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2021.02.01 20210131 日
 8時近くまで布団の中でごろごろと過ごす。部屋は夜間電力の蓄熱暖房機を使っているので、朝の7時過ぎあたりが最も暖かい。このぬくぬくとした部屋で惰眠を貪れるのはなんとステキなことか。それでも若い頃のように目が覚めたらもう昼近くになっていたというようなことはなく、7時台には起きている。
 腰あたりに重だるい感じがあるのは、そうか、昨日雪かきをしたからだ。たいした働きをしているつもりはないのに、疲労だけはきちんと蓄積される。こういうところに老いを感じてしまうのだよな。
 今朝も新雪が積もっているが、増えたのは5cmほどだろうか。この程度なら今朝は雪かきをしなくていいだろうと自分に甘く囁いて、ほっとしながらこの日の活動を始める。
 いつものように、モノカキとブログ記事公開から。

 午前中は、昨晩観た司馬遼太郎関連のテレビ番組にインスパイアされて、司馬に関する情報収集に充てる。いろいろ調べていると、「一平二太郎」(藤沢周平、司馬遼󠄁太郎、池波正太郎)という造語があり、それは「大人の日本人男子」の嗜みとして読むべき作家であるとあった。なるほどな。
 司馬の幕末物はすでに「坂の上の雲」を通読し終え、また「世に棲む日日」をストックしていていつでも読める状態になっているが、これのほかに「街道をゆく」の未読分も全部読みたくなった。藤沢周平の文庫本を近々すべて読み終えるので、2021年は司馬遼太郎の年になるのかもしれない。池波正太郎もいずれ。

shibaryo 202101
(司馬遼太郎)

 多少なりとも日が照ってきた10時過ぎには外出して、早めの昼食をとる。
 北町にあった「山形北町食堂(まいどおおきに食堂)」が、コロナの休業後もなかなか再開せずどうしたのかなと思っているうちに、去年11月に「めしや亭山形北町食堂」として再オープンしていることを知ったので、このたび初訪問してみた。まいどおおきに系からは離脱したようだが、店内は内装デザインが変わった程度でつくりはそのままだし、並んでいるおかず類もほぼ変更はないように思える。
 ごはん大盛りでも同料金の納豆定食290円に、イカフライ(165円)とちくわと焼き麩の卵とじ(110円)を加えて、565円。パック入りの納豆には刻みネギを添えてくれるし、納豆ご飯をくるむ味付け海苔も付き、十分に納得できる内容だ。ごはんもマンガ盛り。(笑) 味噌汁はなめこ汁だった。日常的に食べるめしはこれでいい。というか、これでも充実し過ぎていると思う。

 正午前には戻って、「大阪国際女子マラソン」@大阪長居公園の生中継を観る。コロナ対策として異例の周回コースでの開催となる。ペースメーカーに川内優輝などの男子選手を起用して、一部に物議を醸し出してもいる。
 レースははじめから一山麻緒と前田穂南の一騎打ちの様相。3人の男子ペースメーカーとこの二人しか画面に映らないし、同じところを15周するだけなので景色も変わらず、見ていて楽しいものではない。スタジアムに入る直前までペースメーカーに導かれて走るレースって、いったいどんな意義があるのだろうという疑問も。それでも日本記録には及ばず、一山がなんとか大会記録を更新して終わった。やはりマラソンとか駅伝は、ロードレースでなければならないと思った。
 それと、今回、外国人選手は出ていたのだろうか? ちっとも“国際”的ではなかったな。

okaka kokusai 20210131
(大阪国際女子マラソンの先頭集団。なのだが、この構図は今どきヘンではないか)

 今夜も飲み方は19時から。というか、いつもこの時間になるまでは飲むのを我慢している。
 飲みながら観たのは、東海汽船創立130周年記念番組の「~繋ぐ~ 東京諸島の魅力と新たな船の旅立ち」。セブンアイランド結というジェットフォイルと、3代目のさるびあ丸の2船が新規就航し、大島、利島、新島、式根島、神津島を結んでいるらしい。いずれ機会があれば未踏のこれらの島にも行ってみたいものだ。
 「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」の沖縄那覇旭橋&台湾湖口(フーコウ)編。那覇では、ナビゲーターのヒロシが辻の波之上宮近くにある「○や食堂」でみそ汁を食べていた。外観を改修してしまったが、それでもこの建物は極めて味のある風情を遺している。味噌汁で550円もするの?と言いながら注文したが、定食で出てきたものを見て納得していた。

maruya 202101
(改装以前はこんなだった、那覇の「○や食堂」)

 この日の読書は、「いやよいやよも旅のうち」を50ページ余り読んで読了。これが1月に読み終えた11冊目となる。ほかには、「天地に燦たり」を30ページ。

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