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 2020年9月29日(火)。
 6時20分起床。いよいよ山陽旅への出発の日を迎えた。この日、日本はどこも秋晴れのいい一日になるようだ。
 しばらく使わないベッドの寝具類をすべて剥がして洗濯にまわし、パソコンでの朝ルーチン処理をし、車のリアシートの汚れを掃除機で吸い取り、荷物を車に入れて、10時に家をスタートする。

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(出発前に家の前で相棒フォレスターを1枚)

 11時過ぎ、街道筋の飯豊町にある「いわはなや食堂」でみそラーメンを食べる。ここに入るのは10年ぶりとなる。脂が少なく素直な味の味噌スープがおいしい。それに入るのは米沢風の細縮れ麺だった。

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(「いわはなや食堂」のみそラーメン)

 そこから約2時間走って、新潟市の中心部を過ぎた郊外に当たる西区で給油をする。そのあたりはハイオクがリッター134円と格安で、地元山形の最安店で入れるよりも実質5円ぐらいは安い。その先の柏崎ではもっと安い店を見つけたので、戻るときにはそこを使おうと思う。

 さらに2時間半以上走って16時半、「道の駅うみてらす名立」でトイレ休憩。ここは何度か利用しているが、閉店時間が近いためか、いつもよりも客と産直店の品数が少ない。すでにステイモードに入っているキャンピングカーなどの車旅派が数台。こちらもそろそろ御同様のモードに入りたいが、もっと進んでおかないと。

 糸魚川を過ぎ、親不知あたりで夕焼けとなり、この日雲の中に日が沈んだのは17時25分だった。
 日の入りを頻繁に眺めることになるのも車旅ならではのことだ。

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(親不知の日没)

 19時過ぎ、富山県上市町にある「つるぎふれあい館アルプスの湯」で入浴とする。610円だが、JAF割が効いて560円。これなら銭湯の料金と大きく変わらず格安感がある。
 浴室が広く、広めの大浴槽の湯は熱めでいい気持ちだ。サウナ、ミストサウナ、歩行浴、泡風呂と一通りそろっている。露天風呂は人口炭酸泉で、浸かっていると全身に泡が付くのがおもしろい。アロマ風呂はラベンダーとカミツレの香り。利用客が少なく、洗い場もゆったりと使える。
 旅に入る前に久住昌之の「ちゃっかり温泉」を読んでいて、風呂上がりにコーヒー牛乳を飲む場面があったので、同じように飲もうかと思ったが、ここの場合は紙パック入りのカフェオレなどしかなかったので飲まず。温泉ならやはり瓶じゃなきゃなあ。
 いずれにしても、始めにいい風呂に当たって、旅の前途は明るい。

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(つるぎふれあい館アルプスの湯)

 今夜のステイは、近くにマックがある「道の駅砺波」に決めて、さらに1時間以上走る。
 途中、「すき家 立山利田店」があったので、ここで軽く食べていこうと入店する。
 店側が売り出しにかかっているオム牛丼の並盛りとサラダセット、690円をチョイス。
 なぜか豚汁が付いている。なにかサービス期間でもがあるのかなとある程度食べ進んだが、レシートを見ると注文していないものが入って910円となっている。どうやら豚汁は間違いだったようで、指摘すると豚汁が下げられて普通の味噌汁が運ばれてきたのだった。
 軽く食べるつもりがけっこうヘヴィになった。

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(「すき家 立山利田店」のオム牛丼並盛り+サラダセット)

 今晩はなんだか飲まなくてもいい気分になっている。だいぶ走ったので身体のどこかは多分疲れているだろうし、今夜は飲まずにすぐに寝ようと決める。家にいれば飲まない日なんてそうそうあるものではないのに。

 コンビニに寄らずにまっすぐ「道の駅砺波」に入ったのは21時40分。ほぼすぐに歯を磨き、リアシートのベッドメイクをし、耳栓をして寝る体勢へ。
 飲んでいない脳は元気だし、旅の興奮もあって少しの間は寝付けなかったが、30分後には寝入っていたと思う。

 9月29日の走行距離は432kmとよく走った。

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