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2019.07.07
北陸・山陰旅行記35 20190530(木)の2 境港~安来~松江
境港市にはユニークな橋が2つある。その一つめは、境水道をまたいで松江市へと抜ける「境水道大橋」だ。全長709m、桁下空高は40mある。橋は眺めるのもいいが、渡ってみてこそ味がわかるというもの。でも写真がないと。ということで、渡ったあとに近くで撮影してみた。
撮影したところは、島根半島の東の突先にある美保関(みほのせき)へと続く道。せっかく来たのだからそこにも寄ってみようか。
途中「男女岩」があったので見る。これで「めおといわ」と読むようだが、2つの岩はまさに男と女。2つの岩が注連縄様のものでつながっているのがいい。ちなみに、手前の岩には穴が開いているのだが、それはこの写真には写っていない。(載せられない?!)

境水道大橋

男女岩
20分ほど走って着いた「美保関灯台」。駐車場の展望台からは南側が見渡せて、大山の雄姿が霞んで見える。
駐車場から遊歩道を5分ほど進んだところにあった灯台は、赤い屋根の建物と真っ白な灯台が空の青とマッチして実に美しい。1898年建設。灯台から日本海側に隠岐の島が見えるはずだが、この日は霞んで見えないのが残念だった。

白・赤・青。日本の灯台ではないような眺めだ

美保関灯台
帰路には、美保関集落にある「美保神社」も見る。鄙にあっても立派な構えの神社で、茅葺の大きな随神門があり、三方がオープンになっている開放的な拝殿がユニークだ。総額12億円の大造営計画があるようで、これまでの境内内の建物の並びとは全く変わってしまうことが窺えた。松江東高校の女子学生たちが美保集落に散開して写生をしていた。

美保神社では女子高生が絵を描いていた。暑い中ご苦労さん

三方がオープンになっている開放的な拝殿。東北地方ではこういうつくりは見かけない
境港市に戻ってきて、もうひとつ、「江島大橋」を見る。境港市と島根の松江市との間にかかる境港臨港道路江島幹線の橋。全長1.7kmで、目を引くのが勾配。島根側は6.1%もあるまっすぐな橋のつくりが空に向かって続く道のように見えないこともない。
島根側の橋詰から撮ってみたがうまくいかず。諦めて帰ろうと、車の中から撮ったのが2枚目。こっちのほうが多少なりとも臨場感はあるような気がするが、そうでもないか。

橋の袂から

運転席から。迫力が伝わっていないかも
米子に戻り14時となり、ここで遅い昼飯。またもや医者の言葉を思い出し、まいどおおきに食堂系の「ごはんや米子三柳食堂」でマイセレクションを食べる。アジフライ、野菜炒め、里芋のあんかけ、ポテサラで626円。芋系が多かったようだ。

「ごはんや米子三柳食堂」のマイセレクション
わざわざ米子に戻ったのは、このあとさらに安来市に戻って、「安来節演芸館」に行くため。ここでは安来節の公演が4回あって楽しめるのだ。
演芸館には15時着。本日4回目の公演は15時半からということで、しばらくの間安来節を紹介する映像を見て待つ。映像では、安来節の歌い手などが家元形式をとっていて、家元「渡部お糸」は襲名制で現在4代目だという。
公演にはその4代目が登場して正調安来節を披露する。映像で知ったところによれば4代目はバスガイド出身で、MCはまさにバスガイド時代そのもの。18人の観客1組ごとにどこから来たのかを問うのだが、やはり山形からというのは最遠だった。
正調安来節のほかに「銭太鼓」、「どじょうすくい」、観客のどじょうすくい体験などもあって楽しめた。

安来節演芸館

演芸館の内部。立派です

4代目家元の渡部お糸当人が安来節を熱唱
その後ようやくにして松江入りしたのは17時近く。松江城だけは今日のうちに見ておこうかと行ってみたが、城は官庁街にあり、帰宅時のラッシュと重なり渋滞がひどい上に、外周を回ってみてその広さと内容の濃さが感じ取られたため、日を変えて見ることにする。
それにしても、松江の道路は立派で広々としている。しかし、途中通った「大手門通り」をはじめとして、中都市としてはそれらの一部は必要以上に広すぎるような気がするのだが、どうだろう。
夕食は、まだ腹がこなれていないが松江市内で食べてしまおう。通りかかった店の「山陰ちゃんぽん」に惹かれて入店。「らーめん茶屋てまり」という店。店の人気ナンバーワンの山陰ちゃんぽんをいくべきだろうが、どばっと汗をかきそうなので自重し、山陰皿うどん800円をチョイス。
でかい! そして、あんがたっぷりだ。これに自慢のソースと、後半は酢を足し入れて食べ、満腹に。

「らーめん茶屋てまり」の山陰皿うどん
風呂に入りに、松江周辺では少ない日帰り入浴施設の中から「多久の湯」を選び20分ほどかけて行くも、なんと木曜日は休み。えーっ。松江市内に戻っても風呂はないので、この際もう少し西のほうに足を延ばして、玉造温泉にある「玉造温泉ゆ~ゆ」に行くことにし、松江は帰路に改めて寄ることにして、往路時のスルーが決定する。
「ゆ~ゆ」の風呂は5階にあり、広々としてゆったり入れてJAF割引の400円。いい風呂だった。
今夜の泊地に着いたのは20時過ぎとなり、出雲市の手前にある「道の駅湯の川」。幹線沿いの、広い駐車場を備えた道の駅で、そのわりと奥まった場所に駐車して、今夜の安住の地を得る。
缶ビールとハイボールを飲んで22時前に就寝。
5月30日の走行距離は175km。
撮影したところは、島根半島の東の突先にある美保関(みほのせき)へと続く道。せっかく来たのだからそこにも寄ってみようか。
途中「男女岩」があったので見る。これで「めおといわ」と読むようだが、2つの岩はまさに男と女。2つの岩が注連縄様のものでつながっているのがいい。ちなみに、手前の岩には穴が開いているのだが、それはこの写真には写っていない。(載せられない?!)

