洗顔、用便、着替えと朝のルーチンをこなして6時近くになってもあたりは真っ暗。こう日が短くなると太陽の光はが貴重で、明るくなったらすぐに活動しないとすぐに日暮れが来てしまう。

道の駅えびの
3連休が終わってこの日からは「平時」が戻る。仕事から離れてしまうと毎日が日曜日でいいねぇみたいなことを言われがちだが、無職には無職なりの曜日感覚というものがあって、人が出て観光地も飲食店も夜の道の駅も混み混みなのを見れば、ああ今日は週末だなとわかる。平時に戻るとなぜだかうれしいのは現役時代とまったく逆なところだ。
通過してきた霧島高原には改めて戻る気にはなれず、これから進んでいく小林市には見渡す限りのコスモスが見られるという「生駒高原」があるのだが、早朝では入園できないのでここも省略することにする。
こうなると、最寄りとなる小林市のマックにまっすぐ行けば35分程度あれば着ける。朝はパンを牛乳とともに食べてしまったが、まずはここでログ付けをしよう。
「マクドナルド小林店」には7時に着いて、というか開店時刻に合わせて道の駅を6時半に発っている。コーラのMのみを頼んでパソコン作業に2時間弱をの充てる。
都城、曽於(そお)などを一気に通過、省略して、桜島方面へ。「道の駅たるみず」をナビに入力すると、73kmあり、1時間45分かかるという。どうも昨日から、鹿児島、宮崎の霧島周辺を行ったり来たりしているように感じてしまう。これはルーティングの段階でイマイチ整理されていなかったことが災いしている。こういうことがないようにしたかったのだが。
垂水(たるみず)市まで進出して走っていると、「太崎(たざき)観音」というビュースポットがあったので、停まって眺める。
眺めはいいのだが、地表に細かい砂がありやたらと埃っぽい。これは桜島の火山灰?
そういう目であたりを見ると、道路にも砂ぼこりが舞い上がり、ルーフやウインドウが真っ白になっている車も見受けられる。
「道の駅たるみず湯っ足り館」には10時半着。
全長60mの足湯がウリのようだが、当方のねらいは「ぶり大将」「桜勘かんぱち」を使った「漬け丼」なのだ。「イルカの見えるレストラン」は11時にならないと開かないので、売店で名産品の物色をして時間をつぶす。この地「牛根」は日本有数のブリの産地なのだと知る。
10月29日に大津町で食べた回転寿司屋以来の生魚だったことも手伝ってうまいのなんの。

「道の駅たるみず湯っ足り館」から望む桜島

「道の駅たるみず湯っ足り館」の「イルカの見えるレストラン」漬け丼
ここから先はしばらく桜島を反時計回りに一周する。
鹿児島のシンボルと言っていい桜島は、北岳・中岳・南岳と相接する複合活火山。1914年の噴火により大隅半島と陸続きになった。
「黒神埋没鳥居」。
噴火口の真西に当たる集落にある黒神中学校の横にあり、大正の大噴火で鳥居の大部分が火山灰に埋まり、現在は笠木しか確認できなくなっている。神社の本殿は灰の下に完全に埋まってしまっているという。
この集落の火山灰が最も多く、車の外側はもちろんのこと一度車を出入りしただけでフロアマットは灰だらけとなり、じっとしていても喉がイガイガしてくる。近くでは道路維持のためのロードスイーパーが2台で除灰作業をしていた。

黒神埋没鳥居

ロードスイーパーが灰塵を巻き上げながら作業していた
「鹿児島市船舶局・桜島フェリー」。
鹿児島港と桜島港を約15分で結んでいる。ちょうど鹿児島行きのフェリーが出航するところだった。片道運賃200円だし、これにも乗って見るべきだっただろうか。

鹿児島行きのフェリーが出航するところだった
「桜島ビジターセンター」。
ここで13分の映像を見て、桜島の歴史などについて学習する。錦江湾の奥が海底火山の火口になっていることや、北岳と新しい南岳の関係性なども知ることができた。

桜島ビジターセンター

資料館等では映像資料があれば必ず見るべきだと思う
「湯之平展望所」。
火口付近は入山規制が敷かれていて、ここは一般人が入れる火口に最も近い展望台なのだという。各車両はもうもうと砂埃を上げ、真っ白になって上っていくのだった。

「湯之平展望所」から見た北岳。大迫力だ
「赤水展望広場」。
ここまでくれば灰もだいぶ少なくなってホッとする。ここでは2004年8月に「長渕剛オールナイトコンサート」が行われたそうで、その記念モニュメントとして「叫びの肖像」がつくられていた。長渕がギターを抱えて桜島に向かって吠えている。

