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2019.07.06
北陸・山陰旅行記34 20190530(木)の1 米子~境港
6時前には起床して、7時過ぎまで道の駅に滞留。朝日が眩しく、今日も晴れの天気だ。
7時に開く「マクドナルド米子店」に入って、旅の記録書きのノマドワークをする。マフィン、ハッシュポテト、ドリンクMのセット350円で、電源を確保して1時間半ほど作業ができるのは値打ちモノだ。
この日は境港、安来、松江を見て松江周辺で入浴、宿泊をするという計画でスタートする。
境港方面へと進み、途中に「米子鬼太郎空港」があったので寄ってみる。広い駐車場に車がずらり。ビル内は少しつくりが複雑で、あまり開放的な印象は受けない。羽田行きは1日3便あるようだ。
山陰には東から鳥取、米子、出雲、益田の石見と、ローカル空港が多い。

米子鬼太郎空港

空港内部。鯨のような不思議な物体には妖怪たちが取り付いている
境港のメイン観光地となっている「水木しげるロード」へ。
境港駅から本町アーケードまでの全長約800mの間に、水木しげるの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを中心に日本各地の妖怪たちをモチーフとした銅像など多数のオブジェが設置されているという、ユニークなものだ。
境港の駅舎は隠岐島行きのフェリーターミナルと合築されていて、港のすぐそばにある。島好きとしてはまずフェリー乗り場をチェックして、停泊していた海保の巡視船「おき」と海峡になっている「境水道」を撮影する。

巡視船「おき」と「境水道」
境港の駅前に立った段階ですでに驚愕。ナンダコレハと思うほどに妖怪だらけなのだった。建物の壁には巨大な妖怪壁画があり、たまたま入線してきた境線を走る列車も妖怪の絵柄のラッピングが施されているし、照明灯は目玉親父そのものだし、駅前広場では「世界妖怪会議」なるものが開かれているのだった。

駅を出ると、執筆中の水木しげるセンセイがお出迎え

巨大妖怪壁画

終着駅の境港駅に「ねこ娘列車」が着いた

街灯も目玉親父風だ

駅の奥側では「世界妖怪会議」が開かれていた
駅舎から左手のほうに伸びる「水木しげるロード」もこれでもか状態で、あちこちに妖怪の像が立ち並んでいる。「河童の泉」、「妖怪神社」、大正川の両橋詰の状況、妖怪、ゲゲゲなどが名前に入っている土産店ばかりの商店街、「水木しげる記念館」とその前の「ゲゲゲの妖怪楽園」などを見て歩く。歩道にも小さいのから大きいのまで100体を超す妖怪たちの銅像があるのだった。

河童の泉

ねずみ男が握手を求めてきた

妖怪神社

商店街もこんなふうになってしまっている。左手は電気工事店なのだが…

水木しげる記念館

戻った境港駅には「鬼太郎列車」が入線していた
この企画、あまりにもすごくて、ここまで徹底してやっちゃうかと唖然とするばかりなのだが、脳裏にちらつくのは「やり過ぎ」という言葉。商店街にはかつては地元民が必要とするものを売る店が並んでいたのだろうが、そのような店は激減し、多くが妖怪という世にも不思議なものを売り物にする土産店ばかりが並ぶようになった。つまりは、この企画によって本来の商店街が破壊しつくされたということにはならないか。
地元出身の漫画家が描く妖怪の世界観をテーマとした観光名所として広く知られるようになり、外からはいいほうに評価されるかもしれないが、地元民の多くは「変な町になっちまったなあ」と思っているのが正直なところなのではないか。
1時間半かけてじっくり歩いて、一見の者としてはすごく楽しませてもらった。
7時に開く「マクドナルド米子店」に入って、旅の記録書きのノマドワークをする。マフィン、ハッシュポテト、ドリンクMのセット350円で、電源を確保して1時間半ほど作業ができるのは値打ちモノだ。
この日は境港、安来、松江を見て松江周辺で入浴、宿泊をするという計画でスタートする。
境港方面へと進み、途中に「米子鬼太郎空港」があったので寄ってみる。広い駐車場に車がずらり。ビル内は少しつくりが複雑で、あまり開放的な印象は受けない。羽田行きは1日3便あるようだ。
山陰には東から鳥取、米子、出雲、益田の石見と、ローカル空港が多い。

米子鬼太郎空港

空港内部。鯨のような不思議な物体には妖怪たちが取り付いている
境港のメイン観光地となっている「水木しげるロード」へ。
境港駅から本町アーケードまでの全長約800mの間に、水木しげるの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターを中心に日本各地の妖怪たちをモチーフとした銅像など多数のオブジェが設置されているという、ユニークなものだ。
境港の駅舎は隠岐島行きのフェリーターミナルと合築されていて、港のすぐそばにある。島好きとしてはまずフェリー乗り場をチェックして、停泊していた海保の巡視船「おき」と海峡になっている「境水道」を撮影する。

巡視船「おき」と「境水道」
境港の駅前に立った段階ですでに驚愕。ナンダコレハと思うほどに妖怪だらけなのだった。建物の壁には巨大な妖怪壁画があり、たまたま入線してきた境線を走る列車も妖怪の絵柄のラッピングが施されているし、照明灯は目玉親父そのものだし、駅前広場では「世界妖怪会議」なるものが開かれているのだった。

駅を出ると、執筆中の水木しげるセンセイがお出迎え

巨大妖怪壁画

終着駅の境港駅に「ねこ娘列車」が着いた

街灯も目玉親父風だ

駅の奥側では「世界妖怪会議」が開かれていた
駅舎から左手のほうに伸びる「水木しげるロード」もこれでもか状態で、あちこちに妖怪の像が立ち並んでいる。「河童の泉」、「妖怪神社」、大正川の両橋詰の状況、妖怪、ゲゲゲなどが名前に入っている土産店ばかりの商店街、「水木しげる記念館」とその前の「ゲゲゲの妖怪楽園」などを見て歩く。歩道にも小さいのから大きいのまで100体を超す妖怪たちの銅像があるのだった。

河童の泉

ねずみ男が握手を求めてきた

妖怪神社

商店街もこんなふうになってしまっている。左手は電気工事店なのだが…

水木しげる記念館

戻った境港駅には「鬼太郎列車」が入線していた
この企画、あまりにもすごくて、ここまで徹底してやっちゃうかと唖然とするばかりなのだが、脳裏にちらつくのは「やり過ぎ」という言葉。商店街にはかつては地元民が必要とするものを売る店が並んでいたのだろうが、そのような店は激減し、多くが妖怪という世にも不思議なものを売り物にする土産店ばかりが並ぶようになった。つまりは、この企画によって本来の商店街が破壊しつくされたということにはならないか。
地元出身の漫画家が描く妖怪の世界観をテーマとした観光名所として広く知られるようになり、外からはいいほうに評価されるかもしれないが、地元民の多くは「変な町になっちまったなあ」と思っているのが正直なところなのではないか。
1時間半かけてじっくり歩いて、一見の者としてはすごく楽しませてもらった。
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