境水道大橋

男女岩
20分ほど走って着いた「美保関灯台」。駐車場の展望台からは南側が見渡せて、大山の雄姿が霞んで見える。
駐車場から遊歩道を5分ほど進んだところにあった灯台は、赤い屋根の建物と真っ白な灯台が空の青とマッチして実に美しい。1898年建設。灯台から日本海側に隠岐の島が見えるはずだが、この日は霞んで見えないのが残念だった。

白・赤・青。日本の灯台ではないような眺めだ

美保関灯台
帰路には、美保関集落にある「美保神社」も見る。鄙にあっても立派な構えの神社で、茅葺の大きな随神門があり、三方がオープンになっている開放的な拝殿がユニークだ。総額12億円の大造営計画があるようで、これまでの境内内の建物の並びとは全く変わってしまうことが窺えた。松江東高校の女子学生たちが美保集落に散開して写生をしていた。

美保神社では女子高生が絵を描いていた。暑い中ご苦労さん

三方がオープンになっている開放的な拝殿。東北地方ではこういうつくりは見かけない
境港市に戻ってきて、もうひとつ、「江島大橋」を見る。境港市と島根の松江市との間にかかる境港臨港道路江島幹線の橋。全長1.7kmで、目を引くのが勾配。島根側は6.1%もあるまっすぐな橋のつくりが空に向かって続く道のように見えないこともない。
島根側の橋詰から撮ってみたがうまくいかず。諦めて帰ろうと、車の中から撮ったのが2枚目。こっちのほうが多少なりとも臨場感はあるような気がするが、そうでもないか。

橋の袂から

運転席から。迫力が伝わっていないかも
米子に戻り14時となり、ここで遅い昼飯。またもや医者の言葉を思い出し、まいどおおきに食堂系の「ごはんや米子三柳食堂」でマイセレクションを食べる。アジフライ、野菜炒め、里芋のあんかけ、ポテサラで626円。芋系が多かったようだ。

「ごはんや米子三柳食堂」のマイセレクション
わざわざ米子に戻ったのは、このあとさらに安来市に戻って、「安来節演芸館」に行くため。ここでは安来節の公演が4回あって楽しめるのだ。
演芸館には15時着。本日4回目の公演は15時半からということで、しばらくの間安来節を紹介する映像を見て待つ。映像では、安来節の歌い手などが家元形式をとっていて、家元「渡部お糸」は襲名制で現在4代目だという。
公演にはその4代目が登場して正調安来節を披露する。映像で知ったところによれば4代目はバスガイド出身で、MCはまさにバスガイド時代そのもの。18人の観客1組ごとにどこから来たのかを問うのだが、やはり山形からというのは最遠だった。
正調安来節のほかに「銭太鼓」、「どじょうすくい」、観客のどじょうすくい体験などもあって楽しめた。

安来節演芸館

演芸館の内部。立派です

4代目家元の渡部お糸当人が安来節を熱唱
その後ようやくにして松江入りしたのは17時近く。松江城だけは今日のうちに見ておこうかと行ってみたが、城は官庁街にあり、帰宅時のラッシュと重なり渋滞がひどい上に、外周を回ってみてその広さと内容の濃さが感じ取られたため、日を変えて見ることにする。
それにしても、松江の道路は立派で広々としている。しかし、途中通った「大手門通り」をはじめとして、中都市としてはそれらの一部は必要以上に広すぎるような気がするのだが、どうだろう。
夕食は、まだ腹がこなれていないが松江市内で食べてしまおう。通りかかった店の「山陰ちゃんぽん」に惹かれて入店。「らーめん茶屋てまり」という店。店の人気ナンバーワンの山陰ちゃんぽんをいくべきだろうが、どばっと汗をかきそうなので自重し、山陰皿うどん800円をチョイス。
でかい! そして、あんがたっぷりだ。これに自慢のソースと、後半は酢を足し入れて食べ、満腹に。

「らーめん茶屋てまり」の山陰皿うどん
風呂に入りに、松江周辺では少ない日帰り入浴施設の中から「多久の湯」を選び20分ほどかけて行くも、なんと木曜日は休み。えーっ。松江市内に戻っても風呂はないので、この際もう少し西のほうに足を延ばして、玉造温泉にある「玉造温泉ゆ~ゆ」に行くことにし、松江は帰路に改めて寄ることにして、往路時のスルーが決定する。
「ゆ~ゆ」の風呂は5階にあり、広々としてゆったり入れてJAF割引の400円。いい風呂だった。
今夜の泊地に着いたのは20時過ぎとなり、出雲市の手前にある「道の駅湯の川」。幹線沿いの、広い駐車場を備えた道の駅で、そのわりと奥まった場所に駐車して、今夜の安住の地を得る。
缶ビールとハイボールを飲んで22時前に就寝。
5月30日の走行距離は175km。
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