「赤水展望広場」から見る桜島

長渕(なのだろう)がギターを抱えて桜島に向かって吠える
5時10分起床。「道の駅えびの」の朝は、内陸で盆地のためか、気温は8℃とかなり低めだ。
洗顔、用便、着替えと朝のルーチンをこなして6時近くになってもあたりは真っ暗。こう日が短くなると太陽の光はが貴重で、明るくなったらすぐに活動しないとすぐに日暮れが来てしまう。

道の駅えびの
3連休が終わってこの日からは「平時」が戻る。仕事から離れてしまうと毎日が日曜日でいいねぇみたいなことを言われがちだが、無職には無職なりの曜日感覚というものがあって、人が出て観光地も飲食店も夜の道の駅も混み混みなのを見れば、ああ今日は週末だなとわかる。平時に戻るとなぜだかうれしいのは現役時代とまったく逆なところだ。
通過してきた霧島高原には改めて戻る気にはなれず、これから進んでいく小林市には見渡す限りのコスモスが見られるという「生駒高原」があるのだが、早朝では入園できないのでここも省略することにする。
こうなると、最寄りとなる小林市のマックにまっすぐ行けば35分程度あれば着ける。朝はパンを牛乳とともに食べてしまったが、まずはここでログ付けをしよう。
「マクドナルド小林店」には7時に着いて、というか開店時刻に合わせて道の駅を6時半に発っている。コーラのMのみを頼んでパソコン作業に2時間弱をの充てる。
都城、曽於(そお)などを一気に通過、省略して、桜島方面へ。「道の駅たるみず」をナビに入力すると、73kmあり、1時間45分かかるという。どうも昨日から、鹿児島、宮崎の霧島周辺を行ったり来たりしているように感じてしまう。これはルーティングの段階でイマイチ整理されていなかったことが災いしている。こういうことがないようにしたかったのだが。
垂水(たるみず)市まで進出して走っていると、「太崎(たざき)観音」というビュースポットがあったので、停まって眺める。
眺めはいいのだが、地表に細かい砂がありやたらと埃っぽい。これは桜島の火山灰?
そういう目であたりを見ると、道路にも砂ぼこりが舞い上がり、ルーフやウインドウが真っ白になっている車も見受けられる。
「道の駅たるみず湯っ足り館」には10時半着。
全長60mの足湯がウリのようだが、当方のねらいは「ぶり大将」「桜勘かんぱち」を使った「漬け丼」なのだ。「イルカの見えるレストラン」は11時にならないと開かないので、売店で名産品の物色をして時間をつぶす。この地「牛根」は日本有数のブリの産地なのだと知る。
10月29日に大津町で食べた回転寿司屋以来の生魚だったことも手伝ってうまいのなんの。

「道の駅たるみず湯っ足り館」から望む桜島

「道の駅たるみず湯っ足り館」の「イルカの見えるレストラン」漬け丼
ここから先はしばらく桜島を反時計回りに一周する。
鹿児島のシンボルと言っていい桜島は、北岳・中岳・南岳と相接する複合活火山。1914年の噴火により大隅半島と陸続きになった。
「黒神埋没鳥居」。
噴火口の真西に当たる集落にある黒神中学校の横にあり、大正の大噴火で鳥居の大部分が火山灰に埋まり、現在は笠木しか確認できなくなっている。神社の本殿は灰の下に完全に埋まってしまっているという。
この集落の火山灰が最も多く、車の外側はもちろんのこと一度車を出入りしただけでフロアマットは灰だらけとなり、じっとしていても喉がイガイガしてくる。近くでは道路維持のためのロードスイーパーが2台で除灰作業をしていた。

黒神埋没鳥居

ロードスイーパーが灰塵を巻き上げながら作業していた
「鹿児島市船舶局・桜島フェリー」。
鹿児島港と桜島港を約15分で結んでいる。ちょうど鹿児島行きのフェリーが出航するところだった。片道運賃200円だし、これにも乗って見るべきだっただろうか。

鹿児島行きのフェリーが出航するところだった
「桜島ビジターセンター」。
ここで13分の映像を見て、桜島の歴史などについて学習する。錦江湾の奥が海底火山の火口になっていることや、北岳と新しい南岳の関係性なども知ることができた。

桜島ビジターセンター

資料館等では映像資料があれば必ず見るべきだと思う
「湯之平展望所」。
火口付近は入山規制が敷かれていて、ここは一般人が入れる火口に最も近い展望台なのだという。各車両はもうもうと砂埃を上げ、真っ白になって上っていくのだった。

「湯之平展望所」から見た北岳。大迫力だ
「赤水展望広場」。
ここまでくれば灰もだいぶ少なくなってホッとする。ここでは2004年8月に「長渕剛オールナイトコンサート」が行われたそうで、その記念モニュメントとして「叫びの肖像」がつくられていた。長渕がギターを抱えて桜島に向かって吠えている。

「赤水展望広場」から見る桜島

長渕(なのだろう)がギターを抱えて桜島に向かって吠える
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